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公開番号
2025141145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040935
出願日
2024-03-15
発明の名称
モータ支持構造
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
B60K
1/00 20060101AFI20250919BHJP(車両一般)
要約
【課題】電動車両の外部(前方)から荷重が入力された場合に、重要部品である電力供給部を効果的に保護する構造を提供する。
【解決手段】モータ支持構造10は、モータフレーム16と、モータフレーム16の上部に支持された電力供給部14と、モータフレーム16の下部に支持されたモータユニット12とを備える。モータフレーム16は、フレーム本体32と、突出フレーム34とを有する。フレーム本体32は、両側のフレーム端部36と、フレーム中央部38とを有する。車両前後方向において、フレーム中央部38の幅が、フレーム端部36の幅よりも小さい。突出フレーム34の前端は、電力供給部14よりも前方に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設けられたモータ支持構造であって、
モータフレームと、
前記モータフレームの上部に支持された電力供給部と、
前記モータフレームの下部に支持されたモータユニットと、を備え、
前記モータフレームは、車幅方向に延在するフレーム本体と、前記フレーム本体から車両前後方向における少なくとも前方に突出した突出フレームと、を有し、
前記フレーム本体は、前記車幅方向において前記フレーム本体の両側に位置するフレーム端部と、前記車幅方向において両側の前記フレーム端部の間に位置するフレーム中央部と、を有し、
前記車両前後方向において、前記フレーム中央部の幅が、前記フレーム端部の幅よりも小さく、
前記突出フレームの前端は、前記電力供給部よりも前記前方に位置する、モータ支持構造。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモータ支持構造において、
前記フレーム本体は、中空構造である、モータ支持構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のモータ支持構造において、
前記モータフレームは、複数の前記突出フレームを有する、モータ支持構造。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のモータ支持構造において、
前記フレーム本体の両側の前記フレーム端部と前記車両における左右のサイドフレームとを接続する一対のマウントブラケットを備え、
一対の前記マウントブラケットは、前記フレーム本体よりも脆弱な材料からなる、モータ支持構造。
【請求項5】
請求項4に記載のモータ支持構造において、
一対の前記マウントブラケットの各々は、他部分に比して変形又は破断容易な荷重コントロール部を有する、モータ支持構造。
【請求項6】
請求項4に記載のモータ支持構造において、
一対の前記マウントブラケットの各々は、前記フレーム本体に連結される第1端部と、前記車幅方向において前記第1端部とは反対側に設けられた第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間に設けられた中間部と、を有し、
前記第1端部には、補強用の第1リブが設けられ、
前記第2端部には、補強用の第2リブが設けられ、
前記中間部には、補強用のリブが設けられていない、モータ支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ支持構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも高齢者や障がい者や子供といった脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて、衝突安全性能に関する開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発が進められている。
【0003】
特許文献1には、電動車両に設けられたモータユニット支持構造が開示されている。このモータユニット支持構造は、モータユニットと、電力供給部と、サブフレーム(本発明におけるモータフレーム)とを備える。モータユニットは、サブフレームの下部に支持される。電力供給部は、インバータ、ジャンクションボックス及びコンバータを含む。電力供給部は、サブフレームの上部に支持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7180215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、電動車両の外部(前方)から荷重が入力された場合に、重要部品である電力供給部を効果的に保護することについて改善の余地がある。このような改善は、持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、車両に設けられたモータ支持構造であって、モータフレームと、前記モータフレームの上部に支持された電力供給部と、前記モータフレームの下部に支持されたモータユニットと、を備え、前記モータフレームは、車幅方向に延在するフレーム本体と、前記フレーム本体から車両前後方向における少なくとも前方に突出した突出フレームと、を有し、前記フレーム本体は、前記車幅方向において前記フレーム本体の両側に位置するフレーム端部と、前記車幅方向において両側の前記フレーム端部の間に位置するフレーム中央部と、を有し、前記車両前後方向において、前記フレーム中央部の幅が、前記フレーム端部の幅よりも小さく、前記突出フレームの前端は、前記電力供給部よりも前記前方に位置する、モータ支持構造である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、モータフレームは、フレーム本体から前方に突出する突出フレームを有するため、モータ支持構造に対して前方から荷重が入力された場合には、電力供給部よりも、突出フレームに優先的に荷重が入力される。このため、重要部品である電力供給部を効果的に保護することができる。また、フレーム本体の中央部の幅が両端部の幅よりも小さいため、必要な荷重を受け持つ部分の断面を小型化でき、フレーム本体を軽量化、材料最小化できる。これにより、フレーム本体に要求される剛性と、フレーム本体の小型化とのバランスを最適化することができる。このような改善は、持続可能な輸送システムの発展に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係るモータ支持構造の斜視図である。
図2は、モータ支持構造の平面図である。
図3Aは、図2におけるIIIA-IIIA線に沿った断面図である。図3Bは、図2におけるIIIB-IIIB線に沿った断面図である。図3Cは、図2におけるIIIC-IIIC線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るモータ支持構造10は、車両100に設けられた構造である。車両100は、電気自動車である。以下の説明において、「前方」は、車両前後方向(X方向)における前方を意味する。「後方」は、車両前後方向における後方を意味する。「上方」は、鉛直方向(Z方向)における上方を意味する。「下方」は、鉛直方向における下方を意味する。車幅方向(Y方向)は、車両100の左右方向である。車幅方向のうち、Y1方向は右方向であり、Y2方向は左方向である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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