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公開番号
2025139204
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038014
出願日
2024-03-12
発明の名称
プリンタ、プリンタの制御方法、プログラム
出願人
株式会社サトー
代理人
弁理士法人グローバル・アイピー東京
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250918BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】RFIDインレイを有する印字媒体を発行するプリンタにおいて、実際にラベルを発行するときのプリンタ動作が反映された書込み検査を行う。
【解決手段】本発明のある一態様に係るプリンタは、RFIDインレイを有する複数枚の印字媒体が連続して配置された連続紙を搬送する搬送ローラと、各印字媒体のRFIDインレイに対するデータの読み書きを行うRFID通信ユニットと、ユーザによる検査指示に応じて、連続紙に含まれる印字媒体がRFID通信ユニットによるデータの読み書きを行う基準位置に達するまで連続紙を搬送し、基準位置にある印字媒体に対するデータの書き込みが可能か否かの書込み検査を行うようにRFID通信ユニットを制御する制御部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
RFIDインレイを有する複数枚の印字媒体が連続して配置された連続紙を搬送する搬送ローラと、
各印字媒体のRFIDインレイに対するデータの読み書きを行うRFID通信ユニットと、
ユーザによる検査指示に応じて、前記連続紙に含まれる印字媒体が前記RFID通信ユニットによるデータの読み書きを行う基準位置に達するまで前記連続紙を搬送し、前記基準位置にある印字媒体に対するデータの書き込みが可能か否かの書込み検査を行うように前記RFID通信ユニットを制御する制御部と、
を備えたプリンタ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記書込み検査は、印字媒体にデータを書き込むこと、前記印字媒体からデータを読み出すこと、及び、前記印字媒体に書き込んだデータと前記印字媒体から読み出したデータとが一致するか否かの照合を行うことを含む、
請求項1に記載されたプリンタ。
【請求項3】
表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記連続紙において前記書込み検査の対象となった第1印字媒体の検査結果を前記表示部に表示させ、
所定の操作対象に対する操作に応じて、前記連続紙を搬送し、前記連続紙において前記第1印字媒体の次の印字媒体である第2印字媒体に対する前記書込み検査を行うように前記RFID通信ユニットを制御する、
請求項1に記載されたプリンタ。
【請求項4】
前記書込み検査の対象となる印字媒体の印字開始位置から前記基準位置までの基準搬送量が予め設定されており、
前記制御部は、前記検査指示に応じて、前記連続紙を前記基準搬送量だけ搬送する、
請求項1に記載されたプリンタ。
【請求項5】
前記制御部は、ユーザの入力を基に、前記書込み検査において書き込み対象となるデータを取得する、
請求項1に記載されたプリンタ。
【請求項6】
前記制御部は、ユーザの入力を基に前記書込み検査の対象となる印字媒体の枚数の情報を取得し、前記連続紙を搬送しながら、前記枚数の印字媒体の各々に対して連続的に前記書込み検査を行うように前記RFID通信ユニットを制御する、
請求項1に記載されたプリンタ。
【請求項7】
表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記枚数の印字媒体のうち前記書込み検査の結果が書込み成功となった印字媒体の数と、書込み失敗となった印字媒体の数と、を前記表示部に表示させる、
請求項6に記載されたプリンタ。
【請求項8】
前記制御部は、前記書込み検査において、ユーザによる選択操作に応じて、第1周波数帯、又は前記第1周波数帯と異なる第2周波数帯のいずれかの周波数帯により前記書込み検査を行うように前記RFID通信ユニットを制御する、
請求項1~7のいずれか一項に記載されたプリンタ。
【請求項9】
前記RFIDインレイは、第1記憶領域と、前記第1記憶領域よりもサイズが大きい第2記憶領域と、を有する記憶部を備え、
前記制御部は、前記書込み検査において、ユーザによる選択操作に応じて、前記第1記憶領域、及び/又は、前記第2記憶領域をデータの書き込み先として前記書込み検査を行うように前記RFID通信ユニットを制御する、
請求項1~7のいずれか一項に記載されたプリンタ。
【請求項10】
プリンタにインストールされた場合に、コンピュータに、
ユーザによる検査指示に応じて、RFIDインレイを有する複数枚の印字媒体が連続して配置された連続紙に含まれる印字媒体が、前記プリンタに搭載されたRFID通信ユニットによるデータの読み書きを行う基準位置に達するまで、前記プリンタの搬送ローラに前記連続紙を搬送させる手順と、
前記基準位置にある印字媒体に対するデータの書き込みが可能か否かの書込み検査を行うように、前記RFID通信ユニットを制御する手順と、
を実行させるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ICチップ及びアンテナを有するRFID(Radio Frequency Identification)インレイ(RFIDタグともいう)が組み込まれたラベルに印字を行うプリンタが知られている。このようなプリンタでは、ラベルに印字を行う際に、ラベルに組み込まれたRFIDインレイに対して、プリンタに搭載されたリーダライタ等のRFIDユニットによってデータの読み出し、及びデータの書き込みを行う。
【0003】
このようなプリンタを使用する場合、RFIDユニットのアンテナとインレイとの間で通信を行うのに最適なインレイ位置又はアンテナ位置を設定するための通信調整が行われる。通信調整が完了すると、実際にインレイに対して書込みができるか否か確認するための検査(書込みテスト)を行うように構成されたプリンタが知られている。
例えば特許文献1には、動作モードがテストモードに設定されている場合に、動作指定情報に基づいてリーダライタ装置にRFIDタグから情報を読み取らせ、リーダライタ装置による情報の読み取り結果に応じた結果情報を出力させるRFIDラベルプリンタが記載されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-018455号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されている書込みテストでは、RFIDラベルプリンタ内にあるラベル用紙を取り除き、既に印字されてRFIDタグにユーザデータが書き込まれたRFIDラベルを、RFIDラベルプリンタ内のアンテナの上に載上した状態、または、アンテナにRFIDラベルを近づけて操作を行なう。その上でユーザがテストモードに設定するための操作を行い、さらに読み出しを行うための操作を行うことで、RFIDタグからデータを読み出す処理を行い、読み出したデータを表示させる処理を行う。
【0006】
しかし、特許文献1に記載されている書込みテストは、上記のようにテストを実行するための特別なユーザ作業およびユーザ操作を必要とし、実際にラベルを発行するときのプリンタ動作が反映されているとは言い難い。
【0007】
そこで、本発明は、RFIDインレイを有する印字媒体を発行するプリンタにおいて、実際にラベルを発行するときのプリンタ動作が反映された書込み検査を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のある態様は、RFIDインレイを有する複数枚の印字媒体が連続して配置された連続紙を搬送する搬送ローラと、
各印字媒体のRFIDインレイに対するデータの読み書きを行うRFID通信ユニットと、
ユーザによる検査指示に応じて、前記連続紙に含まれる印字媒体が前記RFID通信ユニットによるデータの読み書きを行う基準位置に達するまで前記連続紙を搬送し、前記基準位置にある印字媒体に対するデータの書き込みが可能か否かの書込み検査を行うように前記RFID通信ユニットを制御する制御部と、
を備えたプリンタである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のある態様によれば、RFIDインレイを有する印字媒体を発行するプリンタにおいて、実際にラベルを発行するときのプリンタ動作が反映された書込み検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態のプリンタの斜視図である。
内部が見える状態の一実施形態のプリンタの側面図である。
一実施形態のプリンタの制御ユニットの構成を示すブロック図である。
一実施形態のプリンタに表示される画像の例を示す図である。
一実施形態のプリンタの搬送制御の一例を説明する図である。
一実施形態のプリンタに表示される画像の例を示す図である。
一実施形態のプリンタにおいてラベルに対する書き込みテストの処理(単一テストの場合)を示すフローチャートである。
一実施形態のプリンタに表示される画像の例を示す図である。
一実施形態のプリンタにおいてラベルに対する書き込みテストの処理(連続テストの場合)を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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