TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025139849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024038906
出願日2024-03-13
発明の名称超音波発生装置
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H04R 1/40 20060101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約【課題】超音波の焦点の位置を切り替え可能な複数の超音波振動子を焦点の位置に応じて効率的に駆動することが可能な技術を提供する。
【解決手段】超音波発生装置1は、複数の超音波振動子10と、焦点切替部(基準信号発生器30、移相器31、及び制御部32)と、電力調整部(基準電圧発生器40、複数のDC-DCコンバータ41,42、及び切替部43)と、を備える。焦点切替部は、複数の超音波振動子10から放射される超音波の焦点の位置を切り替える。電力調整部は、各々の超音波振動子10に供給される電力を、焦点の位置に応じた電力に調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の超音波振動子と、
前記複数の超音波振動子から放射される超音波の焦点の位置を切り替える焦点切替部と、
各々の前記超音波振動子に供給される電力を、前記焦点の位置に応じた電力に調整する電力調整部と、を備える超音波発生装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記電力調整部は、各々の前記超音波振動子に供給される電力を、各々の前記超音波振動子が向く方向と前記超音波振動子から前記焦点に向かう方向とがなす傾斜角に応じた電力に調整する
請求項1に記載の超音波発生装置。
【請求項3】
前記電力調整部は、前記傾斜角が閾値を超える前記超音波振動子に供給される電力を第1電力に調整し、前記傾斜角が前記閾値以下の前記超音波振動子に供給される電力を前記第1電力よりも大きい第2電力に調整する
請求項2に記載の超音波発生装置。
【請求項4】
前記電力調整部は、各々の前記超音波振動子に印加される駆動電圧を調整することによって、各々の前記超音波振動子に供給される電力を、前記焦点の位置に応じた電力に調整する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の超音波発生装置。
【請求項5】
前記電力調整部は、前記焦点の位置と、各々の前記超音波振動子に供給される電力を調整するための情報との対応関係を示す電力調整テーブルを記憶しており、前記焦点切替部によって切り替えられる前記焦点の位置と前記電力調整テーブルとから特定される情報に基づいて、各々の前記超音波振動子に供給される電力を調整する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の超音波発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、超音波発生装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、超音波カテーテルが開示されている。この超音波カテーテルは、超音波振動ユニットを備える。超音波振動ユニットは、複数の超音波振動素子を有した静電容量型超音波トランスデューサアレイを含んでいる。超音波振動ユニットを制御する制御手段は、静電容量型超音波トランスデューサアレイが発振する超音波の集束距離と被写界深度(Depth of Field)とを調節する焦点調節機構を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-090892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、各超音波振動素子が指向性を有する。このため、焦点の位置に関わらず全ての超音波振動素子が同じ駆動電力で駆動された場合、非効率となるおそれがある。
【0005】
本開示は、超音波の焦点の位置を切り替え可能な複数の超音波振動子を焦点の位置に応じて効率的に駆動することが可能な技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の超音波発生装置は、
複数の超音波振動子と、
前記複数の超音波振動子から放射される超音波の焦点の位置を切り替える焦点切替部と、
各々の前記超音波振動子に供給される電力を、前記焦点の位置に応じた電力に調整する電力調整部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、超音波の焦点の位置を切り替え可能な複数の超音波振動子を焦点の位置に応じて効率的に駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態の超音波発生装置を概略的に示す構成図である。
図2は、焦点の位置を例示する説明図である。
図3は、焦点F1に対応する電力調整テーブルを概念的に示す説明図である。
図4は、焦点F2に対応する電力調整テーブルを概念的に示す説明図である。
図5は、超音波振動子の特性を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
以下では、本開示の実施形態が列記されて例示される。
【0010】
〔1〕複数の超音波振動子と、
前記複数の超音波振動子から放射される超音波の焦点の位置を切り替える焦点切替部と、
各々の前記超音波振動子に供給される電力を、前記焦点の位置に応じた電力に調整する電力調整部と、を備える超音波発生装置。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日本特殊陶業株式会社
センサ
21日前
日本特殊陶業株式会社
センサ
1か月前
日本特殊陶業株式会社
センサ
1か月前
日本特殊陶業株式会社
センサ
1か月前
日本特殊陶業株式会社
センサ
1か月前
日本特殊陶業株式会社
センサ
1か月前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
今日
日本特殊陶業株式会社
保持部材
28日前
日本特殊陶業株式会社
加熱装置
28日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
24日前
日本特殊陶業株式会社
圧電素子
21日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
7日前
日本特殊陶業株式会社
圧電発音体
1か月前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
2日前
日本特殊陶業株式会社
化学センサ
9日前
日本特殊陶業株式会社
電極埋設部材
8日前
日本特殊陶業株式会社
セラミック部品
1か月前
日本特殊陶業株式会社
スパークプラグ
7日前
日本特殊陶業株式会社
スパークプラグ
28日前
日本特殊陶業株式会社
無鉛圧電磁器組成物
21日前
日本特殊陶業株式会社
セルスタックシステム
7日前
日本特殊陶業株式会社
アンモニアの合成装置
17日前
日本特殊陶業株式会社
アンモニアの合成装置
17日前
日本特殊陶業株式会社
圧電セラミック積層体
1か月前
日本特殊陶業株式会社
検知装置および検知方法
7日前
日本特殊陶業株式会社
電極および蓄電デバイス
8日前
日本特殊陶業株式会社
電極および蓄電デバイス
8日前
日本特殊陶業株式会社
アンモニアの合成システム
17日前
日本特殊陶業株式会社
回路基板、およびパワーデバイス
1か月前
日本特殊陶業株式会社
回路基板、およびパワーデバイス
1か月前
日本特殊陶業株式会社
磁性コイル、および無線給電用デバイス
7日前
日本特殊陶業株式会社
セラミック組成物、およびセラミック部品
1か月前
日本特殊陶業株式会社
電気化学反応用触媒、電極、および電気化学デバイス
28日前
日本特殊陶業株式会社
酸素発生反応用触媒、電極、および電気化学デバイス
今日
日本特殊陶業株式会社
センサ素子、ガスセンサ、およびセンサ素子の製造方法
8日前
日本特殊陶業株式会社
電気化学セル、固体酸化物形電解セル、セルスタック、ホットモジュール、および水素製造装置
1か月前
続きを見る