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公開番号
2025127552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024316
出願日
2024-02-21
発明の名称
タケ由来ミミズ堆肥
出願人
公立大学法人大阪
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
C05F
3/00 20060101AFI20250826BHJP(肥料;肥料の製造)
要約
【課題】タケ由来ミミズ堆肥の植物病害抑制作用を向上させる技術を提供すること。
【解決手段】ミミズに有機物を摂食させて得られるタケ由来ミミズ堆肥であって、前記有機物がタケ類を含み、前記有機物が植物油粕を含む且つ/或いは前記タケ類の粒子の最大径が3.00mm以上である、タケ由来ミミズ堆肥。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ミミズに有機物を摂食させて得られるタケ由来ミミズ堆肥であって、
前記有機物がタケ類を含み、
前記有機物が植物油粕を含む且つ/或いは前記タケ類の粒子の最大径が3.00mm以上である、
タケ由来ミミズ堆肥。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記有機物が植物油粕を含む、請求項1に記載のタケ由来ミミズ堆肥。
【請求項3】
前記植物油粕がナタネ油粕である、請求項2に記載のタケ由来ミミズ堆肥。
【請求項4】
前記タケ類の粒子の平均径が1.20mm以上である、請求項1に記載のタケ由来ミミズ堆肥。
【請求項5】
前記タケ類の粒子の最大径が4.00mm以上10.00mm以下である、請求項1に記載のタケ由来ミミズ堆肥。
【請求項6】
前記有機物が植物油粕を含み且つ前記タケ類の粒子の最大径が3.00mm以上である、請求項1に記載のタケ由来ミミズ堆肥。
【請求項7】
ミミズに有機物を摂食させる工程を含み、
前記有機物がタケ類を含み、
前記有機物が植物油粕を含む且つ/或いは前記タケ類の最大径が3.00mm以上である、
請求項1~6のいずれかに記載のタケ由来ミミズ堆肥の製造方法。
【請求項8】
請求項1~6のいずれかに記載のタケ由来ミミズ堆肥及び前記タケ由来ミミズ堆肥の抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む、植物病害抑制用組成物。
【請求項9】
請求項1~6のいずれかに記載のタケ由来ミミズ堆肥及び前記タケ由来ミミズ堆肥の抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む培土又は培地で植物を栽培することを含む、植物の製造方法。
【請求項10】
請求項1~6のいずれかに記載のタケ由来ミミズ堆肥及び前記タケ由来ミミズ堆肥の抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む培土又は培地で植物を栽培することを含む、植物病害抑制方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タケ由来ミミズ堆肥等に関する。
続きを表示(約 880 文字)
【背景技術】
【0002】
タケ(竹)は非常に生育が早いがその利用方法は限られている。このため、近年、日本各地で放置された竹林が多くなり、その対策が求められている。タケは栄養分に富むためにこれをコンポスト化できれば、有用な堆肥として使用できる。
【0003】
特許文献1では、ミミズにタケ類を含む有機物を摂食させることにより得られるタケ由来ミミズ堆肥が植物病害抑制作用を有することが報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-052684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、タケ由来ミミズ堆肥の植物病害抑制作用を向上させる技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は上記課題に鑑みて鋭意研究を進めた結果、ミミズに有機物を摂食させて得られるタケ由来ミミズ堆肥であって、前記有機物がタケ類を含み、前記有機物が植物油粕を含む且つ/或いは前記タケ類の粒子の最大径が3.00mm以上である、タケ由来ミミズ堆肥、であれば、上記課題を解決できることを見出した。即ち、本開示は、下記の態様を包含する。
【0007】
項1. ミミズに有機物を摂食させて得られるタケ由来ミミズ堆肥であって、
前記有機物がタケ類を含み、
前記有機物が植物油粕を含む且つ/或いは前記タケ類の粒子の最大径が3.00mm以上である、
タケ由来ミミズ堆肥。
【0008】
項2. 前記有機物が植物油粕を含む、項1に記載のタケ由来ミミズ堆肥。
【0009】
項3. 前記植物油粕がナタネ油粕である、項2に記載のタケ由来ミミズ堆肥。
【0010】
項4. 前記タケ類の粒子の平均径が1.20mm以上である、項1に記載のタケ由来ミミズ堆肥。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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