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公開番号2025133743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025093378,2023010577
出願日2025-06-04,2014-03-17
発明の名称マリンダクトプロペラジェット推進システム
出願人ブロイノウスキー、ステファン
代理人弁理士法人浅村特許事務所
主分類B63H 11/08 20060101AFI20250904BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】ディフューザ/コンフューザと、ステアリング制御ノズルアセンブリと、半径とを備える船舶用ジェット推進ユニットを提供する。
【解決手段】半径は、ディフューザ/コンフューザとステアリング制御ノズルアセンブリとの間の推移点において導入され、これによって、ディフューザ/コンフューザが推進ユニットから流出する水流の形状を制御することができ、かつ広範囲の船速、操縦、及び海象により提示される大きな圧力差にわたって対応する加速度を制御することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
船舶用の装置であって、
ディフューザ/コンフューザと、
ステアリング制御ノズルアセンブリと、
増加半径であって、前記半径が前記ディフューザ/コンフューザとステアリング制御ノズルアセンブリとの間の推移点において導入される、増加半径と、を備え、前記ディフューザ/コンフューザが広範囲の船速、操縦、及び海象により提示される大きな圧力差にわたって水流の形状及び対応する加速度を制御するように設計される、装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
ハブであって、
前記ハブが大きい平坦な直径先端部と、減少可変直径中間部と、小径後端部であって、その中央を穴あけされた同心ボアを有する丸みを帯びたノーズを形成する小径後端部と、中央環状端部延長部と、を含むハブを更に備える、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記ディフューザ/コンフューザが、前記ハブに対して反対側に配設される、内向きにテーパーを付けた凸状表面及び環状内部を含む、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
同心外側環状キャビティであって、
前記ハブに実質的に一定の厚さの壁を提供する過剰重量の軽減を主たる目的とする、同心外側環状キャビティを更に備える、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
同心内側環状ボアを更に備える、
請求項4に記載の装置。
【請求項6】
ディフューザ/コンフューザ羽根と、
ディフューザ/コンフューザベーンであって、
前記ディフューザ/コンフューザが一定の直径を有するように前記ベーンが前記ハブの直径の関数である半径方向幅を有するディフューザ/コンフューザベーンと、を更に備える、請求項2に記載の装置。
【請求項7】
各羽根の厚さがエアフォイル形状であってよく、かつとがっていないまたはとがっているのいずれでもよい縁側部を除いて全体にわたって一様な厚さを有してよい、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記ベーンが、インペラの方向性前進とは反対の方向に湾曲している前縁及び典型的にはハブ表面に対して垂直である直線セクションを含む、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記ベーンの湾曲端部が、前記ハブを二分しかつ前記直線セクションを組み込む長手方向平面から離れて約10~約40度の角度で傾斜している、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記ベーンが、前記組付けられたハブの輪郭表面に一端部で長さ方向にしっかりと取り付けられている、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、「MARINE DUCTED PROPELLER JET PROPULSION SYSTEM」と題する、2013年3月15日に出願した、米国仮特許出願第61/799、274号に対して優先権を主張し、参照によって本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,000 文字)【0002】
本開示は、マリンダクトプロペラジェット推進装置の代表的な実施形態に関し、より詳細には、マリンダクトプロペラジェット推進ユニットのためのインペラアセンブリ及びダクト設計の代表的な実施形態に関する。
【背景技術】
【0003】
船舶にジェット推進装置を使用することは周知の技術である。ジェット推進エネルギー消費は従来のプロペラシステムほど遥かに効率的ではないけれども、ジェット推進は簡便なプロペラに比べて、特に浅水域、操縦性の観点から、多くの利点を有する。しかしながら、ジェット推進の船舶用への広範囲の受け入れは、マリンジェット推進に伴うある特定の共通の問題が理由で起こらなかった。例えば、マリンジェット推進は、広範囲の速さ、水深、海象、ボーリング(balling)などを引き起こす可能性のあるジェット推進ユニットインレットにおける過剰吸水にわたって不安定な性能という重要な設計問題を提起する。
【0004】
キャビテーションはもう1つの共通の問題である。キャビテーションはインペラ上での不均一な圧力荷重(有効吸込ヘッド)を表す。キャビテーションは、流体の過剰な半径方向加速度、過剰スワール及び流体柱の乱流、ならびにインペラ作用によって発生される真空に伴う流体スループットの意図しない部分的気化を引き起こす圧力変化によって発生され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第5,123,867号明細書
米国特許第6,027,383号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、各特徴が相乗的に共に機能して高出力においてでも一定の水柱を供給する及びキャビテーション及び圧力変化効果を排除するためにウォータスループットが乱流でもなく渦流でもない船舶用ジェット推進ユニットを設計することが望ましいであろう。更に、このユニットは上記のボーリング及びキャビテーション効果を生じさせずに船舶の速さ範囲全体及びその原動機のユニットにかかる可変する負荷に対処するための最大の柔軟性を有するべきである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ディフューザ/コンフューザと、ステアリング制御ノズルアセンブリと、半径とを備える船舶用ジェット推進ユニット。この半径は、ディフューザ/コンフューザが推進ユニットから噴出する水流の形状を制御することができ、かつ広範囲の船速、操縦、及び海象によって提示される大きい圧力差にわたって対応する加速度を制御することができるようにディフューザ/コンフューザとステアリング制御ノズルアセンブリとの間の推移点において導入される。
【0008】
本開示の上記の及び他の目的は、添付の図面及び請求項と共になされた、以下の詳細な説明を考慮すれば明らかであろう。なお図面において同様な参照符号が同様な部品を示す。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置の一例示である。
図1の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置の分解図である。
図1の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置の分解図である。
図1の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置の分解図である。
図1の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置用のインペラ及びディフューザの一例示である。
本開示の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置用のインペラハブ及びディフューザハブの一例示である。
本開示の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置用のインペラの各種図である。
本開示の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置用のディフューザ/コンフューザの各種図である。
本開示の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置の一例示である。
本開示の代表的な実施形態によるマリンダクトプロペラジェット推進装置用のトリムの各種図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面全体にわたって、同一参照番号及び符号は、特段の記述がない限り、例示された実施形態の同様の特徴、要素、構成要素または部分を示すために用いられる。更に、主題開示がここで図面を参照して詳細に説明されるが、例示的な実施形態に関連してそのように行なわれる。変更及び改変が記載実施形態に対して主題開示の真の範囲及び趣旨から逸脱しない範囲で行なわれることが意図される。
(【0011】以降は省略されています)

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