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公開番号
2025141138
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040924
出願日
2024-03-15
発明の名称
画像処理装置、画像形成装置、プログラム及び画像補正方法
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06V
30/16 20220101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約
【課題】様々なOCRソフトウェアに合わせて入力画像に対して適切な画像補正を行い、OCR処理の精度向上を図る画像処理装置、画像形成装置、プログラム及び画像補正方法を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、画像を撮像する画像撮像部40と、後段のOCRソフトウェアに応じたOCRソフトウェア情報を設定するOCRソフト情報設定部31、画像撮像部40で撮像した画像に対し、OCRソフト情報設定部31に設定されたOCRソフトウェア情報に応じて設定された画像補正を行う画像補正部32及び画像補正部32によって補正された画像を出力する画像データ出力部33を含むOCR前処理部30-1を有する処理部30と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を撮像する画像撮像部と、
後段のOCRソフトウェアに応じたOCRソフトウェア情報を設定するOCRソフト情報設定部と、
前記画像撮像部で撮像した画像に対し、前記OCRソフト情報設定部に設定された前記OCRソフトウェア情報に応じて設定された画像補正を行う画像補正部と、
前記画像補正部によって補正された画像を出力する画像データ出力部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記画像補正部は、設定された前記OCRソフトウェア情報が色除去または印影除去の無いOCRソフトウェアである場合、有彩色を薄く補正する処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記画像補正部は、設定された前記OCRソフトウェア情報が色除去または印影除去の無いOCRソフトウェアである場合、赤色を薄く補正する処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記画像補正部は、設定された前記OCRソフトウェア情報に対応する前記OCRソフトウェアのファイルサイズの上限の設定に合わせて、圧縮レベルを切り替える処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像補正部は、データを間引くサブサンプリング処理をオフにする処理、かつ、低圧縮なテーブルを用いた圧縮を行う、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記画像補正部は、データを間引くサブサンプリング処理をオフにする処理、かつ、通常のテーブルを用いた圧縮を行う、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記画像補正部は、データを間引くサブサンプリング処理をオンにする処理、かつ、低圧縮なテーブルを用いた圧縮を行う、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記画像補正部または前記画像撮像部は、設定された前記OCRソフトウェア情報に対応する前記OCRソフトウェアのファイルサイズの上限に合わせて、解像度または画像補正を切り替える処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記画像撮像部は、前記OCRソフト情報設定部に設定された前記OCRソフトウェア情報に応じて解像度を切り替えて画像を撮像する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記画像補正部は、前記OCRソフト情報設定部に設定された前記OCRソフトウェア情報に応じて解像度を切り替える処理を実行する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像形成装置、プログラム及び画像補正方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スキャンした画像から自動で文字情報を抽出するOCR(Optical Character Recognition)処理の技術が知られている。
【0003】
特許文献1には、ユーザの利便性を向上させる目的で、ユーザ端末にインストールされたOCRソフトウェアの処理条件を自動で設定する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術よれば、予めユーザ端末等にインストールされた特定のOCRソフトウェアの出力結果に対してのみ処理条件の情報を設定できることに過ぎず、汎用的な様々なOCRソフトウェアに対してOCR処理の精度を向上することができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、様々なOCRソフトウェアに合わせて入力画像に対して適切な画像補正を行い、OCR処理の精度向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像を撮像する画像撮像部と、後段のOCRソフトウェアに応じたOCRソフトウェア情報を設定するOCRソフト情報設定部と、前記画像撮像部で撮像した画像に対し、前記OCRソフト情報設定部に設定された前記OCRソフトウェア情報に応じて設定された画像補正を行う画像補正部と、前記画像補正部によって補正された画像を出力する画像データ出力部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、様々なOCRソフトウェアに合わせて入力画像に対して適切な画像補正を行い、OCR処理の精度向上を図ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態にかかる読取装置の構成の一例を示す図である。
図2は、読取装置の制御ブロックの構成の一例を示す図である。
図3は、OCR前処理を実行するための構成を模式的に示した図である。
図4は、OCR前処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、操作パネル上でのソフトウェア選択画面の一例を示す図である。
図6は、操作パネル上での機能選択画面の一例を示す図である。
図7は、OCRソフトウェア情報と色除去/印影除去機能と画像補正とを紐づけた例を示す図である。
図8は、OCR処理の失敗例にかかる画像を説明する図である。
図9は、OCRソフトウェアのOCR処理の方法によってOCR処理結果が変わる例について説明する図である。
図10は、画像補正で有彩色を薄く補正した場合にOCR処理結果が変わる例について説明する図である。
図11は、圧縮による文字品質とファイルサイズの違いについて説明する図である。
図12は、低圧縮な画像補正の方式について説明する図である。
図13は、通常の圧縮テーブルと低圧縮な圧縮テーブルとの一例を示す図である。
図14は、第2の実施の形態に係るOCR前処理を実行するための構成を模式的に示した図である。
図15は、解像度による文字品質とファイルサイズの違いについて説明する図である。
図16は、第3の実施の形態に係るOCR前処理を実行するための構成を模式的に示した図である。
図17は、不可視画像を用いた画像補正について説明する図である。
図18は、色材の光吸収特性を示す図である。
図19は、第4の実施の形態に係るOCR前処理を実行するための構成を模式的に示した図である。
図20は、第5の実施の形態に係るOCR前処理を実行するための構成を模式的に示した図である。
図21は、第6の実施の形態に係るAIによる画像補正の自動紐づけを説明する図である。
図22は、第7の実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、画像処理装置、画像形成装置、プログラム及び画像補正方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる読取装置1の構成の一例を示す図である。以下においては、被写体のことを読取対象と言う場合がある。読取対象は、黒色の文字などが印字されている黒文字領域に印影などの除去対象が重なっているものである。一例として、印鑑が押されている各種証明書、文書、あるいは帳票などのような紙原稿を示すが、除去対象を印影に限定するものではない。また、読取対象を紙原稿に限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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