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公開番号
2025135003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2025113521,2021186537
出願日
2025-07-04,2021-11-16
発明の名称
データストレージデバイス
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G11B
5/584 20060101AFI20250909BHJP(情報記憶)
要約
【課題】記録媒体であるテープにヘッド部材によってデータを記録することができるデータストレージデバイスを提供する。
【解決手段】実施形態のデータストレージデバイス200は、記録媒体である磁気テープ18と、磁気テープ18の幅よりも大きな長さを有したヘッド部材17と、印加された電圧と極性とに応じて伸びまたは縮む圧電素子51a,51a,61a,61aとを有している。圧電素子51a,51a,61a,61aに前記電圧が印加され、圧電素子51a,51a,61a,61aが伸びまたは縮むことにより、ヘッド部材17が移動する。このデータストレージデバイス200のヘッド駆動装置10Aは、ヘッド部材17を支持するヘッド支持部16と、第1ビーム21と、第2ビーム22と、一対の圧電素子51a,51bを含む第1の圧電ユニット51と、一対の圧電素子61a,61bを含む第2の圧電ユニット61とを有している
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体であるテープと、
前記テープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材と、
印加された電圧と極性とに応じて伸びまたは縮む圧電素子とを有し、
前記電圧が印加され前記圧電素子が伸びまたは縮むことによって前記ヘッド部材が移動することを特徴とするデータストレージデバイス。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
記録媒体であるテープと、
前記テープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材と、
印加された電圧と極性とに応じて伸びまたは縮む圧電素子とを有し、
前記圧電素子によって前記ヘッド部材を前記テープに対し相対移動させることを特徴とするデータストレージデバイス。
【請求項3】
記録媒体であるテープと、
前記テープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材と、
印加された電圧と極性とに応じてそれぞれが伸びまたは縮む複数の圧電素子とを有し、
前記複数の圧電素子によって前記ヘッド部材を移動させることを特徴とするデータストレージデバイス。
【請求項4】
記録媒体であるテープと、
前記テープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材と、
印加された電圧と極性とに応じて伸びまたは縮む圧電素子とを有し、
前記圧電素子によって前記ヘッド部材を前記テープの幅方向に移動させることを特徴とするデータストレージデバイス。
【請求項5】
請求項1から4のうちいずれか1項に記載のデータストレージデバイスにおいて、
前記テープが磁気テープであるデータストレージデバイス。
【請求項6】
請求項1から4のうちいずれか1項に記載のデータストレージデバイスにおいて、
前記テープからデータを読み取る前記ヘッド部材が磁気ヘッドであるデータストレージデバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、記録媒体としてテープを用いるデータストレージデバイスに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
記録媒体としてテープ(磁気テープ)を用いるデータストレージデバイスが知られている。データストレージデバイスの一例は、特許文献1あるいは特許文献2に記載されたように、ケースと、ケースの内部に収容されたテープと、テープ巻取り機構と、ヘッドアセンブリなどを有している。前記テープにデータが磁気的に記録されている。前記ヘッドアセンブリは、磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記テープに対して相対的に移動させるヘッド駆動装置などを含んでいる。前記磁気ヘッドは、前記テープに記録されたデータの読取り、あるいはデータの書込み等のアクセスを行なうための素子を有している。
【0003】
特許文献1のデータストレージデバイスのヘッド駆動装置は、ヘッドスタックアセンブリ(headstack assembly)と、ヘッドスタックアセンブリを移動させるためのボイスコイルモータとを含んでいる。ヘッドスタックアセンブリの先端にスプリング機能を有するヘッドアームが設けられている。このヘッドアームにそれぞれ磁気ヘッドが搭載されている。前記磁気ヘッドは前記ボイスコイルモータによって前記テープの幅方向に移動する。
【0004】
特許文献2のデータストレージデバイスのヘッド駆動装置は、テープの高記録密度化に対応するために、磁気ヘッドを比較的大きなストロークで移動させるための粗動用アクチュエータと、前記磁気ヘッドを比較的小さなストロークで移動させるための微動用アクチュエータとを含んでいる。前記粗動用アクチュエータに、ステッピングモータあるいはVCM(ボイスコイルモータ)が使用されている。また前記微動用アクチュエータとして、PZT(ジルコンチタン酸鉛)等の圧電体が使用されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第10971184号明細書
特開2020-129424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のヘッド駆動装置のように、小さな磁気ヘッドがボイスコイルモータによってテープの幅方向に移動する従来装置は、テープが磁気ヘッドとの接触によって損傷する懸念がある。また前記従来装置は、高速で移動するテープに対して磁気ヘッドを所定位置に安定して保持することも簡単ではない。他の従来装置では、テープの幅に対応した長さの大形の磁気ヘッドを用いることも考えられたが、そのような大形の磁気ヘッドは重量が大きいため、サスペンション機能を有するヘッドアームによって安定した状態で支持させるのは難しい。
【0007】
特許文献2のヘッド駆動装置のように、ボイスコイルモータからなる粗動用アクチュエータと、圧電素子からなる微動用アクチュエータとを備えた従来装置は構造が複雑化し、部品数も多くなる等の問題がある。
記録媒体としてディスクを用いるハードディスク装置の場合には、ディスクの表面と磁気ヘッドとの間にエアベアリングが形成される。これに対し特許文献2のヘッド駆動装置は、記録媒体としてテープが使用される。特許文献2のヘッド駆動装置は、テープの早送りおよび巻き戻し時にテープが損傷することを防ぐために、テープが磁気ヘッドに接しないようにしている。しかしこのような従来装置は、ヘッド駆動装置の構造がさらに複雑化している。
【0008】
この発明の目的は、記録媒体としてのテープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材によってデータを記録することができるデータストレージデバイスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の発明に係るデータストレージデバイスは、記録媒体であるテープと、前記テープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材と、印加された電圧と極性とに応じて伸びまたは縮む圧電素子とを有し、前記電圧が印加され前記圧電素子が伸びまたは縮むことによって前記ヘッド部材が移動するものである。第2の発明に係るデータストレージデバイスは、記録媒体であるテープと、前記テープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材と、印加された電圧と極性とに応じて伸びまたは縮む圧電素子とを有し、前記圧電素子によって前記ヘッド部材を前記テープに対し相対移動させるものである。第3の発明に係るデータストレージデバイスは、記録媒体であるテープと、前記テープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材と、印加された電圧と極性とに応じてそれぞれが伸びまたは縮む複数の圧電素子とを有し、前記複数の圧電素子によって前記ヘッド部材を移動させるものである。第4の発明に係るデータストレージデバイスは、記録媒体であるテープと、前記テープの幅よりも大きな長さを有したヘッド部材と、印加された電圧と極性とに応じて伸びまたは縮む圧電素子とを有し、前記圧電素子によって前記ヘッド部材を前記テープの幅方向に移動させるものである。
【0010】
これらの発明のデータストレージデバイスにおいて、記録媒体としての前記テープが磁気テープでもよい。あるいは前記テープからデータを読み取る前記ヘッド部材が磁気ヘッドでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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