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公開番号
2025134593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024045655
出願日
2024-03-04
発明の名称
ブロックプランによるセミオーダー型の木造アパート。
出願人
ライアート株式会社
代理人
主分類
E04H
1/04 20060101AFI20250909BHJP(建築物)
要約
【課題】仕様と建設費が明確になり、不整形敷地において敷地の有効利用を図ることができる木造アパートを提供する。
【解決手段】木造アパートを一体の建物ではなく、住戸単位に分割したブロックプラン2,3,4の集合体とする。アパートを敷地に配置する際に、不整形の敷地形状に合わせて、間口と奥行きが最適なブロックプラン2,3,4を、ブロックプランリストから、二つ以上自由に選択し、界壁10を介して連結して木造アパートを構成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
予め、間取りと仕様、建設費が決められた正方形または長方形の平面形状を持つブロックプランをブロックプランリストに登録し、不整形の敷地形状に対し、ブロックプランリストの中からブロックプランを二つ以上選択し、界壁部分で連結する木造アパート。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
アパートオーナー自らブロックプランを選択し建設費を設定する際、また変更する場合、建設費がブロックプランの選択と同時に把握できる木造アパート。
【請求項3】
予め、定められた設計原則に従い、また、気候条件や地域特性、施工容易性を踏まえたうえで、複数の設計者により考案されたブロックプランで構成される木造アパート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、木造アパートに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
木造アパートを建設する場合、アパート専門会社による定型的な設計プランと、建築士による非定型的な設計プランがある。定型的な設計プランは、画一的で単純な構造だが工期が短く建設費が明確である。一方、非定型的な設計プランは、独創的だが複雑な構造から工期が長く建設費が不明確である。また木造アパートの建設費が一式で提示される場合には、アパートオーナーは希望通りの仕様かどうかの判断ができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これまでのアパートオーナーはアパート専門会社に一任し画一的な建設費の明確なアパートを志向していた。しかし近年は価値観が多様化して、自らの想いを込めた独創的なアパートを志向するアパートオーナーが増加しているが、自由に設計した場合は建設費の複雑さが問題になる。アパートオーナーが関与できる自由設計と建設費の明確さが両立するセミオーダー型の木造アパートが望まれている。
【0004】
木造アパートを建設する場合、定型的な長方形の躯形平面の建物は整形敷地でない場合、配置計画に制限があり建物が小さくなり未利用地が増える。非定型的な自由平面の建物は敷地に合わせた配置計画が可能だが、設計に手間と時間がかかり、建設費が複雑で不明確になる。敷地の形状に合わせて自由に配置を計画し未利用地を減らしながらも、建設費が明確な木造アパートが望まれている。
【0005】
木造アパートを建設する場合、アパートオーナーは仕様の選択と同時に建設費を把握しなくてはならないが、決定した仕様の建設費を把握できるまでには時間にずれが生じ、仕様を拘った場合は多額の追加費用が発生することがある。仕様の選択と同時に建設費を把握することができれば、アパートオーナーが希望する木造アパートを建設しやすくなる。アパートオーナー自ら、簡単に、仕様の選択と同時に建設費を把握できる技術が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
事前に木造アパートを構成するブロックプランに必要な要件を定める。ブロックプランとは、他の居住空間との界壁は平面の直線であり、他の居住空間との界壁とならない側面に玄関が存在し、一つのブロックプランには、二層の床があり、二つの住戸が上下階に配置される。二つの居住空間の水廻りは上下階で同一の平面位置にある。上階及び下階の階高は予め決められ、基礎及び屋根を共有する。
【0007】
ブロックプランリストの中から、不整形の敷地形状に合わせ、敷地境界線から充分な距離を保つことができるブロックプランを選択することで、敷地を有効利用できる形態の木造アパートとなる。
【0008】
ブロックプランには、予め、間取りと建設費が決められ、標準内装仕様及び設備仕様が定められている。ブロックプランを複数個選択した時点で、ブロックプラン価格を合算することで、アパートオーナー自ら、建設費を把握することができる。
【0009】
ブロックプランは個々の界壁を介して連結する。連結できる方法は予めに定めておき、連結方法ごとに価格が定められている。ブロックプランの連結方法を選択した時点で、アパートオーナー自ら、建設費を把握することができる。
【0010】
ブロックプランは標準仕様で価格が決められているが、アパートオーナーは、自分の好みに合った内装仕様及び設備仕様のオプションを選択することができる。オプションを選択した時点で、アパートオーナー自ら、建設費を把握することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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