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公開番号2025128839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025788
出願日2024-02-22
発明の名称情報処理装置、放射線画像撮影システム、情報処理方法及びプログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 6/00 20240101AFI20250827BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被検者の特定部位が放射線の照射範囲に含まれるか否かの判断を支援することができる情報処理装置、放射線画像撮影システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備える。プロセッサは、被検者を撮影した光学画像から、前記被検者の特定の部位を認識し、被検者を撮影した距離画像を用いて、認識した前記特定の部位までの距離を導出し、導出した距離に対応する照射軸方向の位置における放射線の照射範囲を導出する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備えた情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
被検者を撮影した光学画像から、前記被検者の特定の部位を認識し、
前記被検者を撮影した距離画像を用いて、認識した前記特定の部位までの距離を導出し、
導出した距離に対応する照射軸方向の位置における放射線の照射範囲を導出する
情報処理装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、
導出した照射範囲を示す情報を、前記光学画像に重ねて表示画面に表示させる
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記光学画像及び放射線画像を並べて表示させる
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、認識した前記特定の部位が、導出した照射範囲に含まれている場合、アラートを発出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、認識した前記特定の部位が、導出した照射範囲に含まれている場合、指令に応じて、認識した前記特定の部位が放射線の照射範囲に含まれなくなるように、放射線の照射範囲を制御する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、放射線が通過する開口部を形成するコリメータの前記開口部の開口量を制御することにより放射線の照射範囲を制御する
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記特定の部位は、前記被検者の眼球である
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
前記光学画像を生成する光学カメラと、
前記距離画像を生成する距離センサと、
放射線を出射する線源部と、
を含む放射線画像撮影システム。
【請求項9】
前記光学カメラは、前記線源部から出射される放射線の照射範囲の外側に配置されている
請求項8に記載の放射線画像撮影システム。
【請求項10】
前記光学カメラは、前記距離センサよりも前記線源部から出射される放射線の照射軸に近い位置に配置されている
請求項8に記載の放射線画像撮影システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の技術は、情報処理装置、放射線画像撮影システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
放射線画像撮影装置における放射線の照射範囲を制御する技術に関し、以下の技術が知られている。例えば、特許文献1には、放射線画像撮影装置の撮影領域に、被写体よりも放射線の透過率が低い特定の形状の構造物が存在するか否かを、特定の形状に基づいて特定し、構造物が存在する場合、構造物を除いた領域が撮影領域となるように制御を行うことが記載されている。
【0003】
特許文献2には、被験体検出ユニットと、被験体モデルユニットと、インターフェイスユニットと、処理ユニットと、表示ユニットとを含むX線露光前制御デバイスが記載されている。被験体検出ユニットは、露光されるべき被験体の被験体データを検出する。被験体モデルユニットは、被験体モデルを提供し、被験体データに基づき前記被験体モデルを洗練して洗練された被験体モデルにする。インターフェイスユニットは、被験体を露光するために使用されるべきX線ユニットの設定データを提供する。処理ユニットは、洗練された被験体モデル及び提供された設定データに基づき仮想X線投影像を計算する。表示ユニットは、仮想X線投影像を表示する。設定データは、被験体の部分領域を露光するために使用されるべきX線ユニットのコリメーションパラメータである。被験体検出ユニットは、被験体の解剖学的標識の位置を検出し、解剖学的標識の位置に基づき被験体の向きを検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-191403号公報
特表2017-534401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
被検者について放射線画像の撮影を行う場合に、被検者の特定の部位に対して放射線が照射されないように、放射線の照射範囲が調整される場合がある。例えば、放射線画像撮影装置を用いた嚥下造影検査においては、被検者の眼球に対して放射線が照射されないように放射線の照射範囲が調整される。
【0006】
放射線の照射範囲の調整においては、例えば、放射線の照射範囲を表示するためのコリメート光を被検者に照射して、放射線の照射範囲を確認することが行われている。しかしながら、コリメート光の照射範囲に被検者の凹凸部位(例えば、鼻及び口)が含まれている場合、コリメート光のエッジ位置が不明となり、その結果、放射線の照射を回避すべき被検者の特定の部位が放射線の照射範囲に含まれるか否かを判断することが困難となる。
【0007】
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、被検者の特定部位が放射線の照射範囲に含まれるか否かの判断を支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の技術に係る情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備える。プロセッサは、被検者を撮影した光学画像から、被検者の特定の部位を認識し、被検者を撮影した距離画像を用いて、認識した特定の部位までの距離を導出し、導出した距離に対応する照射軸方向の位置における放射線の照射範囲を導出する。
【0009】
プロセッサは、導出した照射範囲を示す情報を、光学画像に重ねて表示画面に表示させてもよい。プロセッサは、光学画像及び放射線画像を並べて表示させてもよい。プロセッサは、認識した特定の部位が、導出した照射範囲に含まれている場合、アラートを発出してもよい。
【0010】
プロセッサは、認識した特定の部位が、導出した照射範囲に含まれている場合、指令に応じて、認識した特定の部位が放射線の照射範囲に含まれなくなるように、放射線の照射範囲を制御してもよい。プロセッサは、放射線が通過する開口部を形成するコリメータの開口部の開口量を制御することにより放射線の照射範囲を制御してもよい。特定の部位は、被検者の眼球であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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