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公開番号2025146020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046584
出願日2024-03-22
発明の名称端末装置、方法、および集積回路
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 4/021 20180101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を効率的に提供する端末装置、方法および集積回路を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、基地局装置と通信する端末装置UE122は、基地局装置からMBSに関する制御情報および領域情報を受信する受信部と、処理部と、を備える。制御情報には、MBSマルチキャストセッションと領域情報とを対応付ける情報が含まれ、領域情報のそれぞれは、セルの領域を示す情報であり、処理部は、制御情報に含まれる領域情報と、端末装置の持つ位置情報とに基づいて、端末装置が制御情報に含まれるいずれかの領域に入ったことを判断し、いずれかの領域に入ったと判断したことに基づいて制御情報を基地局装置から取得する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
基地局装置と通信する端末装置であって、
前記基地局装置から一つまたは複数のマルチキャストブロードキャストサービス(MBS
)に関する制御情報、および一つまたは複数の領域情報を受信する受信部と、処理部とを備え、
前記制御情報には、MBSマルチキャストセッションの一部または全部と、一つまたは複
数の前記領域情報とを対応付ける情報が含まれ、
前記領域情報のそれぞれは、前記セルの一部または全部の領域を示す情報であり、
前記処理部は、前記制御情報に含まれる領域情報と、前記端末装置の持つ位置情報と、に基づいて、端末装置が前記制御情報に含まれるいずれかの領域に入ったことを判断し、いずれかの領域に入ったと判断したことに基づいて前記制御情報を基地局装置から取得する
端末装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
基地局装置と通信する方法であって、
前記基地局装置から一つまたは複数のマルチキャストブロードキャストサービス(MBS
)に関する制御情報、および一つまたは複数の領域情報を受信するステップを備え、
前記制御情報には、MBSマルチキャストセッションの一部または全部と、一つまたは複
数の前記領域情報とを対応付ける情報が含まれ、
前記領域情報のそれぞれは、前記セルの一部または全部の領域を示す情報であり、
前記処理部は、前記制御情報に含まれる領域情報と、前記端末装置の持つ位置情報と、に基づいて、端末装置が前記制御情報に含まれるいずれかの領域に入ったことを判断し、いずれかの領域に入ったと判断したことに基づいて前記制御情報を基地局装置から取得する
方法。
【請求項3】
基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、
前記基地局装置から一つまたは複数のマルチキャストブロードキャストサービス(MBS
)に関する制御情報、および一つまたは複数の領域情報を受信する機能を端末装置に発揮させ、
前記制御情報には、MBSマルチキャストセッションの一部または全部と、一つまたは複
数の前記領域情報とを対応付ける情報が含まれ、
前記領域情報のそれぞれは、前記セルの一部または全部の領域を示す情報であり、
前記集積回路は、前記制御情報に含まれる領域情報と、前記端末装置の持つ位置情報と、に基づいて、端末装置が前記制御情報に含まれるいずれかの領域に入ったことを判断し、いずれかの領域に入ったと判断したことに基づいて前記制御情報を基地局装置から取得する機能を発揮させる
集積回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、方法、および集積回路に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
セルラ移動通信システムの標準化プロジェクトである、第3世代パートナーシッププロ
ジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において、無線アクセス、コア網
、サービス等を含む、セルラ移動通信システムの技術検討および規格策定が行われている。
【0003】
例えば、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は、3GPPにおいて、第3.9世代および第4世代向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討および規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、E-UTRAの拡張技術の技術検討および規格策定が行われている。なお、E-UTRAは、Long Term
Evolution(LTE:登録商標)とも称し、拡張技術をLTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)と称することもある。
【0004】
また、NR(New Radio、またはNR Radio access)は、3GPPにおいて、第5世代(5th Generation:5G)向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討および規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、NRの拡張技術
の技術検討および規格策定が行われている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.331 v18.0.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" pp70-354,pp427-435,439-1472
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
3GPPにおいて、NRの拡張技術として、例えば非地上系ネットワーク(NTN:Non-Terrestrial Network)の検討において、マルチキャスト/ブロードキャストサービスを提供する
ことが検討されているが、衛星が提供する一つのセルのサイズが地上系ネットワークのセルと比較して大きいため、ブロードキャストサービスを特定のエリア(例えば国内や州内)に対して提供することが難しい場合がある。
【0007】
本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、マルチキャスト/ブロード
キャストサービスを効率的に提供することができる端末装置、基地局装置、通信方法、集積回路を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置のセルにおいて提供される一つまたは複数のマルチキャストブロードキャストサービス(MBS)に
関する制御情報、および一つまたは複数の領域情報を受信する受信部と、処理部とを備え、前記制御情報には、MBSのセッションの一部または全部と、一つまたは複数の前記領域
情報とを対応付ける情報が含まれ、前記領域情報のそれぞれは、前記セルの一部または全部の領域を示す情報であり、前記処理部は、受信しているまたは受信することに興味を持
っているMBSセッションが、何れの前記領域情報にも対応付けられていない、または前記
端末装置が位置する領域を示す領域情報と対応付けられていることに基づき、前記MBSセ
ッションが提供される周波数を優先度の最も高い周波数とみなす。
【0009】
また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置に適用される方法であって、前記基地局装置のセルにおいて提供される一つまたは複数のマルチキャストブロードキャストサービス(MBS)に関する制御情報、および一つまたは複数の領域情報を受信するステ
ップを備え、前記制御情報には、MBSのセッションの一部または全部と、一つまたは複数
の前記領域情報とを対応付ける情報が含まれ、前記領域情報のそれぞれは、前記セルの一部または全部の領域を示す情報であり、前記処理部は、受信しているまたは受信することに興味を持っているMBSセッションが、何れの前記領域情報にも対応付けられていない、
または前記端末装置が位置する領域を示す領域情報と対応付けられていることに基づき、前記MBSセッションが提供される周波数を優先度の最も高い周波数とみなす。
【0010】
また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、前記基地局装置のセルにおいて提供される一つまたは複数のマルチキャストブロードキャストサービス(MBS)に関する制御情報、および一つまたは複数の領域情報を受信する
機能を前記端末装置に発揮させ、前記制御情報には、MBSのセッションの一部または全部
と、一つまたは複数の前記領域情報とを対応付ける情報が含まれ、前記領域情報のそれぞれは、前記セルの一部または全部の領域を示す情報であり、前記処理部は、受信しているまたは受信することに興味を持っているMBSセッションが、何れの前記領域情報にも対応
付けられていない、または前記端末装置が位置する領域を示す領域情報と対応付けられていることに基づき、前記MBSセッションが提供される周波数を優先度の最も高い周波数と
みなす。
(【0011】以降は省略されています)

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