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公開番号2025129820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026726
出願日2024-02-26
発明の名称放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 6/00 20240101AFI20250829BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】放射線画像撮影の効率の低下を抑制することができる放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムを得る。
【解決手段】放射線撮影システムは、所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能であり、放射線画像の撮影において使用されるグリッドに関する情報に基づいて、放射線画像の撮影モードとして、透視撮影又は一般撮影を選択する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムであって、
前記プロセッサは、
放射線画像の撮影において使用されるグリッドに関する情報に基づいて、放射線画像の撮影モードとして、透視撮影又は一般撮影を選択する
放射線撮影システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、
前記グリッドに関する情報に基づいて、選択した撮影モードにおける撮影条件又は選択した撮影モードによる撮影により得られた放射線画像に対する画像処理条件を設定する
請求項1に記載の放射線撮影システム。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記グリッドを撮影して得られた画像、又は前記グリッドを判別するためのセンサの出力に基づいて、前記グリッドに関する情報を特定する
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項4】
前記グリッドに関する情報は、グリッドの種類を含み、
1つの種類のグリッドに異なる複数の前記撮影条件又は前記画像処理条件が対応付けられており、
前記プロセッサは、
前記グリッドを撮影して得られた画像に基づいて、前記グリッドの種類に対応付けられた複数の前記撮影条件又は前記画像処理条件の中から1つの前記撮影条件又は前記画像処理条件を特定する
請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項5】
前記グリッドに関する情報は、グリッドの種類を含み、
1つの種類のグリッドに異なる複数の前記撮影条件又は前記画像処理条件が対応付けられており、
前記プロセッサは、
特定したグリッドの種類に対応付けられた複数の前記撮影条件又は前記画像処理条件をユーザに提示し、
前記ユーザにより選択された1つの前記撮影条件又は前記画像処理条件を受け付け、
受け付けた前記撮影条件又は前記画像処理条件を設定する
請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項6】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムの前記プロセッサが、
放射線画像の撮影において使用されるグリッドに関する情報に基づいて、放射線画像の撮影モードとして、透視撮影又は一般撮影を選択する
処理を実行する放射線撮影方法。
【請求項7】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムの前記プロセッサに、
放射線画像の撮影において使用されるグリッドに関する情報に基づいて、放射線画像の撮影モードとして、透視撮影又は一般撮影を選択する
処理を実行させるための放射線撮影プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被写体からの散乱線を除去するためのグリッドを放射線検出部の前面に備えた放射線撮影装置における放射線撮影により得られた放射線画像に対して画像処理を行う放射線画像処理装置が開示されている。この放射線画像処理装置は、被写体を介さずに放射線撮影して得られた第1の画像データから、グリッドに起因する第1のグリッド画像成分を抽出する。また、放射線画像処理装置は、被写体を介して放射線撮影して得られた第2の画像データから、グリッドに起因する第2のグリッド画像成分を抽出する。そして、放射線画像処理装置は、第1のグリッド画像成分と第2のグリッド画像成分とを比較して、散乱成分の多さの2次元分布を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-104517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医療分野において、例えば、胃バリウム検査及び膀胱造影等の検査、もしくは整形整復術等の治療の補助を目的として放射線透視撮影が行われる。また、検査又は治療の補助を目的とした場合でも、透視撮影に加えて一般撮影が行われることによって、1枚の放射線画像を記録用に残すことが行われる場合がある。この場合、1つのシステムによって、放射線の透視撮影と一般撮影とを切り替えて実行できると、放射線画像撮影の効率を向上させることができ、好ましい。なお、透視撮影とは、所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影すること(すなわち、動画像撮影)を意味する。また、一般撮影とは、放射線技師等のユーザによる撮影指示に応じて1枚の放射線画像を記録すること(すなわち、静止画像撮影)を意味する。
【0005】
透視撮影と一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムにおいて、撮影を行うたびにユーザが撮影モードを透視撮影及び一般撮影の何れかに切り替えると、放射線画像撮影の効率が低下してしまう。
【0006】
本開示は、以上の事情を鑑みてなされたものであり、放射線画像撮影の効率の低下を抑制することができる放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様の放射線撮影システムは、少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムであって、プロセッサは、放射線画像の撮影において使用されるグリッドに関する情報に基づいて、放射線画像の撮影モードとして、透視撮影又は一般撮影を選択する。
【0008】
第2の態様の放射線撮影システムは、第1の態様の放射線撮影システムにおいて、プロセッサは、グリッドに関する情報に基づいて、選択した撮影モードにおける撮影条件又は選択した撮影モードによる撮影により得られた放射線画像に対する画像処理条件を設定する。
【0009】
第3の態様の放射線撮影システムは、第1の態様又は第2の態様の放射線撮影システムにおいて、プロセッサは、グリッドを撮影して得られた画像、又はグリッドを判別するためのセンサの出力に基づいて、グリッドに関する情報を特定する。
【0010】
第4の態様の放射線撮影システムは、第2の態様の放射線撮影システムにおいて、グリッドに関する情報は、グリッドの種類を含み、1つの種類のグリッドに異なる複数の撮影条件又は画像処理条件が対応付けられており、プロセッサは、グリッドを撮影して得られた画像に基づいて、グリッドの種類に対応付けられた複数の撮影条件又は画像処理条件の中から1つの撮影条件又は画像処理条件を特定する。
(【0011】以降は省略されています)

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