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公開番号
2025138915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024032734
出願日
2024-03-05
発明の名称
回転電機
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250918BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】
回転電機に搭載されているコイルを効率的に冷却すること。
【解決手段】
回転電機は、円筒状のステータと、ステータの内側に配置され、回転軸の方向に板状部材を積層させることにより形成されているロータと、ロータに嵌入され、ロータが回転軸周りに回転可能な態様でロータを支持するシャフトと、を備える。ロータは、少なくとも一つの導管形成穴が形成されている複数の板状部材を導管形成穴の開口部の一部同士が回転軸の方向において重複する状態で積層させることにより形成されており、出口がステータとロータとの間の空間に通じているロータ内導管を有する。シャフトは、モータの筐体に形成されている筐体内導管の出口及びロータ内導管の入口に通じているシャフト内導管を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
円筒状のステータと、
前記ステータの内側に配置され、回転軸の方向に板状部材を積層させることにより形成されているロータと、
前記ロータに嵌入され、前記ロータが前記回転軸周りに回転可能な態様で前記ロータを支持するシャフトと、
を備え、
前記ロータは、少なくとも一つの導管形成穴が形成されている複数の前記板状部材を前記導管形成穴の開口部の一部同士が前記回転軸の方向において重複する状態で積層させることにより形成されており、出口が前記ステータと前記ロータとの間の空間に通じているロータ内導管を有し、
前記シャフトは、モータの筐体に形成されている筐体内導管の出口及び前記ロータ内導管の入口に通じているシャフト内導管を有する、
回転電機。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記導管形成穴の少なくとも一つは、前記板状部材の表面に形成されている凹み又は前記板状部材を貫通している貫通穴である、
請求項1に記載の回転電機。
【請求項3】
前記ロータ内導管は、前記ロータの前記回転軸と直交し、前記ロータの前記回転軸の方向における中心を通る平面と、前記ステータに取り付けられているコイルとの交線から所定の距離以内に出口が形成されている、
請求項2に記載の回転電機。
【請求項4】
前記ロータ内導管は、前記ステータに取り付けられているコイルのうち温度が所定の温度以上となる部分から所定の距離以内に出口が形成されている、
請求項2に記載の回転電機。
【請求項5】
前記ロータ内導管は、前記導管形成穴が形成されている位置が互いに異なる二種類の前記板状部材を積層させることにより形成されている、
請求項2又は請求項3に記載の回転電機。
【請求項6】
前記ロータ内導管は、前記ロータの前記回転軸と直交する直線に沿って形成されている、
請求項2又は請求項3に記載の回転電機。
【請求項7】
前記導管形成穴の少なくとも一つは、前記ロータにおいて隣接する二つの極の間に形成されている、
請求項2又は請求項3に記載の回転電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
モータ、ジェネレータ等の回転電機は、駆動する際にコイルが発熱することにより効率的に駆動することが困難になることがある。このため、回転電機に搭載されているコイルを冷却する技術が開発されている。このような技術として、例えば、特許文献1に開示されている冷却装置が挙げられる。この冷却装置は、ステータコア及びコイルエンドの鉛直方向最上点の上方に回転軸方向に沿って配設され、吐出孔からコイルエンドの外周面における着油点へ冷却油を吐出する冷却油パイプを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-115651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した冷却装置は、コイルのうち冷却油が通過しない部分の冷却を当該部分から冷却油が通過する部分への熱伝導のみで行っている。このため、上述した冷却装置は、コイルを効率的に冷却することができないことがある。また、上述した冷却装置は、冷却油が下方に流れていくにつれて冷却油の温度が上昇するため、コイルを均一に冷却することができないことがある。
【0005】
そこで、本発明は、回転電機に搭載されているコイルを効率的に冷却することができる回転電機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の回転電機は、円筒状のステータと、前記ステータの内側に配置され、回転軸の方向に板状部材を積層させることにより形成されているロータと、前記ロータに嵌入され、前記ロータが前記回転軸周りに回転可能な態様で前記ロータを支持するシャフトと、を備える。前記ロータは、少なくとも一つの導管形成穴が形成されている複数の前記板状部材を前記導管形成穴の開口部の一部同士が前記回転軸の方向において重複する状態で積層させることにより形成されており、出口が前記ステータと前記ロータとの間の空間に通じているロータ内導管を有する。前記シャフトは、モータの筐体に形成されている筐体内導管の出口及び前記ロータ内導管の入口に通じているシャフト内導管を有する。
【0007】
また、前記導管形成穴の少なくとも一つは、前記板状部材の表面に形成されている凹み又は前記板状部材を貫通している貫通穴であってもよい。
【0008】
また、前記ロータ内導管は、前記ロータの前記回転軸と直交し、前記ロータの前記回転軸の方向における中心を通る平面と、前記ステータに取り付けられているコイルとの交線から所定の距離以内に出口が形成されていてもよい。
【0009】
また、前記ロータ内導管は、前記ステータに取り付けられているコイルのうち温度が所定の温度以上となる部分から所定の距離以内に出口が形成されていてもよい。
【0010】
また、前記ロータ内導管は、前記導管形成穴が形成されている位置が互いに異なる二種類の前記板状部材を積層させることにより形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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