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公開番号
2025135512
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033418
出願日
2024-03-05
発明の名称
立体エアバッグ
出願人
豊田合成株式会社
代理人
弁理士法人 共立特許事務所
主分類
B60R
21/231 20110101AFI20250910BHJP(車両一般)
要約
【課題】安全性の高いエアバッグを容易に製造し得る技術を提供する。
【解決手段】メインパネルと第1サイドパネルとが縫い合わされた第1立体縫製部とメインパネルと第2サイドパネルとが縫い合わされた第2立体縫製部と第1サイドパネルと第2サイドパネルとが縫い合わされた平面縫製部とを有し、平面状態の前記メインパネルにおける第1立体縫製部の形状と平面状態の第1サイドパネルにおける第1立体縫製部の形状とは異なる形状であり、平面状態のメインパネルにおける第2立体縫製部の形状と平面状態の第2サイドパネルにおける第2立体縫製部の形状とは異なる形状であり、平面状態の第1サイドパネルにおける前記平面縫製部の形状と平面状態の第2サイドパネルにおける平面縫製部の形状とは同じ形状である、立体エアバッグ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
メインパネルと、第1サイドパネルと、第2サイドパネルとが縫い合わされたエアバッグであって、
前記メインパネルと前記第1サイドパネルとが縫い合わされた第1立体縫製部と、前記メインパネルと前記第2サイドパネルとが縫い合わされた第2立体縫製部と、前記第1サイドパネルと前記第2サイドパネルとが縫い合わされた平面縫製部と、を有し、
前記平面縫製部の少なくとも一部は、展開膨張時における前記エアバッグの下面にあり、
前記第1立体縫製部の少なくとも一部および前記第2立体縫製部の少なくとも一部は、展開膨張時における前記エアバッグの上面にあり、
平面状態の前記メインパネルにおける前記第1立体縫製部の形状と、平面状態の前記第1サイドパネルにおける前記第1立体縫製部の形状と、は異なる形状であり、
平面状態の前記メインパネルにおける前記第2立体縫製部の形状と、平面状態の前記第2サイドパネルにおける前記第2立体縫製部の形状と、は異なる形状であり、
平面状態の前記第1サイドパネルにおける前記平面縫製部の形状と、平面状態の前記第2サイドパネルにおける前記平面縫製部の形状と、は同じ形状である、立体エアバッグ。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
さらに、前記メインパネルの一部と前記第1サイドパネルの一部と前記第2サイドパネルの一部とが重ねられ縫い合わされた重ね縫い部を有し、
前記重ね縫い部の少なくとも一部は、展開膨張時における前記エアバッグの前面にあり、
平面状態の前記メインパネルにおける前記重ね縫い部の形状と、平面状態の前記第1サイドパネルにおける前記重ね縫い部の形状と、平面状態の前記第2サイドパネルにおける前記重ね縫い部の形状と、は同じ形状である、請求項1に記載の立体エアバッグ。
【請求項3】
平面状態の前記第1サイドパネルと平面状態の前記第2サイドパネルとは同形状である、請求項1または請求項2に記載の立体エアバッグ。
【請求項4】
平面状態の前記メインパネルは、前記第1立体縫製部と前記第2立体縫製部との中間線を対象の軸とした線対称形状である、請求項1または請求項2に記載の立体エアバッグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載され、衝撃発生時に展開膨張するエアバッグに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の衝突時や急制動時等の衝撃発生時に、インフレータ等の膨張流体発生源が発したガス等の膨張流体を、当該膨張流体発生源に接続されたエアバッグに供給し、車体と乗員との間で当該エアバッグを展開および膨張させて当該乗員を保護する、各種のエアバッグ装置が知られている。
【0003】
エアバッグ装置におけるエアバッグは、展開膨張する必要上、立体的な袋状をなすのが好適である。立体の袋状をなすエアバッグすなわち立体エアバッグとして、複数枚のパネルを縫い合わせたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に紹介されるような複数枚のパネルを縫い合わせた立体エアバッグには、パネル同士の縫い合わせ部分(以下、必要に応じて縫製部と称する)が複数形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-16840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
立体エアバッグの一種として、例えば図3に示すように、長尺状のメインパネル902と、一対のサイドパネル(第1サイドパネル903、第2サイドパネル904)とが縫い合わされたものを挙げることができる。
【0007】
この種の立体エアバッグ901においては、互いに離隔した一対のサイドパネル903、904の間にメインパネル902が挟まれる。そして、メインパネル902の2つの長辺の各々が、各サイドパネル903、904の外周と縫い合わされることで、立体エアバッグ901が形成される。
【0008】
図3に示す立体エアバッグ901において、メインパネル902は一対のサイドパネル903、904の間でマチ布として機能する。これにより、当該立体エアバッグ901には一対のサイドパネル903、904の距離方向において立体化される。また、当該立体エアバッグ901には、一対のサイドパネル903、904の外周形状に対応したなだらかな曲面が形成される。
【0009】
図3に示す立体エアバッグ901は、なだらかな曲面をフロントガラス等の比較的強度の低い車両室内構造や乗員に向ける。当該曲面は、その形状に起因して、衝撃発生時に強く接触した車両室内構造や乗員に与える負荷が小さいため、立体エアバッグ901のうち車両室内構造や乗員を向く表面として有利である。
【0010】
図3に示す立体エアバッグ901は、メインパネル902と第1サイドパネル903とが縫い合わされた第1縫製部911と、メインパネル902と第2サイドパネル904とが縫い合わされた第2縫製部912とを有する。第1縫製部911や第2縫製部912には、一対のサイドパネル903、904の外周形状に対応したなだらかな曲面が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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