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公開番号
2025146671
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2025009530
出願日
2025-01-23
発明の名称
肥料組成物、被覆肥料、樹脂組成物の使用方法、栽培方法及び培養土
出願人
荒川化学工業株式会社
代理人
主分類
C05G
5/30 20200101AFI20250926BHJP(肥料;肥料の製造)
要約
【課題】肥料成分の土壌中の水に対する溶出が制御されており、長期間の肥料効果が期待できる新規な肥料組成物を提供すること
【解決手段】肥料組成物であり、前記肥料組成物は、反応物を含み、前記反応物は、1級及び/又は2級アミド基を含有する不飽和化合物に由来する構成単位(a1)を含むポリマー(A)、尿素類(B)及びアルデヒド類(C)を含む反応成分の反応物である、肥料組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
肥料組成物であり、
前記肥料組成物は、反応物を含み、
前記反応物は、1級及び/又は2級アミド基を含有する不飽和化合物に由来する構成単位(a1)を含むポリマー(A)、尿素類(B)及びアルデヒド類(C)を含む反応成分の反応物である、
肥料組成物。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
(A)成分の重量平均分子量は、6,000,000以下である、請求項1に記載の肥料組成物。
【請求項3】
(A)成分は、水酸基含有不飽和化合物に由来する構成単位(a2)及びカルボキシル基含有不飽和化合物に由来する構成単位(a3)からなる群より選択される少なくとも1種の構成単位を含む、請求項1に記載の肥料組成物。
【請求項4】
(A)成分における構成単位(a1)、構成単位(a2)及び構成単位(a3)の総量は、(A)成分100モル%に対して、20モル%以上である、請求項3に記載の肥料組成物。
【請求項5】
請求項1に記載の肥料組成物と、前記肥料組成物を被覆する被膜とを含む被覆肥料であり、
前記被膜は、樹脂を含む、
被覆肥料。
【請求項6】
上記樹脂は、生分解性樹脂を含む、請求項5に記載の被覆肥料。
【請求項7】
反応物を含む樹脂組成物を肥料として使用するための、樹脂組成物の使用方法であり、
前記反応物は、1級及び/又は2級アミド基を含有する不飽和化合物に由来する構成単位を含むポリマー(A)、尿素類(B)及びアルデヒド類(C)を含む反応成分の反応物である、
樹脂組成物の使用方法。
【請求項8】
(A)成分の重量平均分子量は、6,000,000以下である、請求項7に記載の樹脂組成物の使用方法。
【請求項9】
(A)成分は、水酸基含有不飽和化合物に由来する構成単位(a2)及びカルボキシル基含有不飽和化合物に由来する構成単位(a3)からなる群より選択される少なくとも1種の構成単位を含む、請求項7又は8に記載の樹脂組成物の使用方法。
【請求項10】
(A)成分における構成単位(a1)、構成単位(a2)及び構成単位(a3)の総量は、(A)成分の全構成単位100モル%に対して、20モル%以上である、請求項9に記載の樹脂組成物の使用方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、肥料組成物、被覆肥料、樹脂組成物の使用方法、栽培方法及び培養土に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
農業就労者の高齢化に伴う省力化、及び肥料成分の流出による環境負荷の低減のために、肥料成分の溶出を制御した緩効性肥料が提案されている。緩効性肥料は、肥料成分の過剰施肥を防止して作物への肥料成分の利用効率を高めるため、施肥回数の低減につながり、さらに河川等への肥料成分の過度な流出を低減させることができる。
【0003】
緩効性肥料は、肥料成分の流出を抑制しつつ、作物根に肥料成分を持続的に供給するために、施用してもすぐには土壌中の水に溶出しにくいことが求められる。緩効性肥料は、様々な形態の商品が実用化されており、その中でも粒状肥料の表面に樹脂による被膜を施すことにより、内部の肥料成分の溶出を制御した被覆粒状肥料が汎用的に普及している。(例えば、特許文献1、2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公昭60-21952号公報
特開平9-202683号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の緩効性肥料においては、土壌中における肥料成分の溶出が十分には制御されていないものもあり、肥料成分の持続的な溶出により、長期間の肥料効果が期待できる緩効性肥料が望まれている。
【0006】
本発明の課題は、肥料成分の土壌中の水に対する溶出が制御されており、長期間の肥料効果が期待できる新規な肥料組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、尿素、アルデヒド類及び特定のポリマーを反応させて得られる反応物を含む肥料組成物によって、上記課題を解決することを見出した。
【0008】
本開示により以下の項目が提供される。
【0009】
(項目1)
肥料組成物であり、
前記肥料組成物は、反応物を含み、
前記反応物は、1級及び/又は2級アミド基を含有する不飽和化合物に由来する構成単位(a1)を含むポリマー(A)、尿素類(B)及びアルデヒド類(C)を含む反応成分の反応物である、
肥料組成物。
【0010】
(項目2)
(A)成分の重量平均分子量は、6,000,000以下である、項目1に記載の肥料組成物。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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