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公開番号2025138497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037619
出願日2024-03-11
発明の名称アクアポニックスシステム
出願人リズム翔栄株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A01G 31/00 20180101AFI20250917BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】動力源として太陽光発電パネルを用いつつ、植物に太陽光を照射し易いアクアポニックスシステムを提供する。
【解決手段】アクアポニックスシステム10は、セル間に光を透過する透過部を備えた両面受光型の太陽光発電パネル30と、透過部を透過した光が照射される位置に設置され、植物を水耕栽培可能な第一水槽(水槽52A)と、水棲生物を養殖可能な第二水槽(水槽52B)と、第一水槽及び第二水槽を連通する水路54と、水路54に設置され、第一水槽及び第二水槽間に循環水を循環させる循環ポンプ56と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
セル間に光を透過する透過部を備えた両面受光型の太陽光発電パネルと、
前記透過部を透過した光が照射される位置に設置され、植物を水耕栽培可能な第一水槽と、
水棲生物を養殖可能な第二水槽と、
前記第一水槽及び前記第二水槽を連通する水路と、
前記水路に設置され、前記第一水槽及び前記第二水槽間に循環水を循環させる循環ポンプと、
を備えたアクアポニックスシステム。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記循環水を水素と酸素とに分解する水分解装置を備えた、
請求項1に記載のアクアポニックスシステム。
【請求項3】
前記水分解装置は、
光触媒によって前記循環水を水素と酸素とに分解する、
請求項2に記載のアクアポニックスシステム。
【請求項4】
前記水分解装置は、
基板に固定された前記光触媒間に光を透過する透過部を備えている、
請求項3に記載のアクアポニックスシステム。
【請求項5】
風力発電装置及び水力発電装置の少なくとも一方を備えている、
請求項1又は2に記載のアクアポニックスシステム。
【請求項6】
少なくとも前記太陽光発電パネルで発電した電力を蓄電可能なバッテリーと、
前記循環ポンプへ外部電力を供給可能な電源装置と、
を備えた、請求項1に記載のアクアポニックスシステム。
【請求項7】
前記第一水槽及び前記第二水槽を取り囲む光透過性の筐体と、
前記筐体内の温度を測定及び調整可能な温度調整機構と、
前記筐体内の湿度を測定及び調整可能な湿度調整機構と、
を備えた、請求項1に記載のアクアポニックスシステム。
【請求項8】
前記水路に濾過フィルタを備えている、
請求項1に記載のアクアポニックスシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクアポニックスシステムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ソーラーパネルを用いたアクアポニックスが記載されている。このアクアポニックスでは、電力を空気ポンプの稼働に用いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-113840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に示されたように、アクアポニックスではソーラーパネル(以下、太陽光発電パネルと称す)を用いる場合もあるが、植物に太陽光を照射するためには太陽光発電パネルの配置が制限され易い。例えば太陽光が当たりやすい方向を避けて太陽光発電パネルを配置したり、太陽光発電パネルの大きさを制限したりする必要がある。この結果、十分な電力を得ることが難しい場合がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮し、動力源として太陽光発電パネルを用いつつ、植物に太陽光を照射し易いアクアポニックスシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1のアクアポニックスシステムは、セル間に光を透過する透過部を備えた両面受光型の太陽光発電パネルと、前記透過部を透過した光が照射される位置に設置され、植物を水耕栽培可能な第一水槽と、水棲生物を養殖可能な第二水槽と、前記第一水槽及び前記第二水槽を連通する水路と、前記水路に設置され、前記第一水槽及び前記第二水槽間に循環水を循環させる循環ポンプと、を備える。
【0007】
請求項1のアクアポニックスシステムでは、植物を水耕栽培可能な第一水槽と、水棲生物を養殖可能な第二水槽と、の間に循環水が循環する。これによりアクアポニックスが構築される。また、動力源として太陽光発電パネルを用いることで、外部電力を用いずに循環ポンプを稼働させることができる。あるいは、外部電力を用いた場合であってもその使用量を少なくできる。
【0008】
植物には、太陽光発電パネルのセル間の透過部を透過した太陽光が照射される。このため、例えば太陽光が当たりやすい方向に太陽光発電パネルを配置しても、植物に太陽光が照射される。また、太陽光発電パネルの大きさに関わらず、植物に太陽光が照射される。このように、動力源として太陽光発電パネルを用いつつ、植物に太陽光を照射し易い。
【0009】
また、太陽光発電パネルは両面受光型である。このため、透過部を透過した太陽光が、第一水槽の周囲等で反射した反射光や太陽光発電パネルの裏側で拡散した拡散光によって発電できる。これにより、片面受光型の太陽光発電パネルと比較して発電量を大きくすることができる。
【0010】
請求項2のアクアポニックスシステムは、請求項1に記載のアクアポニックスシステム
前記循環水を水素と酸素とに分解する水分解装置を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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