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公開番号2025131260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028888
出願日2024-02-28
発明の名称収納容器、支持部材及び梱包体
出願人AGC株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類B65D 85/48 20060101AFI20250902BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】より多くの板状体を積層させて収納可能な板状体の収納容器を提供する。
【解決手段】複数枚のガラス板Gを傾けて積層させた状態で収納する収納容器100であって、台座110と、台座110上に設けられてガラス板Gの下縁を支持する底板120と、台座110上に設けられてガラス板Gの主面を受ける背板130と、積層させたガラス板Gの前面側を押さえる前面押さえ枠151と、底板120に装着されて前面押さえ枠151の下端を支持する支持部材160と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数枚の板状体を傾けて積層させた状態で収納する板状体の収納容器であって、
台座と、
前記台座上に設けられて前記板状体の下縁を支持する底板と、
前記台座上に設けられて前記板状体の主面を受ける背板と、
積層させた前記板状体の前面側を押さえる前面押さえ枠と、
前記底板に装着されて前記前面押さえ枠の下端を支持する支持部材と、
を備えた、
収納容器。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記支持部材は、前記底板に対して着脱可能である、
請求項1に記載の収納容器。
【請求項3】
前記支持部材は、前記底板に対して磁力または締結部材によって固定される、
請求項1または請求項2に記載の収納容器。
【請求項4】
前記支持部材は、
支持ブロックと、
前記支持ブロックにおける前記底板との対向面に貼り付けられたマグネットシートと、
を有する、
請求項3に記載の収納容器。
【請求項5】
前記支持ブロックは、樹脂製である、
請求項4に記載の収納容器。
【請求項6】
前記支持部材は、
板材と、
前記板材における前記前面押さえ枠との対向面に貼り付けられた緩衝シートと、
を有する、
請求項1または請求項2に記載の収納容器。
【請求項7】
前記板材は、金属板からなる、
請求項6に記載の収納容器。
【請求項8】
複数枚の板状体を傾けて積層させた状態で収納する板状体の収納容器に用いる支持部材であり、
前記収納容器は、
台座と、
前記台座上に設けられて前記板状体の下縁を支持する底板と、
前記台座上に設けられて前記板状体の主面を受ける背板と、
積層させた前記板状体の前面側を押さえる前面押さえ枠と、を備え、
前記支持部材は、
前記底板に装着されて前記前面押さえ枠の下端を支持する
支持部材。
【請求項9】
前記支持部材は、前記底板に対して磁力または締結部材によって固定される、
請求項8に記載の支持部材。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載の収納容器と、
前記複数枚の板状体と、を備えた、
梱包体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、板状体の収納容器、支持部材及び梱包体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、液晶ディスプレイ用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板等のFPD(Flat panel Display)用ガラス基板は大型化のニーズが高まっている。このような大型のガラス板を収納・搬送する際に用いる収納容器には、収納したガラス板が搬送時に動いて欠けや割れといった欠陥が生じることを避けるために、収納容器の台座に積層させたガラス板が動くことなく安定して搬送することが求められる。
【0003】
このようなガラス板を積層させて収納する収納容器としては、積層させたガラス板の下縁を受ける底板と、ガラス板の主面を受ける背板と、を備え、積層させて収納させたガラス板を、その前面側から緩衝材を介して前枠によって押さえて保持するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-63274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、搬送効率を高めるために、収納容器には、より多くのガラス板を収納することが求められる。しかし、積層させたガラス板の下端を受ける底板のサイズはほぼ決まっており、収納できるガラス板の収納枚数は限られている。したがって、より多くのガラス板を収納させるためには、既存の収納容器に代えて、大きなサイズの底板を備えた収納容器を用意しなければならなかった。
【0006】
そこで本発明は、より多くの板状体を積層させて収納可能な収納容器及び梱包体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は下記構成からなる。
複数枚の板状体を傾けて積層させた状態で収納する板状体の収納容器であって、
台座と、
前記台座上に設けられて前記板状体の下縁を支持する底板と、
前記台座上に設けられて前記板状体の主面を受ける背板と、
積層させた前記板状体の前面側を押さえる前面押さえ枠と、
前記底板に装着されて前記前面押さえ枠の下端を支持する支持部材と、
を備えた、
収納容器。
【0008】
複数枚の板状体を傾けて積層させた状態で収納する板状体の収納容器に用いる支持部材であり、
前記収納容器は、
台座と、
前記台座上に設けられて前記板状体の下縁を支持する底板と、
前記台座上に設けられて前記板状体の主面を受ける背板と、
積層させた前記板状体の前面側を押さえる前面押さえ枠と、を備え、
前記支持部材は、
前記底板に装着されて前記前面押さえ枠の下端を支持する
支持部材。
【0009】
上記収納容器と、
前記複数枚の板状体と、を備えた、
梱包体。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、より多くの板状体を積層させて収納できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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