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公開番号2025136308
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034777
出願日2024-03-07
発明の名称殺菌装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類A61L 2/10 20060101AFI20250911BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】殺菌性能の向上が図られた殺菌装置を提供する。
【解決手段】殺菌装置1は、処理槽10と、光源部20と、回転部30と、を備えている。処理槽10は、流動可能な殺菌対象物100を貯留する。光源部20は、殺菌対象物100の内部に挿入され、紫外光を出射する。回転部30は、光源部20を殺菌対象物100の内部で回転させる。光源部20は、回転部30の回転中心軸31に対して非同軸状に配置されていることによって、回転中心軸31を中心として公転する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
流動可能な殺菌対象物を貯留する処理槽と、
前記殺菌対象物の内部に挿入され、紫外光を出射する光源部と、
前記光源部を前記殺菌対象物の内部で回転させる回転部と、を備え、
前記光源部は、前記回転部の回転中心軸に対して非同軸状に配置されていることによって、前記回転中心軸を中心として公転する、殺菌装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記光源部は、棒状に形成されており、重力方向上方側から重力方向下方側に向かって延びるように前記処理槽の内部に配置されている、請求項1に記載の殺菌装置。
【請求項3】
前記光源部は、前記処理槽の内部において前記回転中心軸と同軸上の領域を避けて配置されている、請求項1に記載の殺菌装置。
【請求項4】
前記光源部は、前記回転中心軸を中心として公転するとともに、前記回転中心軸とは異なる自転軸を中心として自転可能になっている、請求項1に記載の殺菌装置。
【請求項5】
前記光源部は、前記回転中心軸に対して非平行に配置されている、請求項2に記載の殺菌装置。
【請求項6】
前記光源部は複数個設けられており、
前記複数個の光源部は互いに非平行に配置されている、請求項2に記載の殺菌装置。
【請求項7】
前記光源部は複数個設けられており、
前記複数個の光源部は互いに異なる長さを有している、請求項2に記載の殺菌装置。
【請求項8】
前記光源部の表面に、光触媒がコーティングされており、
前記光源部は、発光波長がUVC領域にある紫外光と、発光波長がUVA領域にある紫外光との両方を出射可能に構成されている、請求項1に記載の殺菌装置。
【請求項9】
前記処理槽は、前記殺菌対象物が流入する流入口と、前記殺菌対象物が流出する流出口とを有しており、
前記回転部は、前記殺菌対象物の流れを受けて前記光源部を回転させる羽根車を有している、請求項1に記載の殺菌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、殺菌装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1には、水に含まれる細菌やウイルス等を死滅させる殺菌処理を実行する水処理装置が記載されている。この従来技術は、処理槽の内部の水に紫外線を照射する紫外線照射装置を備えている。
【0003】
紫外線照射装置は、複数枚のLED支持基板と、複数の紫外線LEDと、回転軸と、を有している。複数枚のLED支持基板は、矩形形状を有しており、処理槽の内部に配置されている。複数の紫外線LEDは、複数枚のLED支持基板のそれぞれに固定されている。複数枚のLED支持基板は、回転軸に放射状に設けられており、回転軸を中心に回転可能になっている。
【0004】
LED支持基板に固定された紫外線LEDが紫外線を発することによって、処理槽の内部の水に紫外線を照射して殺菌処理が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-205687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来技術では、複数枚のLED支持基板が回転軸に放射状に設けられているので、複数枚のLED支持基板が回転軸を中心に回転したときに回転軸近傍の領域では回転軸から離れた領域と比較して水の流速が遅くなる。そのため、処理槽の内部において水の流れに偏りが生じてしまうので、処理槽の内部の水全体を均質に殺菌することが困難となってしまう。その結果、紫外線照射装置全体としての殺菌性能が低下してしまう。
【0007】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、殺菌性能の向上が図られた殺菌装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、
流動可能な殺菌対象物を貯留する処理槽と、
殺菌対象物の内部に挿入され、紫外光を出射する光源部と、
光源部を殺菌対象物の内部で回転させる回転部と、を備え、
光源部は、回転部の回転中心軸に対して非同軸状に配置されていることによって、回転中心軸を中心として公転する、殺菌装置にある。
【発明の効果】
【0009】
上記態様によれば、光源部が回転部の回転中心軸に対して非同軸状に配置されているので、光源部が回転中心軸を中心として公転したときに回転中心軸近傍の領域での殺菌対象物の流速が回転中心軸から離れた領域と比較して遅くなることを抑制できる。そのため、処理槽の内部の殺菌対象物全体を極力均質に殺菌することができるので、殺菌装置全体としての殺菌性能を向上できる。
【0010】
以上のように、上記態様によれば、殺菌効率の向上が図られた殺菌装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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