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公開番号
2025138594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2025035810
出願日
2025-03-06
発明の名称
活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物、硬化物及び積層体
出願人
荒川化学工業株式会社
代理人
主分類
C09J
4/02 20060101AFI20250917BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】初期と高温下暴露後の粘着力が高く、耐熱黄変性、耐湿熱白化性にも優れる硬化物層を与える活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物の提供。
【解決手段】炭素数4以上のアルキレン鎖を繰り返し単位に有する鎖状ポリエーテルポリオール(a1)、ポリイソシアネート(a2)、及びヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(a3-1)又はイソシアネート基を有するモノ(メタ)アクリレート(a3-2)の反応物である重量平均分子量が50,000~200,000のウレタン(メタ)アクリレート(A)、
ヒドロキシ基を有さないモノ(メタ)アクリレート(B)、
並びに、ヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(C)を特定量含み、
(B)成分が、炭素数6~20のアルキル基を有するアルキルモノ(メタ)アクリレート(B1)及びシクロアルキルモノ(メタ)アクリレート(B2)を特定の質量比率で含む活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
炭素数4以上のアルキレン鎖を繰り返し単位に有する鎖状ポリエーテルポリオール(a1)、ポリイソシアネート(a2)及び、ヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(a3-1)又はイソシアネート基を有するモノ(メタ)アクリレート(a3-2)の反応物である重量平均分子量が50,000~200,000のウレタン(メタ)アクリレート(A)、
ヒドロキシ基を有さないモノ(メタ)アクリレート(B)、並びに、
ヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(C)を含み、
(B)成分が、炭素数6~20のアルキル基を有するアルキルモノ(メタ)アクリレート(B1)及びシクロアルキルモノ(メタ)アクリレート(B2)であり、
(B1)成分と(B2)成分との不揮発分質量の比率[(B1)/(B2)]が0.05以上1未満であり、
(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計を100質量%としたときの(C)成分の含有量が10~35質量%である、活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
更に粘着付与樹脂(D)を含む請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物の硬化物。
【請求項4】
基材の少なくとも片面に請求項3に記載の硬化物を有する積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物、硬化物及び積層体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
粘着剤は、スマートフォンやタブレット等のモバイル機器、デジタルカメラやオーディオ等のデジタル家電、無線機やモデムの通信機器等に加えて、車載用タッチパネルであるカーナビゲーション、オーディオディスプレイ、リアシートエンターテイメント等にも使用されている。
【0003】
車載用タッチパネルに用いる粘着剤には、粘着力に加えて、高温に曝された後も黄変せずに(耐熱黄変性が高い)、かつ高い粘着力も保持され、さらに高温高湿下でも白化しない(耐湿熱白化性が高い)ものが要求される。
【0004】
本出願人もこれらの課題を解決するために、ポリエーテル系ポリウレタン(メタ)アクリレート、炭素数4~12のアルキル基を有するアルキルモノ(メタ)アクリレート、炭素数6~10のシクロアルキル基を有するシクロアルキルモノ(メタ)アクリレート、一級水酸基含有モノ(メタ)アクリレートに、特定の光重合開始剤と酸化防止剤とを配合した紫外線硬化型粘着剤を開示している(特許文献1)。しかしながら、これらの要求特性を満たすまでには至っておらず、改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-100403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、初期と高温下に曝された後の粘着力が高く、耐熱黄変性及び耐湿熱白化性にも優れる硬化物の層を与える活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討したところ、前記課題を解決することを見出した。すなわち、本発明は、以下の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物、硬化物及び積層体に関する。
【0008】
1.炭素数4以上のアルキレン鎖を繰り返し単位に有する鎖状ポリエーテルポリオール(a1)、ポリイソシアネート(a2)及び、ヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(a3-1)又はイソシアネート基を有するモノ(メタ)アクリレート(a3-2)の反応物である重量平均分子量が50,000~200,000のウレタン(メタ)アクリレート(A)、
ヒドロキシ基を有さないモノ(メタ)アクリレート(B)、並びに、
ヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(C)を含み、
(B)成分が、炭素数6~20のアルキル基を有するアルキルモノ(メタ)アクリレート(B1)及びシクロアルキルモノ(メタ)アクリレート(B2)であり、
(B1)成分と(B2)成分との不揮発分質量の比率[(B1)/(B2)]が0.05以上1未満であり、
(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計を100質量%としたときの(C)成分の含有量が10~35質量%である、活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【0009】
2.更に粘着付与樹脂(D)を含む前項1に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【0010】
3.前項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物の硬化物。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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