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公開番号2025138401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037470
出願日2024-03-11
発明の名称作業機械用のシステム
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/24 20060101AFI20250917BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業現場において発話が行われた位置を把握させることを目的とする。
【解決手段】作業機械と、作業機械を管理する管理装置とを含む作業機械用のシステムであって、前記作業機械は、上部旋回体と、下部走行体と、前記上部旋回体に設けられた運転室と、前記運転室の外に配置される外部集音装置と、前記運転室の中に配置され、前記外部集音装置が集音した音を出力する内部音出力装置と、集音された音から発話を検出し、前記発話と関連付く位置情報と、前記発話を含む音データとを前記管理装置に送信する制御装置と、を有し、前記管理装置は、前記作業機械が配置された作業現場の地図情報と、前記発話と関連付く位置情報とを対応づける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
作業機械と、作業機械を管理する管理装置とを含む作業機械用のシステムであって、
前記作業機械は、
上部旋回体と、
下部走行体と、
前記上部旋回体に設けられた運転室と、
前記運転室の外に配置される外部集音装置と、
前記運転室の中に配置され、前記外部集音装置が集音した音を出力する内部音出力装置と、
集音された音から発話を検出し、前記発話と関連付く位置情報と、前記発話を含む音データとを前記管理装置に送信する制御装置と、を有し、
前記管理装置は、
前記作業機械が配置された作業現場の地図情報と、前記発話と関連付く位置情報とを対応づける、作業機械用のシステム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記発話は、イベントに伴う発話であり、
前記発話に関連付く位置情報は、前記発話を行った人物の位置を示す位置情報であり、
前記制御装置は、
前記イベントが検出されると、前記イベントに伴う発話の内容を含む音データと、前記発話を行った人物の位置を示す位置情報とを前記管理装置へ送信する、請求項１記載の作業機械用のシステム。
【請求項３】
前記管理装置は、
前記作業現場の地図情報と、前記発話と関連付く位置情報とに基づき、前記作業現場の地図上に前記発話を伴うイベントが発生したことを示す情報を端末装置に表示させる表示制御部を有する、請求項１記載の作業機械用のシステム。
【請求項４】
前記発話を伴うイベントが発生したことを示す情報は、前記発話を伴うイベントの種類に応じたアイコン画像であり、
前記表示制御部は、
前記作業現場の地図上の前記発話と関連付く位置情報が示す位置に、前記アイコン画像を重ねた画像を、前記端末装置に表示させる、請求項３記載の作業機械用のシステム。
【請求項５】
前記アイコン画像は、
前記アイコン画像と対応する種類のイベントが検出された回数の合計に応じた表示態様で表示される、請求項４記載の作業機械用のシステム。
【請求項６】
前記制御装置は、
前記発話と関連付く位置情報と、前記発話を含む音データと、前記音を集音している期間に撮像装置により撮像された画像データと、前記音を集音している期間に取得された前記作業機械の操作データと、前記イベントの種類を示す情報とを含むログ情報を、前記管理装置に送信する、請求項４記載の作業機械用のシステム。
【請求項７】
前記管理装置は、
前記作業機械から受信したログ情報を、前記作業機械が配置された作業現場と、前記作業機械を特定する機体識別情報と対応付けて記憶装置に格納する記憶制御部と、
前記記憶装置に格納されたログ情報に基づき、前記作業現場において検出された前記イベントを前記イベントの種類毎に集計する統計処理部と、を有する、請求項６記載の作業機械用のシステム。
【請求項８】
前記管理装置は、
前記端末装置において、前記アイコン画像が選択されると、選択された前記アイコン画像が示す前記イベントの種類と対応するログ情報を、前記端末装置に出力する、請求項７記載の作業機械用のシステム。
【請求項９】
前記作業機械には、
前記外部集音装置が、複数設けられている、請求項１記載の作業機械用のシステム。
【請求項１０】
前記作業機械は、
前記運転室の中に配置される内部集音装置と、
前記運転室の外に配置され、前記内部集音装置が集音した音を出力する外部音出力装置と、を有する、請求項１記載の作業機械用のシステム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、作業機械用のシステムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来では、情報取得装置により取得されたデータを時系列的に揮発性記憶装置に記憶し、ショベルの操作者による発話が行われた時点を含む所定期間中に記憶されたデータを特定して不揮発性記憶装置に記憶する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－７３０８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述した従来の技術では、例えば、ショベルの運転室の外で発話が行われた場合等には、作業現場のどの位置で発話が発生したかをショベルの操作者やショベルの管理者等に把握さるせることが困難である。
【０００５】
本開示は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、作業現場において発話が行われた位置を把握させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の実施形態に係る作業機械用のシステムは、作業機械と、作業機械を管理する管理装置とを含む作業機械用のシステムであって、前記作業機械は、上部旋回体と、下部走行体と、前記上部旋回体に設けられた運転室と、前記運転室の外に配置される外部集音装置と、前記運転室の中に配置され、前記外部集音装置が集音した音を出力する内部音出力装置と、集音された音から発話を検出し、前記発話と関連付く位置情報と、前記発話を含む音データとを前記管理装置に送信する制御装置と、を有し、前記管理装置は、前記作業機械が配置された作業現場の地図情報と、前記発話と関連付く位置情報とを対応づける、作業機械用のシステムである。
【発明の効果】
【０００７】
作業現場において発話が行われた位置を把握させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
作業機械１００用のシステムＳＹＳのシステム構成の一例を示す図である。
作業機械１００の側面図である。
作業機械１００の上面図である。
作業機械１００に取り付けられる外部集音装置Ｍ１及び情報伝達装置Ｇ１の構成例を示す図である。
作業機械１００と管理装置２００の構成の一例を概略的に示す図である。
運転室１０の内部の上面図である。
操作者ＯＰが搭乗している作業機械１００と作業機械１００の左前方にいる作業者ＷＫの斜視図である。
作業機械用のシステムＳＹＳが有する各装置の機能構成を説明する図である。
作業機械用のシステムＳＹＳの動作を説明するシーケンス図である。
管理画面の一例を示す図である。
発話分布画面の一例を示す図である。
作業機械１００の別の構成例の上面図である。
操作システムＳＹＳ１の構成例を示す概要図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する実施形態は、例示であり、発明を限定するものではない。本開示の実施形態における全ての特徴及びその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の又は対応する符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
【００１０】
図１は、作業機械１００用のシステムＳＹＳのシステム構成の一例を示す図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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