TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025143829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024043281
出願日2024-03-19
発明の名称培養装置、および培養システム
出願人三井住友建設株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類C12M 1/00 20060101AFI20250925BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】
培養液に光を、より受けることができる培養装置等を提供する。
【解決手段】
培養装置10が、光合成を行う微小生物を有する培養液Cを蓄えるための、外部の水流Wにより回転する回転部11と、回転部11の周りに複数設置され、水流Wを受けるための中空の羽根部12と、を備え、羽根部12が、光透過性を有し、回転部11と羽根部12とが、培養液Cが連通可能に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光合成を行う微小生物を有する培養液を蓄えるための、外部の水流により回転する回転部と、
前記回転部の周りに複数設置され、前記水流を受けるための中空の羽根部と、
を備え、
前記羽根部が、光透過性を有し、
前記回転部と前記羽根部とが、前記培養液が連通可能に接続されていることを特徴とする培養装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記回転部が円筒形状であり、
前記羽根部が平板形状であり、前記羽根部が前記回転部の周りに放射状に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の培養装置。
【請求項3】
前記回転部が円筒形状であり、
前記羽根部が円筒形状であり、前記羽根部が前記回転部の周りに放射状に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の培養装置。
【請求項4】
前記回転部と前記羽根部との間に、前記培養液の連通を制御する連通制御部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の培養装置。
【請求項5】
前記水流の水の温度が制御されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の培養装置。
【請求項6】
複数の培養装置を備えた培養システムにおいて、
前記培養装置が、
光合成を行う微小生物を有する培養液を蓄えるための、外部の水流により回転する回転部と、
前記回転部の周りに複数設置され、前記水流を受けるための中空の羽根部と、
を有し、
前記羽根部が、光透過性を有し、
前記回転部と前記羽根部とが、前記培養液が連通可能に接続されていて、
前記培養装置が、前記水流に沿って複数設置されたことを特徴とする培養システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光合成を行う微小生物を培養する培養装置、および培養システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
光合成を行う微細藻類や光合成細菌等の微小生物は、CO

固定能力に優れており、その能力を利用したCO

固定や有用物利用の技術の開発が様々進んでいる。微小生物を効率的に光合成させ、培養する培養槽の開発が必要である。例えば、特許文献1には、一端に培養液、空気及び/又はCO

ガス並びに栄養分をそれぞれ注入するノズル、他端に培養液出口穴を有し、内面に多数の撹拌翼を付設した円筒横形透明体容器及び同容器を載置、回転させるターニングローラを具備してなるバイオリアクタ槽が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-344879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
培養の効率を高めるためには、光を効率よく照射させる必要がある。従来技術では、透明プラスチィックまたはガラス製の横置きの円筒容器であり、容器内部の培養液への光の照射に限界があった。
【0005】
そこで、本発明は上記の問題点等に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、培養液に光を、より受けることができる培養装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光合成を行う微小生物を有する培養液を蓄えるための、外部の水流により回転する回転部と、前記回転部の周りに複数設置され、前記水流を受けるための中空の羽根部と、を備え、前記羽根部が、光透過性を有し、前記回転部と前記羽根部とが、前記培養液が連通可能に接続されていることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、前記回転部が円筒形状であり、前記羽根部が平板形状であり、前記羽根部が前記回転部の周りに放射状に設置されたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、前記回転部が円筒形状であり、前記羽根部が円筒形状であり、前記羽根部が前記回転部の周りに放射状に設置されたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、前記回転部と前記羽根部との間に、前記培養液の連通を制御する連通制御部を有することを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、前記水流の水の温度が制御されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

三井住友建設株式会社
床版拡幅工法
4日前
三井住友建設株式会社
培養装置、および培養システム
10日前
三井住友建設株式会社
コンクリート製品の製造システム及び製造方法
4日前
個人
抗遺伝子劣化装置
1か月前
個人
細胞内探査とその利用
1か月前
雪国アグリ株式会社
単糖類の製造方法
4日前
杏林製薬株式会社
核酸検出用PCR溶液
4か月前
日本バイリーン株式会社
細胞用支持基材
3か月前
個人
細胞培養容器
3か月前
日油株式会社
蛋白質安定化剤
3か月前
テルモ株式会社
吐出デバイス
1か月前
東洋紡株式会社
改変型RNAポリメラーゼ
3か月前
株式会社タクマ
バイオマス処理装置
2か月前
株式会社タクマ
バイオマス処理装置
2か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
サッポロビール株式会社
飲料
4か月前
島根県
油吸着材とその製造方法
2日前
東ソー株式会社
pH応答性マイクロキャリア
1か月前
宝酒造株式会社
アルコール飲料
13日前
テルモ株式会社
容器蓋デバイス
1か月前
大陽日酸株式会社
培養装置
1か月前
大陽日酸株式会社
培養装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
バイオ燃料製造方法
1か月前
株式会社ファンケル
SEC12タンパク発現促進剤
2か月前
株式会社東海ヒット
灌流培養ユニット
3か月前
株式会社豊田中央研究所
細胞励起装置
11日前
アサヒビール株式会社
柑橘風味アルコール飲料
3か月前
アサヒビール株式会社
柑橘風味アルコール飲料
3か月前
個人
ナノ微粒子の製造方法
4か月前
オンキヨー株式会社
浸漬酒の製造方法、及び、浸漬酒
3か月前
株式会社シャローム
スフィンゴミエリン製造方法
1か月前
テルモ株式会社
採取組織細切補助デバイス
1か月前
横河電機株式会社
藻類培養装置
23日前
新東工業株式会社
培養システム
3日前
株式会社今宮
瓶詰ビールの加熱殺菌方法および装置
1か月前
株式会社村田製作所
濾過装置および濾過方法
3日前
続きを見る