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公開番号2025141271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041140
出願日2024-03-15
発明の名称車両制御装置、車両、車両制御方法およびプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類B60W 20/50 20160101AFI20250919BHJP(車両一般)
要約【課題】内燃機関の冷却効率が制限された場合であっても、車両の走行状態をできるだけ長時間維持し得る技術を提供する。
【解決手段】本開示に係る車両制御装置28は、第1駆動輪を駆動する第1駆動源と第2駆動輪を駆動する第2駆動源とに電力を供給し得る発電ユニットと、発電ユニットを冷却する冷却機構とが備えられた車両を制御する車両制御装置28であって、冷却機構が異常であるか否かを判定する異常判定部80と、冷却機構が異常である場合に発電ユニットから第2駆動源への電力供給を制限する電力供給制限処理を実行し得る制御部82と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1駆動輪を駆動する第1駆動源と第2駆動輪を駆動する第2駆動源とに電力を供給し得る発電ユニットと、前記発電ユニットを冷却する冷却機構とが備えられた車両を制御する車両制御装置であって、
前記冷却機構が異常であるか否かを判定する異常判定部と、
前記冷却機構が異常である場合に前記発電ユニットから前記第2駆動源への電力供給を制限する電力供給制限処理を実行し得る制御部と、
を備える、車両制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記発電ユニットの温度である発電ユニット温度を示す情報を取得する温度情報取得部をさらに備え、
前記冷却機構が異常であり、かつ前記発電ユニット温度があらかじめ決められた発電ユニット温度閾値以上である場合に、前記制御部は、前記電力供給制限処理を実行する、車両制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記異常判定部は、前記第1駆動源を冷却するために前記車両に備えられる駆動源冷却機構が正常であるか否かをさらに判定し、
前記冷却機構が異常であり、かつ前記駆動源冷却機構が正常である場合に、前記制御部は、前記電力供給制限処理を実行する、車両制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記第1駆動源の温度である第1駆動源温度を示す情報を取得する温度情報取得部をさらに備え、
前記冷却機構が異常であり、かつ前記第1駆動源温度があらかじめ決められた第1駆動源温度閾値未満である場合に、前記制御部は、前記電力供給制限処理を実行し得る、車両制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の車両制御装置であって、
前記第1駆動源温度が前記第1駆動源温度閾値以上である場合、前記制御部は、前記第1駆動源の駆動配分比を低下させる、車両制御装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の車両制御装置であって、
前記第2駆動源の冷却効率は、前記第1駆動源の冷却効率より低い、車両制御装置。
【請求項7】
請求項1~5のいずれか1項に記載の車両制御装置であって、
前記冷却機構には、外気を取り込むためのシャッタ装置が備えられ、
前記異常判定部は、前記シャッタ装置を開くことが制限されている場合に、前記冷却機構が異常であると判定する、車両制御装置。
【請求項8】
請求項1~5のいずれか1項に記載の車両制御装置を備える、車両。
【請求項9】
コンピュータによって実行され、第1駆動輪を駆動する第1駆動源と第2駆動輪を駆動する第2駆動源とに電力を供給し得る発電ユニットと、前記発電ユニットを冷却する冷却機構とが備えられた車両を制御する車両制御方法であって、
前記冷却機構が異常であるか否かを判定する異常判定ステップと、
前記冷却機構が異常である場合に前記発電ユニットから前記第2駆動源への電力供給を制限する電力供給制限処理を実行する制御ステップと、
を有する、車両制御方法。
【請求項10】
請求項9に記載の車両制御方法を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両制御装置、車両、車両制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両が開示されている。特許文献1によると、車両には、内燃機関と、シャッタと、シャッタと対峙するラジエータとが備えられる。ラジエータは、内燃機関を冷却する冷媒の熱を外気に放出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-170419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近時では、内燃機関の冷却効率が制限された場合であっても、車両の走行状態をできるだけ長時間維持し得る技術が待望されている。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、第1駆動輪を駆動する第1駆動源と第2駆動輪を駆動する第2駆動源とに電力を供給し得る発電ユニットと、前記発電ユニットを冷却する冷却機構とが備えられた車両を制御する車両制御装置であって、前記冷却機構が異常であるか否かを判定する異常判定部と、前記冷却機構が異常である場合に前記発電ユニットから前記第2駆動源への電力供給を制限する電力供給制限処理を実行し得る制御部と、を備える、車両制御装置である。
【0007】
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様に係る車両制御装置を備える、車両である。
【0008】
本発明の第3の態様は、コンピュータによって実行され、第1駆動輪を駆動する第1駆動源と第2駆動輪を駆動する第2駆動源とに電力を供給し得る発電ユニットと、前記発電ユニットを冷却する冷却機構とが備えられた車両を制御する車両制御方法であって、前記冷却機構が異常であるか否かを判定する異常判定ステップと、前記冷却機構が異常である場合に前記発電ユニットから前記第2駆動源への電力供給を制限する電力供給制限処理を実行する制御ステップと、を有する、車両制御方法である。
【0009】
本発明の第4の態様は、本発明の第3の態様に係る車両制御方法を前記コンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車両は、内燃機関の冷却効率が制限された場合であっても、走行状態をできるだけ長時間維持し得る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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