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公開番号2025159738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2022144347
出願日2022-09-12
発明の名称端末装置、方法、および、集積回路
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 36/08 20090101AFI20251015BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信制御を効率的に行うことができる端末装置によるサービングセル変更技術を提供する。
【解決手段】物理層処理部、MAC層処理部、RLC層処理部、PDCP層処理部、SDAP処理部、RRC層処理部及びNAS層処理部を含む処理部を備え、基地局装置と通信する端末装置UEにおいて、RRC処理部は、あるセルグループの下位レイヤ(レイヤ1/レイヤ2)から、候補セルへのサービングセル変更を指示された場合、保持する補セルの設定に基づいて、サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットするか否かを判断し、サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットすると判断した場合、セルグループのMACエンティティをリセットし、サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットしないと判断した場合、セルグループのMACエンティティをリセットしない。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
基地局装置と通信する端末装置であって、
RRC処理部と、
を備え、
前記RRC処理部は、
あるセルグループの下位レイヤから、候補セルへのサービングセル変更を指示された場合、
前記RRC処理部が保持する前記候補セルの設定に基づいて、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットするか否かを判断し、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットすると判断した場合、
前記RRC処理部は、
前記セルグループのMACエンティティをリセットし、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットしないと判断した場合、
前記RRC処理部は、
前記セルグループのMACエンティティをリセットしない、
端末装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
基地局装置と通信する端末装置の方法であって、
前記端末装置のRRCエンティティが、
あるセルグループの下位レイヤから、候補セルへのサービングセル変更を指示された場合、
前記RRCエンティティが保持する前記候補セルの設定に基づいて、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットするか否かを判断するステ
ップと、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットすると判断した場合、
前記RRCエンティティが、
前記セルグループのMACエンティティをリセットするステップと、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットしないと判断した場合、
前記RRCエンティティが、
前記セルグループのMACエンティティをリセットしないステップと、
を含む方法。
【請求項3】
基地局装置と通信する端末装置に実装される集積回路であって、
前記端末装置のRRCエンティティが、
あるセルグループの下位レイヤから、候補セルへのサービングセル変更を指示された場合、
前記RRCエンティティが保持する前記候補セルの設定に基づいて、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットするか否かを判断する機能
と、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットすると判断した場合、
前記RRCエンティティが、
前記セルグループのMACエンティティをリセットする機能と、
前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットしないと判断した場合、
前記RRCエンティティが、
前記セルグループのMACエンティティをリセットしない機能と、
を発揮させる集積回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、方法、および、集積回路に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
セルラ移動通信システムの標準化プロジェクトである、第3世代パートナーシッププロ
ジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において、無線アクセス、コア網
、サービス等を含む、セルラ移動通信システムの技術検討及び規格策定が行われている。
【0003】
例えば、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は、3GPPにおいて、第3.9世代および第4世代向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討及び規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、E-UTRAの拡張技術の技術検討及び規格策定が行われている。なお、E-UTRAは、Long Term Evolution(LTE:登録商標)とも称し、拡張技術をLTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)と称する事もある。
【0004】
また、NR(New Radio、またはNR Radio access)は、3GPPにおいて、第5世代(5th Generation:5G)向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討及び規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、NRの拡張技術の
技術検討及び規格策定が行われている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.300 v16.4.0,"NR;NR and NG-RAN Overall description; Stage 2" pp10-134
3GPP TS 36.300 v16.4.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA)and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN);Overall description; Stage 2" pp19-362
3GPP TS 38.331 v16.3.1,"NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications"pp21-881
3GPP TS 36.331 v16.3.0,"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" pp25-1015
3GPP TS 37.340 v16.4.0,"EvolvedUniversal Terrestrial Radio Access (E-UTRA)and NR; Multi-Connectivity; Stage 2" pp7-77
3GPP TS 38.321 v16.3.0, "NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification" pp8-152
3GPP TS 38.331 v17.0.0, "NR;Radio Resource Control (RRC) protocol specification"
3GPP TS 38.321 v17.0.0, "NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification"
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
NRの拡張技術として、端末装置があるセルのカバレッジエリアから別のセルのカバレッジエリアへ移動するためのサービングセル変更技術がある。このサービングセル変更は、レイヤ3(RRCとも称する)のメジャメント(measurement)によってトリガされ、サービング
セル変更のための同期付再設定は、RRCシグナリングによってトリガされる。RRCシグナリングに比べて、レイヤ1またはレイヤ2のシグナリングは、低遅延かつオーバーヘッドが少
ないという利点を持つ。そのため、レイヤ1またはレイヤ2のシグナリングによってトリガされるサービングセル変更技術(レイヤ1/レイヤ2モビリティ最適化(L1/L2 mobility enhancement)技術)の検討が開始された。
【0007】
非特許文献7は、レイヤ1/レイヤ2モビリティ最適化技術の検討が開始される前のRRCの仕様書である。しかしながら、レイヤ1またはレイヤ2のシグナリングによってサービングセル変更をトリガする際、ある処理によって不要な遅延が生じる課題が残されている。
【0008】
本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、通信制御を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、通信方法、集積回路を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、RRC処理部と、を備え、
前記RRC処理部は、あるセルグループの下位レイヤ(レイヤ1/レイヤ2)から、候補セルへのサービングセル変更を指示された場合、前記RRC処理部が保持(store)する前記候補セルの設定に基づいて、前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットするか否か
を判断し、前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットすると判断した場
合、前記RRC処理部は、前記セルグループのMACエンティティをリセットし、前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセットしないと判断した場合、前記RRC処理部は、前記セルグループのMACエンティティをリセットしない。
【0010】
また本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置の方法であって、前記端末装置のRRCエンティティが、あるセルグループの下位レイヤ(レイヤ1/レイヤ2)から、候補セルへのサービングセル変更を指示された場合、前記RRCエンティティが保持(store)する前記候補セルの設定に基づいて、前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセット
するか否かを判断するステップと、前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリ
セットすると判断した場合、前記RRCエンティティが、前記セルグループのMACエンティティをリセットするステップと、前記サービングセル変更の際にMACエンティティをリセッ
トしないと判断した場合、前記RRCエンティティが、前記セルグループのMACエンティティをリセットしないステップと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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