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公開番号
2025144527
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2025023028
出願日
2025-02-17
発明の名称
ロータ及び回転機
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
1/276 20220101AFI20250925BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】フラックスバリアが形成されたロータを備えた回転機の特性を悪化させることなくトルクリプルの低減を図る。
【解決手段】ロータ1のロータコア10には、このロータコア10の一方の端面から他方の端面に至ってモータシャフト11と同一方向に形成される永久磁石挿入孔12a,12bと、この磁石挿入孔12a,12bと連通してd軸側に延びてロータコア10の一方の端面から他方の端面に至ってモータシャフト11と同一方向に形成されるフラックスバリア14a,14bが形成される。ロータコア10の外周面には、ロータコア10の一端から他端に至ってモータシャフト11と同一方向に溝部3が形成される。溝部3は、モータシャフト11の軸心Oを通るフラックスバリア14a,14bのd軸側端部の接線FBよりもd軸側に形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を中心に回転するロータコアを有し、
前記ロータコアには、このロータコアの一方の端面から他方の端面に至って前記回転軸と同一方向に形成される永久磁石挿入孔と、この永久磁石挿入孔と連通してd軸側に延びて当該ロータコアの一方の端面から他方の端面に至って前記回転軸と同一方向に形成されるフラックスバリアが形成され、
前記ロータコアの外周面には当該ロータコアの一端から他端に至って前記回転軸と同一方向に溝部が形成され、
前記溝部は、前記回転軸の軸心を通る前記フラックスバリアのd軸側端部の接線よりもd軸側に形成される
ことを特徴とするロータ。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記溝部は、d軸に位置するステータのティースと両隣のティースに対向する前記ロータコアの外周面に形成されることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
【請求項3】
前記溝部は、当該溝部の幅に対する当該溝部の深さの比率が0.4以上1.0以下であることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
【請求項4】
前記溝部は、d軸側から離れるに連れて深くなることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
【請求項5】
前記溝部は、d軸側の深さに対するq軸側の深さの比率が1より大きく10以下であることを特徴とする請求項4に記載のロータ。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載のロータを備えたことを特徴とする回転機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータ及び回転機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ロータの減磁を抑えるために、ロータコアの磁石挿入孔と連通してq軸側からd軸側に延びるフラックスバリアが形成されたロータが提案されている(特許文献1)。また、ロータのトルクリプルの低減を図るために、ロータコアのq軸側における磁石挿入孔の近傍外周面に溝部が形成されたロータが提案されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-38217号公報
特開2008-312316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のロータは、d軸側に延びるフラックスバリアによりd軸に沿うティースの両隣のティースに流れる磁石磁束が略同程度となるので、エアギャップ磁束密度が高調波を有し、トルクリプルに悪影響を及ぼす。
【0005】
特許文献2のロータコアの外周面にはトルクリプルの低減を図るために溝部が形成されているが、ロータコアにおいてd軸側に延びるフラックスバリアが形成された場合の溝部との関係について何ら検討がなされていない。
【0006】
本発明は、以上のことを鑑み、フラックスバリアが形成されたロータを備えた回転機の特性を悪化させることなくトルクリプルの低減を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明の一態様は、回転軸を中心に回転するロータコアを有し、前記ロータコアには、このロータコアの一方の端面から他方の端面に至って前記回転軸と同一方向に形成される永久磁石挿入孔と、この永久磁石挿入孔と連通してd軸側に延びて当該ロータコアの一方の端面から他方の端面に至って前記回転軸と同一方向に形成されるフラックスバリアが形成され、前記ロータコアの外周面には当該ロータコアの一端から他端に至って前記回転軸と同一方向に溝部が形成され、前記溝部は、前記回転軸の軸心を通る前記フラックスバリアのd軸側端部の接線よりもd軸側に形成されるロータとする。
【0008】
本発明の一態様は、前記ロータにおいて、前記溝部は、d軸に位置するステータのティースと両隣のティースに対向する前記ロータコアの外周面に形成される。
【0009】
本発明の一態様は、前記ロータにおいて、前記溝部は、当該溝部の幅に対する当該溝部の深さの比率が0.4以上1.0以下である。
【0010】
本発明の一態様は、前記ロータにおいて、前記溝部は、d軸側から離れるに連れて深くなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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