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公開番号2025128733
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025609
出願日2024-02-22
発明の名称情報処理装置、医療画像撮影装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 6/03 20060101AFI20250827BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本撮影により得られるアキシャル画像の欠けの発生を抑制することができる情報処理装置、医療画像撮影装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】コンソール(情報処理装置)4は、被検者を撮影して得られたスキャノグラム画像、及び、被検者を光学カメラ又は深度カメラによって撮影して得られたカメラ画像を取得するスキャノグラム画像取得部401及びカメラ画像取得部402と、カメラ画像から得られる被検者の体厚を示す体厚情報、及び、スキャノグラム画像を用いて、本撮影における撮影範囲を決定する撮影範囲決定部403と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
被検者を撮影して得られたスキャノグラム画像、及び、前記被検者を光学カメラ又は深度カメラによって撮影して得られたカメラ画像を取得し、
前記カメラ画像から得られる前記被検者の体厚を示す体厚情報、及び、前記スキャノグラム画像を用いて、本撮影における撮影範囲を決定する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記カメラ画像は、前記深度カメラによって撮影して得られた深度カメラ画像であり、
前記体厚情報は、前記深度カメラ画像を用いて推定される情報である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記カメラ画像は、前記光学カメラによって撮影して得られた光学カメラ画像であり、
前記体厚情報は、前記光学カメラ画像に含まれる被検者像を解析して推定される情報である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記体厚情報に予め定められたマージンを含めて前記撮影範囲を決定する、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記撮影範囲が前記体厚情報を用いて決定されていることを報知する、
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記被検者の体動を前記撮影範囲に反映する、
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
決定した前記撮影範囲を、前記被検者のアキシャル画像を用いて調整して、前記本撮影におけるアキシャル画像を再構成し直す、
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置によって制御される放射線画像撮影装置と、
を含む医療画像撮影装置。
【請求項9】
プロセッサが、
被検者を撮影して得られたスキャノグラム画像、及び、前記被検者を光学カメラ又は深度カメラによって撮影して得られたカメラ画像を取得し、
前記カメラ画像から得られる前記被検者の体厚を示す体厚情報、及び、前記スキャノグラム画像を用いて、本撮影における撮影範囲を決定する、
情報処理方法。
【請求項10】
被検者を撮影して得られたスキャノグラム画像、及び、前記被検者を光学カメラ又は深度カメラによって撮影して得られたカメラ画像を取得し、
前記カメラ画像から得られる前記被検者の体厚を示す体厚情報、及び、前記スキャノグラム画像を用いて、本撮影における撮影範囲を決定する、
処理をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、医療画像撮影装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スカウト画像の自動スキャンおよび位置決め装置であって、スカウトスキャンを通じて得られる被験者のスカウト画像を受け取る受信手段と、前記スカウト画像に含まれる複数の情報に従って前記スカウト画像中の少なくとも1つの位置を自動的に調べ、前記少なくとも1つの位置に基づいて自動的にスキャン範囲を決定する検査および決定手段と、前記決定されたスキャン範囲に基づいて前記被験者にアキシャルスキャンを実行する実行手段とを備える装置が開示されている。なお、ここでいうスカウト画像は、スキャノグラム画像、トポグラム等とも呼ばれるが、以下では、「スキャノグラム画像」と称する。
【0003】
この技術によれば、操作者が手作業で撮影範囲(スキャン範囲)の設定を行う場合の手間や、撮影範囲の設定の不正確性を改善することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-128656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、位置決め用のスキャノグラム画像の特徴を基に本撮影の撮影範囲を自動で設定しているが、体厚が比較的厚い被検者の場合、正面方向(AP(Anterior-Posterior View)方向)からのスキャノグラム画像しか撮影していない場合には撮影範囲が不足する場合があり、本撮影により得られたアキシャル画像においては、体厚の厚い部分が欠けてしまう場合がある、という問題点があった。
【0006】
本開示は、上記の点に鑑みてなされたものであり、本撮影により得られるアキシャル画像の欠けの発生を抑制することができる情報処理装置、医療画像撮影装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様に係る情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備え、前記プロセッサは、被検者を撮影して得られたスキャノグラム画像、及び、前記被検者を光学カメラ又は深度カメラによって撮影して得られたカメラ画像を取得し、前記カメラ画像から得られる前記被検者の体厚を示す体厚情報、及び、前記スキャノグラム画像を用いて、本撮影における撮影範囲を決定する。
【0008】
本開示の第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記カメラ画像が、前記深度カメラによって撮影して得られた深度カメラ画像であり、前記体厚情報が、前記深度カメラ画像を用いて推定される情報であるものである。
【0009】
本開示の第3態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記カメラ画像が、前記光学カメラによって撮影して得られた光学カメラ画像であり、前記体厚情報が、前記光学カメラ画像に含まれる被検者像を解析して推定される情報であるものである。
【0010】
本開示の第4態様に係る情報処理装置は、第1態様から第3態様の何れか1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサが、前記体厚情報に予め定められたマージンを含めて前記撮影範囲を決定するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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