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公開番号2025154656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057773
出願日2024-03-29
発明の名称操作装置及び操作受付方法
出願人株式会社栗本鐵工所
代理人個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】回転体を備えた操作装置を用いた機器の設定値操作において、同じ回転範囲における操作であっても、操作方向に応じて、回転体に付与する回転負荷を変化させることによって、機器の操作性を向上させることができる操作装置を提供する。
【解決手段】操作装置は、機器の設定値の変更操作を受け付けるための回転体と、回転体の回転量及び回転方向を検出する検出器と、回転体に対して回転負荷を付与するブレーキとを備え、ブレーキは、特定の回転範囲を前記回転体が第1方向に回転するときと、前記回転範囲を第2方向に回転するときとで、異なる回転負荷を付与する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
機器の設定値の変更操作を受け付けるための回転体と、
前記回転体の回転量及び回転方向を検出する検出器と、
前記回転体に対して回転負荷を付与するブレーキと
を備える操作装置であって、
前記ブレーキは、
特定の回転範囲を前記回転体が第1方向に回転するときと、前記回転範囲を第2方向に回転するときとで、異なる回転負荷を付与する
操作装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記特定の回転範囲は前記機器の動作に係る重要操作領域であり、
前記特定の回転範囲を除く回転範囲は通常操作領域である
請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記第1方向は、
前記通常操作領域から前記重要操作領域に近づく方向であり、
前記特定の回転範囲を前記回転体が前記第1方向に回転するときの回転負荷は、前記回転範囲を前記第2方向に回転するときの回転負荷より大きい
請求項2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記第1方向は、
前記通常操作領域から前記重要操作領域に近づく方向であり、
前記ブレーキは、
前記特定の回転範囲を前記回転体が前記第1方向に回転するとき、パルス状の負荷を付与し、前記特定の回転範囲を前記第2方向に回転するとき、該負荷よりも低周波数のパルス状の負荷又はパルス無しの負荷を付与する
請求項2又は請求項3に記載の操作装置。
【請求項5】
前記ブレーキは、
前記通常操作領域から前記重要操作領域に進入するときに、前記回転体にクリック感のある負荷を付与する
請求項2又は請求項3に記載の操作装置。
【請求項6】
前記特定の回転範囲を前記回転体が前記第1方向に回転するときの前記回転体の回転量に対する設定値の変化率は、前記回転範囲を前記第2方向に回転するときの前記回転体の回転量に対する設定値の変化率より小さい
請求項2又は請求項3に記載の操作装置。
【請求項7】
複数の前記回転範囲と、各回転範囲における前記回転体の回転負荷の大きさと、各回転範囲が重要操作領域であるか否かを示す情報とを取得する取得部と、
取得した前記回転範囲、前記回転負荷の大きさ及び前記情報を記憶する記憶部と
を備える請求項2又は請求項3に記載の操作装置。
【請求項8】
前記ブレーキは、
電気的制御によって粘性が変化する機能性流体を有し、
該機能性流体によって前記回転体に対して回転負荷を付与する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の操作装置。
【請求項9】
回転体を備えた操作装置を用いて機器の設定値の変更操作を受け付ける操作受付方法であって、
前記回転体の回転量及び回転方向を検出し、
特定の回転範囲を前記回転体が第1方向に回転するときと、前記回転範囲を第2方向に回転するときとで、異なる回転負荷を付与する
操作受付方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、操作装置及び操作受付方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
流体ブレーキを備えた操作装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に係る操作装置は、ホイールが回転していない場合、無通電制御を行うことによって、流体ブレーキの消費電力を削減する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2024-010554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
操作装置の回転体を回転させて機器の設定値を操作する場合、同一操作領域における操作であっても、操作方向によって、注意を要する程度が異なることがある。例えば、音響機器の音量を操作する場合、大音量の操作領域において、更に音量を上げる操作と、音量を下げる操作とでは、一般的に音量を上げる操作の方が注意を要する。操作を誤って、音響外傷、機器の故障といった問題が生ずるのは音量を上げるときの操作である。
【0005】
本開示の目的は、回転体を備えた操作装置を用いた機器の設定値操作において、同じ回転範囲における操作であっても、操作方向に応じて、回転体に付与する回転負荷を変化させることによって、機器の操作性を向上させることができる操作装置及び操作受付方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る操作装置は、機器の設定値の変更操作を受け付けるための回転体と、前記回転体の回転量及び回転方向を検出する検出器と、前記回転体に対して回転負荷を付与するブレーキとを備える操作装置であって、前記ブレーキは、特定の回転範囲を前記回転体が第1方向に回転するときと、前記回転範囲を第2方向に回転するときとで、異なる回転負荷を付与する。
【0007】
本開示の一側面に係る操作受付方法は、回転体を備えた操作装置を用いて機器の設定値の変更操作を受け付ける操作受付方法であって、前記回転体の回転量及び回転方向を検出し、特定の回転範囲を前記回転体が第1方向に回転するときと、前記回転範囲を第2方向に回転するときとで、異なる回転負荷を付与する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、回転体を備えた操作装置を用いた機器の設定値操作において、同じ回転範囲における操作であっても、操作方向に応じて、回転体に付与する回転負荷を変化させることによって、機器の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る音楽再生システムを示すブロック図である。
音楽再生システムを示す模式図である。
実施形態1に係る音量操作設定テーブルを示す概念図である。
実施形態1における音量操作設定テーブルの内容を示すグラフである。
音量操作に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。
音量操作に係る回転負荷の設定方法を示す模式図である。
音量操作に係る回転負荷の設定方法を示す模式図である。
音量操作に係る回転負荷の設定処理手順を示すフローチャートである。
実施形態2における第1音量操作設定テーブル及び第2音量操作設定テーブルの内容を示すグラフである。
実施形態3に係る音量操作設定テーブルを示す概念図である。
実施形態4に係る音量操作設定テーブルを示す概念図である。
実施形態5に係る音量操作設定テーブルを示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態に係る操作装置及び操作受付方法を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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