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公開番号
2025146267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046943
出願日
2024-03-22
発明の名称
遠隔検査装置、遠隔検査方法及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社栗本鐵工所
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250926BHJP(計算;計数)
要約
【課題】現場で測定された感覚情報を単に再現する場合に比べ、遠隔地の検査対象物の状態をより的確に把握することができる遠隔検査装置を提供する。
【解決手段】感覚センサを用いて遠隔地の検査対象物を測定して得られる測定センサデータを取得する取得部と、測定センサデータに基づいて検査対象物から生ずる感覚を再現する感覚再現部と、再現する感覚の選択操作を受け付ける操作部と、前記操作部が受け付けた選択操作に応じて、前記取得部が取得した測定センサデータに基づく感覚と、所定参照状態にある検査対象物を測定して得られる測定センサデータに基づく感覚とを前記感覚再現部に再現させる制御部とを備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
感覚センサを用いて遠隔地の検査対象物を測定して得られる測定センサデータを取得する取得部と、
測定センサデータに基づいて検査対象物から生ずる感覚を再現する感覚再現部と、
再現する感覚の選択操作を受け付ける操作部と、
前記操作部が受け付けた選択操作に応じて、前記取得部が取得した測定センサデータに基づく感覚と、所定参照状態にある検査対象物を測定して得られる測定センサデータに基づく感覚とを前記感覚再現部に再現させる制御部と
を備える遠隔検査装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
検査対象物の種類と、前記所定参照状態にある検査対象物を測定して得られる測定センサデータ又は該測定センサデータに基づく感覚再現用のデータとを対応付けて記憶する記憶部を備え、
前記取得部は、検査対象物の種類を特定するための情報を取得し、
前記制御部は、
取得した情報に基づいて検査対象物の種類を特定し、
特定された検査対象物の種類に対応する測定センサデータ又は感覚再現用のデータを読み出して、前記所定参照状態にある検査対象物から生ずる感覚を前記感覚再現部に再現させる
請求項1に記載の遠隔検査装置。
【請求項3】
検査対象物の種類を特定するための情報は、検査対象物を撮像して得られる画像データを含む
請求項2に記載の遠隔検査装置。
【請求項4】
検査対象物の撮像画像又は仮想画像に、検査対象物から生ずる感覚の再現を指示するためのアイコンと、再現する感覚を切り替えるための切替アイコンとを表示する表示部を備え、
前記制御部は、
前記切替アイコンが操作された場合、再現対象の感覚を、取得した測定センサデータに基づく感覚から前記所定参照状態にある検査対象物の測定センサデータに基づく感覚へ切り替え、又は前記所定参照状態にある検査対象物の測定センサデータに基づく感覚から取得した測定センサデータに基づく感覚へ切り替える
請求項1又は請求項2に記載の遠隔検査装置。
【請求項5】
前記所定参照状態は、
正常時の検査対象物の状態又は一又は複数の異常時の検査対象物の状態を含む
請求項1又は請求項2に記載の遠隔検査装置。
【請求項6】
前記所定参照状態は、
正常時の検査対象物の状態及び一又は複数の異常時の検査対象物の状態を含む、
請求項1又は請求項2に記載の遠隔検査装置。
【請求項7】
検査対象物の撮像画像又は仮想画像に、検査対象物から生ずる感覚の再現を指示するためのアイコンを表示する表示部を備え、
前記制御部は、
取得した測定センサデータに基づく感覚を再現する場合と、前記所定参照状態にある検査対象物の測定センサデータに基づく感覚を再現する場合とで、前記アイコンの表示態様を変更し、又は再現する感覚の別を示す画像又は記号を表示する
請求項1又は請求項2に記載の遠隔検査装置。
【請求項8】
測定センサデータは検査対象物の測定日時情報を含み、
検査対象物の撮像画像又は仮想画像に、検査対象物から生ずる感覚の再現を指示するためのアイコンを表示する表示部を備え、
前記制御部は、
取得した測定センサデータに基づく感覚を再現する場合、前記アイコンと、前記測定日時情報を示す測定日時画像とを表示し、
前記所定参照状態にある検査対象物から生ずる感覚を再現する場合、前記測定日時画像に代えて前記所定参照状態の検査対象物から生ずる感覚であることを示す画像又は記号を表示する
請求項1又は請求項2に記載の遠隔検査装置。
【請求項9】
測定センサデータは、触覚データ、力覚データ、振動データ、温度データ、音データ、及び嗅覚データの少なくとも一つを含む
請求項1又は請求項2に記載の遠隔検査装置。
【請求項10】
前記取得部は、
検査対象物から生ずる感覚に影響を与える環境を示す環境データを取得し、
前記所定参照状態にある検査対象物から生ずる感覚は環境によって異なり、
前記制御部は、
前記所定参照状態にある検査対象物から生ずる感覚を環境データに応じて前記感覚再現部に再現させる
請求項1又は請求項2に記載の遠隔検査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、遠隔検査装置、遠隔検査方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、人手不足が問題化しており、熟練者が遠隔地の現場作業員を支援する遠隔作業支援がさまざまなシーンで活用されている。
【0003】
特許文献1には、現場において測定された感覚情報と、感覚情報の測定位置とを取得する取得部と、支援者の入力を受け付けるユーザ入力部と、表示部と、感覚情報を再現する感覚再現部と、取得した測定位置に基づいて、現場または模擬現場内の感覚情報の測定位置を表わすためのアイコンを表示部に表示し、ユーザ入力部を通じて支援者がアイコンを選択したことにより、感覚再現部に感覚情報を再現させる制御部とを備える遠隔検査装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/276116号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、現場で測定された感覚情報を遠隔地で完全に再現することは難しく、熟練者であっても再現された感覚情報が意味するものを把握することが困難であるという技術的な問題があった。例えば、保守点検の検査対象物の再現された触覚情報が、検査対象物の正常な触覚情報であるか否かを判断することは必ずしも容易ではない。
【0006】
本開示の目的は、現場で測定された感覚情報を単に再現する場合に比べ、遠隔地の検査対象物の状態をより的確に把握することができる遠隔検査装置、遠隔検査方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一側面に係る遠隔検査装置は、感覚センサを用いて遠隔地の検査対象物を測定して得られる測定センサデータを取得する取得部と、測定センサデータに基づいて検査対象物から生ずる感覚を再現する感覚再現部と、再現する感覚の選択操作を受け付ける操作部と、前記操作部が受け付けた選択操作に応じて、前記取得部が取得した測定センサデータに基づく感覚と、所定参照状態にある検査対象物を測定して得られる測定センサデータに基づく感覚とを前記感覚再現部に再現させる制御部とを備える。
【0008】
本開示の一側面に係る遠隔検査方法は、感覚センサを用いて遠隔地の検査対象物を測定して得られる測定センサデータを取得し、再現する感覚の選択操作を受け付け、受け付けた選択操作に応じて、取得した測定センサデータに基づく感覚と、所定参照状態にある検査対象物を測定して得られる測定センサデータに基づく感覚とを再現する。
【0009】
本開示の一側面に係るコンピュータプログラムは、遠隔地の検査対象物から生ずる感覚を再現する感覚再現部の動作を制御するコンピュータに、感覚センサを用いて検査対象物を測定して得られる測定センサデータを取得し、再現する感覚の選択操作を受け付け、受け付けた選択操作に応じて、取得した測定センサデータに基づく感覚と、所定参照状態にある検査対象物を測定して得られる測定センサデータに基づく感覚とを前記感覚再現部に再現させる処理を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、現場で測定された感覚情報を単に再現する場合に比べ、遠隔地の検査対象物の状態をより的確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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