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公開番号
2025135828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033826
出願日
2024-03-06
発明の名称
弾性波フィルタ
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
H03H
9/25 20060101AFI20250911BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】放熱性が向上した弾性波フィルタを提供する。
【解決手段】弾性波フィルタ1は、互いに対向する主面10aおよび10bを有する基板10と、主面10aと対面する主面70aを有する基板70と、主面70aに配置された機能電極25および26と、主面10aおよび70aの間に配置され、主面10aおよび70aを平面視した場合に機能電極25および26を囲む枠体30と、を備え、枠体30の外側表面の方が枠体30の内側表面よりも粗い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに対向する第1主面および第2主面を有する第1基板と、
前記第1主面と対面する第3主面を有する第2基板と、
前記第3主面に配置された機能電極と、
前記第1主面および前記第3主面の間に配置され、前記第1主面および前記第3主面を平面視した場合に前記機能電極を囲む枠体と、を備え、
前記枠体の外側表面の方が前記枠体の内側表面よりも粗い、
弾性波フィルタ。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記枠体は、金属からなる導体部を含む、
請求項1に記載の弾性波フィルタ。
【請求項3】
前記導体部は、アルミニウムからなる、
請求項2に記載の弾性波フィルタ。
【請求項4】
前記枠体の外側表面は、アルミニウム酸化物を含む、
請求項3に記載の弾性波フィルタ。
【請求項5】
前記枠体の外側表面は、ベーマイトを含む、
請求項4に記載の弾性波フィルタ。
【請求項6】
前記枠体の外側表面は、水酸化アルミニウムを含む、
請求項2に記載の弾性波フィルタ。
【請求項7】
前記枠体は、
前記第1基板と接し、前記第1主面および前記第3主面を平面視した場合に前記機能電極を囲む第1接合層と、
前記第2基板と接し、前記第1主面および前記第3主面を平面視した場合に前記機能電極を囲む第2接合層と、
前記第1接合層および前記第2接合層の間に配置され、前記第1主面および前記第3主面を平面視した場合に前記機能電極を囲む支持層と、を含み、
前記支持層の外側表面は前記支持層の内側表面よりも粗い、
請求項1~6のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ。
【請求項8】
前記枠体の外側表面における所定領域の表面積は、前記枠体の内側表面における前記所定領域の表面積よりも大きい、
請求項1~6のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ。
【請求項9】
前記枠体の外側表面における所定領域の算術平均粗さは、前記枠体の内側表面における前記所定領域の算術平均粗さよりも大きい、
請求項1~6のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ。
【請求項10】
さらに、
前記機能電極に接続され、前記第1主面および前記第3主面を平面視した場合に前記枠体の内側に配置され、前記第1主面および前記第3主面に接する第1導体を備え、
前記枠体の外側表面は前記第1導体の表面よりも粗い、
請求項1~6のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弾性波フィルタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、支持基板およびリッドと、支持基板上に配置された弾性波素子と、支持基板およびリッドの間に配置され弾性波素子を囲む枠体と、枠体の外周部を覆う保護層と、を備える電子部品が開示されている。これによれば、保護層により気密性の低下を抑制できるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-189428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
移動体通信の高出力化要求に伴い、気密性とともに放熱性が向上した弾性波フィルタが求められている。
【0005】
そこで、本発明は、放熱性が向上した弾性波フィルタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る弾性波フィルタは、互いに対向する第1主面および第2主面を有する第1基板と、第1主面と対面する第3主面を有する第2基板と、第3主面に配置された機能電極と、第1主面および第3主面の間に配置され、第1主面および第3主面を平面視した場合に機能電極を囲む枠体と、を備え、枠体の外側表面の方が枠体の内側表面よりも粗い。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、放熱性が向上した弾性波フィルタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る弾性波フィルタの断面図である。
実施の形態に係る弾性波フィルタの平面図である。
実施の形態に係る弾性波フィルタを構成する弾性波共振子の第1例を模式的に表す平面図および断面図である。
実施の形態に係る弾性波フィルタを構成する弾性波共振子の第2例を模式的に表す断面図である。
実施の形態に係る弾性波フィルタを構成する弾性波共振子の第3例を模式的に表す断面図である。
実施の形態に係る枠体の外側断面および外側表面の電子顕微鏡画像を表す図である。
実施の形態に係る枠体の内側断面および内側表面の電子顕微鏡画像を表す図である。
実施の形態に係る枠体の表面積の評価方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、図面に示される構成要素の大きさまたは大きさの比は、必ずしも厳密ではない。
【0010】
なお、各図は、本発明を示すために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではなく、実際の形状、位置関係、および比率とは異なる場合がある。各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡素化される場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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