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公開番号
2025139429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038351
出願日
2024-03-12
発明の名称
作業用車両
出願人
株式会社竹内製作所
代理人
弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類
E02F
9/16 20060101AFI20250918BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】下部ルーバをシートの下方における足の高さの位置に設置する構成において、オペレータが踵で下部ルーバを蹴って破損させてしまうことを防止できる作業用車両を提供する。
【解決手段】本発明に係る作業用車両1は、走行装置10と、油圧により作動する作業装置12、13、14と、走行および作業の操作を行う運転室16と、を備える作業用車両であって、運転室16は、オペレータが着座するシート15と、室内に温風または冷風の少なくとも一方を送出する上部ルーバ19および下部ルーバ20と、を有し、下部ルーバ20は、上部ルーバ19と比較して硬い材料を用いて構成されており、シート15の下方におけるオペレータの足の高さに配設されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置と、油圧により作動する作業装置と、走行および作業の操作を行う運転室と、を備える作業用車両であって、
前記運転室は、オペレータが着座するシートと、室内に冷風または温風の少なくとも一方を送出する上部ルーバおよび下部ルーバと、を有し、
前記下部ルーバは、前記上部ルーバと比較して硬い材料を用いて構成されており、前記シートの下方における前記オペレータの足の高さに配設されていること
を特徴とする作業用車両。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記下部ルーバは、前記上部ルーバと比較して全体が薄く構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
【請求項3】
前記下部ルーバは、スライドシャッタ式の開閉構造を有すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業用車両。
【請求項4】
前記下部ルーバは、羽回転式の開閉構造を有すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業用車両。
【請求項5】
前記下部ルーバは、第1通風孔が形成されたブラケットと、前記第1通風孔に対応する位置に第2通風孔が形成されて前記ブラケットの裏面側にスライド移動可能に取付けられたシャッタと、を有し、且つ、付勢部材を備えて前記シャッタが前記ブラケットに押圧された状態で固定されていること
を特徴とする請求項3に記載の作業用車両。
【請求項6】
前記冷風または前記温風を前記下部ルーバへ導くダクトをさらに備え、
前記ダクトは、先端開口部の正面視内側に前記ブラケットの前記第1通風孔が位置するように前記ブラケットに当接または近接するように配設されており、
前記下部ルーバは、前記シートに対して右側または左側の少なくとも一方の位置に配設されており、前記シャッタには前記シートに対して他方の位置に吹出風が向くように案内する案内板が前記ダクト内へ延びる配置で設けられていること
を特徴とする請求項5に記載の作業用車両。
【請求項7】
前記シャッタは、開通状態において前記ダクトの前記先端開口部の正面視外側に操作ツマミが位置するように配設されていること
を特徴とする請求項6に記載の作業用車両。
【請求項8】
前記下部ルーバは、金属材料から形成されていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業用車両。
【請求項9】
前記運転室は、前記シートが固定されるシートボックス内に、エアコンユニットを構成するファンおよびエバポレータが配置されていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業用車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧により作動する作業装置を備える作業用車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
作業用車両の例として、走行用のタイヤまたはクローラが取付けられた下部体と、下部体の上に配設された上部体と、下部体または上部体に取付けられて油圧(すなわち、所定圧力の作動油)により作動する作業装置を備える油圧ショベル、トラックローダ等が従来より知られている。
【0003】
例えば、密閉型の運転室(キャビン)を備える作業用車両において、ヒータユニットを備えて室内に温風を送出可能な構成が知られている。さらに、エアコンユニットを備えて室内に冷風を送出可能な構成も知られている(特許文献1:特開2006-132134号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-132134号公報
特開2020-044877号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の作業用車両において、運転室内に温風や冷風を送出する機構として、室内上部に設置されて主にオペレータの手元や前面ガラス等に向けて送出する上部ルーバと、室内下部に設置されて主にオペレータの足元等に向けて送出する下部ルーバと、を備える構成が知られている(特許文献2:特開2020-044877号公報参照)。
【0006】
ここで、特許文献2に例示される作業用車両のように、下部ルーバをシートの下方におけるオペレータの足元となる位置(より具体的には、足の高さの位置)に設置しようとすると、例えばフットスイッチの後方に配置される構成とならざるを得ない場合がある。しかし、当該構成において、オペレータがフットスイッチを踏む際に踵で下部ルーバを蹴ってしまい、当該下部ルーバが破損してしまう課題があることが明らかになった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、下部ルーバをシートの下方における足の高さの位置に設置する構成において、オペレータが踵で下部ルーバを蹴って破損させてしまうことを防止できる作業用車両を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、一実施形態として以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
【0009】
(1)一実施形態に係る作業用車両は、走行装置と、油圧により作動する作業装置と、走行および作業の操作を行う運転室と、を備える作業用車両であって、前記運転室は、オペレータが着座するシートと、室内に温風または冷風の少なくとも一方を送出する上部ルーバおよび下部ルーバと、を有し、前記下部ルーバは、前記上部ルーバと比較して硬い材料を用いて構成されており、前記シートの下方における前記オペレータの足の高さに配設されている。
【0010】
上記の構成によれば、オペレータが踵で下部ルーバを蹴った場合に、当該下部ルーバが破損してしまうことを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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