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公開番号
2025137726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025123136,2025077910
出願日
2025-07-23,2017-03-08
発明の名称
エアロゾル発生物品
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24D
1/20 20200101AFI20250911BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】細長いサセプタを備えたエアロゾル形成基体を提供する。
【解決手段】エアロゾル発生物品(10)は、口側の端(70)および口側の端から上流にある遠位端(80)を有するロッドの形態に組み立てられた複数の要素を備える。複数の要素は、エアロゾル形成基体内に長軸方向に配置された細長いサセプタ(25)を備えたエアロゾル形成基体(20)を備える。プラグ要素(90)は、ロッド内のエアロゾル形成基体の上流に位置し、それに隣接している。プラグ要素(90)はそれによって、エアロゾル形成基体(20)内に長軸方向に配置された細長いサセプタ(25)の遠位端との直接的な物理的接触を防ぐ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
口側の端および口側の端から上流にある遠位端を有するロッドの形態に組み立てられた複数の要素を備えるエアロゾル発生物品であって、前記複数の要素が、エアロゾル形成基体内に長軸方向に配置された細長いサセプタを備えたエアロゾル形成基体を備え、プラグ要素が、前記ロッド内で前記エアロゾル形成基体の上流に位置しかつそれに隣接し、前記プラグ要素が、前記エアロゾル形成基体内に長軸方向に配置された前記細長いサセプタの遠位端との直接的な物理的接触を防ぐ、エアロゾル発生物品。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記プラグ要素が20mmWG~40mmWGの引き出し抵抗(RTD)を有する、請求項1に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項3】
前記プラグ要素が複数の開口部を備える、請求項1~2のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項4】
前記プラグ要素がセラミック、高分子材料、酢酸セルロース、厚紙、非誘導加熱可能な金属、沸石、またはエアロゾル形成基体でできている、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項5】
前記プラグ要素が気密性である、請求項1に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項6】
前記プラグ要素の少なくとも前記遠位端が均質な構造を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項7】
前記プラグ要素が、くぼみを画定する内表面を備え、前記くぼみは、前記プラグ要素の近位端がエアロゾル形成基体内に配置された前記細長いサセプタと接触しないように、前記プラグ要素内に配置されている、請求項1~6のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項8】
前記くぼみの前記内表面が、陥凹した形状を有する、請求項7に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項9】
前記プラグ要素が耐熱材料でできている、請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項10】
前記プラグ要素が別個の要素である、請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル形成基体およびエアロゾル形成基体内に配置された細長いサセプタを備えるエアロゾル発生物品に関連する。特に本発明は、誘導加熱可能なエアロゾル発生物品に関連する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
先行技術から、エアロゾル形成基体およびエアロゾル形成基体内に配置された細長いサセプタを備える誘導加熱可能なエアロゾル発生物品は周知である。例えば、国際特許公報WO 2015/176898号は、エアロゾル形成基体プラグ内に配置された細長いサセプタを有するエアロゾル発生物品を開示している。エアロゾル発生物品は、ロッドの形態の複数の要素を備え、細長いサセプタ内で熱を発生するためのインダクタを備える電気的に作動するエアロゾル発生装置で使用されるように適合される。細長いサセプタの位置は、サセプタを備えるエアロゾル形成基体の製造方法に依存しうる。ところが、細長いサセプタは典型的に、少なくともエアロゾル形成基体プラグの遠位端まで延びる。少なくともサセプタの端部のこの露出した位置は、物品の取り扱い中または搬送中にサセプタの位置が変わりうるため、物品の一貫性を変化させることがある。
【0003】
従って、物品の一貫性を向上させる、エアロゾル形成基体およびエアロゾル形成基体内に配置された細長いサセプタを備えるエアロゾル発生物品があれば望ましい。
【発明の概要】
【0004】
本発明によれば、口側の端および口側の端から上流にある遠位端を有するロッドの形態に組み立てられた複数の要素を備えるエアロゾル発生物品が提供されている。複数の要素は、エアロゾル形成基体内に長軸方向に配置された細長いサセプタを備えたエアロゾル形成基体を備える。プラグ要素は、ロッド内のエアロゾル形成基体の上流に位置し、それに隣接している。プラグ要素は、エアロゾル形成基体内に長軸方向に配置された細長いサセプタの遠位端との直接的な物理的接触を防ぐ。
【0005】
プラグ要素はサセプタの遠位端との直接的な接触を防ぎ、従って物品の取り扱い中または搬送中のサセプタの位置ずれまたは変形を防ぎうる。典型的に金属構成要素でありかつ比較的重いサセプタは、物品の搬送に伴いエアロゾル形成基体から外れ落ちる傾向にある。従って、プラグ要素はまた、例えば物品の搬送中にサセプタが外れた場合に、エアロゾル発生物品からサセプタが落ちるのを防ぐ。エアロゾル形成基体の遠位端を保護するプラグ要素のさらなる利点は、審美的な理由またはブランディングの理由に関するものでありうる。プラグ要素は、物品の遠位端を覆うために使用されうる。これは物品の遠位端に見栄えの良さをもたらしうる。また、例えばブランド、内容物、風味、または物品とともに使用される電子的に作動する装置などに関する情報を物品上に提供しうる。
【0006】
プラグ要素は、エアロゾル形成基体内のサセプタの形態および位置を固定することができ、従って物品ごとの一貫性を改善または保証しうる。加えて、プラグ要素はまた、物品の審美的外観を改善することが好ましく、物品に関するさらなる情報をユーザーに提供する簡単な方法を提供しうる。
【0007】
本明細書で使用される「上流」および「下流」という用語は、ユーザーがその使用中にエアロゾル発生物品を吸う方向に関連して、エアロゾル発生物品の要素、または要素の部分の相対的位置を説明するために使用される。エアロゾル発生物品は、口側の端(つまり近位端であり、それを通してエアロゾルがエアロゾル発生物品を出て、ユーザーに送達される)と、遠位端との二つの端部を含むロッドの形態である。使用時に、ユーザーは口側の端で吸うことができる。また、遠位端は上流端と呼ばれてもよく、口側の端の上流にある。
【0008】
エアロゾル発生物品は、エアロゾルを発生する喫煙物品であることが好ましい。さらに、エアロゾル発生物品は、ニコチン含有エアロゾルを発生する喫煙物品であることが好ましい。
【0009】
プラグ要素は多孔性要素でもよい。多孔性のプラグ要素は、エアロゾル発生物品の引き出し抵抗を変化させないことが好ましい。プラグ要素は、ロッドの長軸方向に少なくとも50パーセントの空隙率を有することが好ましい。プラグ要素は、50パーセント~90パーセントの空隙率を有することが好ましい。プラグ要素の長軸方向の空隙率は、プラグ要素の位置での、プラグ要素を形成する材料の断面積と、エアロゾル発生物品の内部断面積との比によって定義される。この空隙率の定義はまた、エアロゾル発生物品のその他任意の要素にも適切に適用される。
【0010】
プラグ要素は、多孔性材料でできていてもよく、または複数の開口部を備えうる。これは、例えばレーザー穿孔により達成されうる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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