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公開番号2025139303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024038158
出願日2024-03-12
発明の名称釣り具
出願人株式会社村田製作所
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類A01K 85/01 20060101AFI20250918BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明の目的は、簡易な構成で釣り具の状態をより確実にユーザに知らせることができる、該釣り具を提供することである。
【解決手段】釣り具は、弾性を有する本体と、本体に取り付けられ、変形により電気的特性が変化するセンサと、本体に取り付けられる制御回路と、本体に取り付けられ、第1状態と、第1状態とは異なる第2状態と、を有している報知手段と、を備えている。制御回路は、出力信号に基づいて、第1状態と第2状態とを切り替える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
弾性を有する本体と、
前記本体に取り付けられ、変形により電気的特性が変化するセンサと、
前記本体に取り付けられる制御回路と、
前記本体に取り付けられ、第1状態と、前記第1状態とは異なる第2状態と、を有している報知手段と、
を備えており、
前記制御回路は、前記センサの出力信号に基づいて、前記第1状態と前記第2状態とを切り替える、
釣り具。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記センサは、平膜状である、
請求項1に記載の釣り具。
【請求項3】
前記センサは、圧電フィルムを含んでおり、
前記圧電フィルムは、少なくとも一軸延伸方向に延伸されているポリ乳酸を有する、
請求項2に記載の釣り具。
【請求項4】
前記制御回路は、前記出力信号に基づいて、前記報知手段の動作モードを変更する、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の釣り具。
【請求項5】
前記出力信号は、ユーザが前記本体を押圧することにより、変化する、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の釣り具。
【請求項6】
前記報知手段は、LEDであり、
前記第1状態は、前記LEDが点灯している状態であり、
前記第2状態は、前記LEDが消灯している状態である、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の釣り具。
【請求項7】
前記報知手段は、互いに発光色が異なる複数のLEDを含んでおり、
前記制御回路は、前記出力信号に基づいて、前記複数のLEDのそれぞれの発光状態を変化させる、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の釣り具。
【請求項8】
前記本体は、密閉された中空部を含んでおり、
前記センサ、前記制御回路及び前記報知手段は、それぞれ、前記中空部に収められている、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の釣り具。
【請求項9】
前記釣り具は、エギである、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の釣り具。
【請求項10】
前記釣り具は、水中ウキである、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の釣り具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣りに用いられる釣り具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、釣りにおいて、エギと称される疑似餌又は水中ウキと称される錘等の釣り具が広く普及している。特許文献1に記載の釣り具は、LEDと、運動センサと、制御回路と、電池と、を備えている。運動センサは、釣り具を引く竿の動き及び釣り針に捕獲対象が掛かって暴れた際の動きを感知する。制御回路は、運動センサの検出信号に応じてLEDの発光状態を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-171883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運動センサは、動きを検知するセンサである。運動センサとして、例えば、加速度センサを採用すると、加速度の変化が小さい場合に、竿の動きを検出できないおそれがある。加速度の変化が小さい場合として、例えば、イカ釣りにおけるエギの着底時が挙げられる。運動センサとして、加速度センサを採用した場合、エギが着底してもLEDが発光せずに、エギが着底したことが釣り人(ユーザ)に伝わらないおそれがある。
【0005】
また、運動センサとして、例えば、振動ジャイロセンサを採用すると、釣り具の素早い動きに追従できないおそれがある。釣り具が素早く動く場合として、例えば、イカによるエギの抱きかかえが挙げられる。イカがエギを抱き、釣り針に引っ掛かった場合、エギがイカにより大きく揺さぶられる。イカによる揺さぶりに伴い、エギは、短い時間に何度も大きく振動する。運動センサとして、振動ジャイロセンサを採用した場合、イカがエギを抱いても、LEDが発光せずに、イカがエギを抱きかかえたことがユーザに伝わらないおそれがある。
【0006】
更に、特許文献1に記載の釣り具において、加速度センサ及び振動ジャイロセンサの両方を採用すると、釣り具が大型化し、構造も複雑になるおそれがある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、簡易な構成で釣り具の状態をより確実にユーザに知らせることができる、該釣り具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一形態に係る釣り具は、
弾性を有する本体と、
前記本体に取り付けられ、変形により電気的特性が変化するセンサと、
前記本体に取り付けられる制御回路と、
前記本体に取り付けられ、第1状態と、前記第1状態とは異なる第2状態と、を有している報知手段と、
を備えており、
前記制御回路は、前記センサの出力信号に基づいて、前記第1状態と前記第2状態とを切り替える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡易な構成で釣り具の状態をより確実にユーザに知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、エギ1の側面図である。
図2(A)は、センサ6の斜視図である。図2(B)は、センサ6の分解斜視図である。
図3は、センサ6、回路基板7及び電池8のブロック図である。
図4は、エギ1の使用方法の一例を示すフローチャートである。
図5は、水中ウキ1aの側面図である。
図6は、水中ウキ1aの使用方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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