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公開番号2025143840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024043296
出願日2024-03-19
発明の名称揚げ物用ブレッダー粉および竜田揚げ
出願人日東富士製粉株式会社
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類A23L 7/157 20160101AFI20250925BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】調理後時間が経ってもボリューム感があり、ヒキが少なく、かつサクミがある食感を維持する揚げ物用ブレッダー粉、このブレッダー粉から調製された衣材を備える竜田揚げを提供することである。
【解決手段】揚げ物用ブレッダー粉が、米粉をパフ化して粉砕した粉砕物及び油脂加工澱粉を含有し、揚げ物用ブレッダー粉中のこの粉砕物の含有量が5質量%~30質量%の範囲であり、揚げ物用ブレッダー粉中のこの油脂加工澱粉の含有量が10質量%~30質量%の範囲である。竜田揚げがこのブレッダー粉から調製された衣材を備える。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
米粉をパフ化して粉砕した粉砕物及び油脂加工澱粉を含み、
揚げ物用ブレッダー粉中の前記粉砕物の含有量が5質量%~30質量%の範囲であり、
揚げ物用ブレッダー粉中の前記油脂加工澱粉の含有量が10質量%~30質量%の範囲である、揚げ物用ブレッダー粉。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記粉砕物中の粒径1mm~4mmの範囲の粒状物の含有量が70質量%以上の範囲である、請求項1に記載された揚げ物用ブレッダー粉。
【請求項3】
前記油脂加工澱粉が、馬鈴薯油脂加工酢酸架橋澱粉を含む、請求項1に記載された揚げ物用ブレッダー粉。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1項に記載の揚げ物用ブレッダー粉から調製された衣材を備えることを特徴とする竜田揚げ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、揚げ物用ブレッダー粉および竜田揚げに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
肉、魚等の種物に打ち粉、バッター、ブレッダー粉等を付着させ、油ちょうして調理される揚げ物が広く市販されている。揚げ物の種類によって、打ち粉だけ付けるもの、打ち粉とバッターを付けるもの、打ち粉とバッターとブレッダー粉とを付けるものがある。特許文献1には、打ち粉と、バッター用ミックス粉と、ブレッダー用ミックス粉とを有する揚げ物用衣材であって、当該打ち粉はパン粉を含み、当該バッター用ミックス粉及びブレッダー用ミックス粉のうち少なくとも一方は、平均粒径70μm以下のうるち米粉を含む揚げ物用衣材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-178639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、調理後時間が経ってもボリューム感があり、ヒキが少なく、かつサクミがある食感を維持する衣材を備える揚げ物が希求されている。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、調理後時間が経ってもボリューム感があり、ヒキが少なく、かつサクミがある食感を維持する揚げ物用ブレッダー粉、及び当該ブレッダー粉から調製された衣材を備える竜田揚げを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは上記課題に鑑み検討を重ね、米粉をパフ化して粉砕した粉砕物及び油脂加工澱粉を含有し、これらの含有量が特定の範囲にあるブレッダー粉は、調理後時間が経ってもボリューム感があり、ヒキが少なく、かつサクミがある食感を維持する揚げ物の衣を調製できることを見出した。本発明はこれらの知見に基づき完成されるに至ったものである。
【0007】
本発明は、米粉をパフ化して粉砕した粉砕物及び油脂加工澱粉を含み、揚げ物用まぶし粉中の前記粉砕物の含有量が5質量%~30質量%の範囲であり、揚げ物用まぶし粉中の前記油脂加工澱粉の含有量が10質量%~30質量%の範囲である、揚げ物用ブレッダー粉に関する。
前記揚げ物用ブレッダー粉は、好ましくは前記粉砕物中の粒径1mm~4mmの範囲の粒状物の含有量が70質量%以上の範囲である。
前記油脂加工澱粉は、好ましくは馬鈴薯油脂加工酢酸架橋澱粉を含む。
【0008】
また本発明は、前記揚げ物用ブレッダー粉から調製された衣材を備える竜田揚げに関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の揚げ物用ブレッダー粉は、調理後時間が経ってもボリューム感があり、ヒキが少なく、かつサクミがある食感を維持する揚げ物の衣を調製できる揚げ物用ブレッダー粉を提供する。本発明の竜田揚げは、調理後時間が経ってもボリューム感があり、ヒキが少なく、かつサクミがある食感を維持する竜田揚げを提供する。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明について更に詳細に説明する。
なお、数値範囲の「~」は、断りがなければ、以上から以下を表し、両端の数値をいずれも含む。また、数値範囲を示したときは、上限値および下限値を適宜組み合わせることができ、それにより得られた数値範囲も開示したものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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