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公開番号
2025128466
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025106
出願日
2024-02-22
発明の名称
光硬化性組成物、画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および光重合開始剤
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人特許事務所サイクス
主分類
G03F
7/031 20060101AFI20250827BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】感度に優れ、耐熱性に優れた膜を形成することのできる光硬化性組成物、画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および光重合開始剤を提供する。
【解決手段】光重合開始剤と、ラジカル重合性化合物と、を含む、光硬化性組成物であって、光重合開始剤は、式(1)で表される化合物を含む、光硬化性組成物。式(1)中、R
1
はアルキル基などを表し、X
1
はp価の連結基を表し、Y
1
は2環以上の多環脂環式炭化水素基を有する置換基を表し、nは0または1を表し、pは1以上の整数を表す。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025128466000086.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">40</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">166</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
光重合開始剤と、ラジカル重合性化合物と、を含む、光硬化性組成物であって、
前記光重合開始剤は、式(1)で表される化合物を含む、光硬化性組成物;
JPEG
2025128466000080.jpg
42
170
式(1)中、R
1
は、アルキル基、アルケニル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、または、ヘテロアリールオキシ基を表し、
X
1
は、式(X-1)~(X-4)のいずれかで表される基、または、これらの2つ以上を単結合もしくは2価の連結基を介して結合したp価の連結基を表し、
Y
1
は2環以上の多環脂環式炭化水素基を有する置換基を表し、
nは0または1を表し、
pは1以上の整数を表す;
JPEG
2025128466000081.jpg
98
170
式(X-1)~(X-3)中、*は結合手を表し、
R
101
およびR
102
はそれぞれ独立して置換基を表し、
Y
101
およびY
102
はそれぞれ独立して、CR
y1
R
y2
、O、S、NR
y3
またはC=Oを表し、
Y
111
は、CR
y1
R
y2
、O、SまたはC=Oを表し、
R
y1
~R
y3
はそれぞれ独立して水素原子または置換基を表し、
k1およびm1は、それぞれ独立して0~5の整数を表し、k1+m1は0~5の整数であり、
k2は0~4の整数を表し、
k1が2以上の場合、複数のR
101
は、同一であってもよく、異なっていてもよく、2つのR
101
同士は結合して環を形成していてもよく、
k2が2以上の場合、複数のR
102
は、同一であってもよく、異なっていてもよく、2つのR
102
同士は結合して環を形成していてもよく、
k11およびm11は、それぞれ独立して0~4の整数を表し、k11+m11は0~4の整数であり、
k12は0~3の整数を表し、
k11が2以上の場合、複数のR
101
は、同一であってもよく、異なっていてもよく、2つのR
101
同士は結合して環を形成していてもよく、
k12が2以上の場合、複数のR
102
は、同一であってもよく、異なっていてもよく、2つのR
102
同士は結合して環を形成していてもよい;
式(X-4)中、*は結合手を表し、
R
201
は水素原子または置換基を表し、
R
202
は置換基を表し、
Ar
201
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記式(1)のnが0である、請求項1に記載の光硬化性組成物。
【請求項3】
前記式(1)のY
1
が式(Y-1)で表される基である、請求項1または2に記載の光硬化性組成物;
JPEG
2025128466000082.jpg
9
156
式(Y-1)中、*は結合手を表し、
rは2以上の整数を表し、
R
2
およびR
3
は、それぞれ独立して水素原子またはアルキル基を表し、複数存在するR
2
およびR
3
は同一であってもよく、異なっていてもよく、複数存在するR
2
およびR
3
のうち2つ以上は結合して環を形成していてもよく、
Y
3
は2環以上の多環脂環式炭化水素基を表す。
【請求項4】
前記式(Y-1)のR
2
およびR
3
は水素原子である、請求項3に記載の光硬化性組成物。
【請求項5】
前記式(Y-1)のY
3
は以下のいずれかで表される基である、請求項3に記載の光硬化性組成物;
JPEG
2025128466000083.jpg
82
169
式中*は結合手を表す。
【請求項6】
前記式(1)のX
1
は、式(X-1)~(X-4)のいずれかで表される基であるか、または、式(X-1)~(X-3)のいずれかで表される基と、式(X-4)で表される基とを単結合もしくは2価の連結基を介して結合したp価の連結基である、請求項1または2に記載の光硬化性組成物。
【請求項7】
前記式(1)のnが0であり、
前記式(1)のX
1
は、式(X-1)~(X-4)のいずれかで表される基であるか、または、式(X-1)~(X-3)のいずれかで表される基と、式(X-4)で表される基とを単結合もしくは2価の連結基を介して結合したp価の連結基である、請求項3に記載の光硬化性組成物。
【請求項8】
更に、樹脂を含む請求項1または2に記載の光硬化性組成物。
【請求項9】
更に、色材を更に含む請求項1または2に記載の光硬化性組成物。
【請求項10】
請求項1または2に記載の光硬化性組成物を用いて支持体上に組成物層を形成する工程と、
前記組成物層に波長150~300nmの光を照射してパターン状に露光する工程と、
前記組成物層の未露光部を現像除去する工程と、を含む、画素の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光重合開始剤とラジカル重合性化合物とを含む光硬化性組成物に関する。また、本発明は、光硬化性組成物を用いた画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子および画像表示装置に関する。また、本発明は、光重合開始剤に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
光重合開始剤とラジカル重合性化合物とを含む光硬化性組成物は、光を照射することによって重合硬化させることができるため、光学フィルタ、光硬化性インキ、感光性印刷版、各種フォトレジスト等に用いられている。
【0003】
特許文献1には、オキシム化合物を含む光重合開始剤と、重合性化合物と含む感光性着色組成物を用いて、フォトリソグラフィ法でパターン形成して画素を形成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-113705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光重合開始剤とラジカル重合性化合物とを含む光硬化性組成物について、露光光に対する感度の更なる向上が求められている。
【0006】
また、本発明者の検討によれば、光重合開始剤とラジカル重合性化合物とを含む光硬化性組成物を用いて得られる膜について、加熱によって膜が黄変するなど、変色することがあり、耐熱性について改善の余地があることが分かった。
【0007】
よって、本発明の目的は、感度に優れ、耐熱性に優れた膜を形成することのできる光硬化性組成物を提供することにある。また、本発明の目的は、画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および光重合開始剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者の検討によれば、後述する光硬化性組成物により上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。よって、本発明は以下を提供する。
【0009】
<1> 光重合開始剤と、ラジカル重合性化合物と、を含む、光硬化性組成物であって、
上記光重合開始剤は、式(1)で表される化合物を含む、光硬化性組成物;
JPEG
2025128466000001.jpg
42
157
式(1)中、R
1
は、アルキル基、アルケニル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、または、ヘテロアリールオキシ基を表し、
X
1
は、式(X-1)~(X-4)のいずれかで表される基、または、これらの2つ以上を単結合もしくは2価の連結基を介して結合したp価の連結基を表し、
Y
1
は2環以上の多環脂環式炭化水素基を有する置換基を表し、
nは0または1を表し、
pは1以上の整数を表す;
JPEG
2025128466000002.jpg
98
170
式(X-1)~(X-3)中、*は結合手を表し、
R
101
およびR
102
はそれぞれ独立して置換基を表し、
Y
101
およびY
102
はそれぞれ独立して、CR
y1
R
y2
、O、S、NR
y3
またはC=Oを表し、
Y
111
は、CR
y1
R
y2
、O、SまたはC=Oを表し、
R
y1
~R
y3
はそれぞれ独立して水素原子または置換基を表し、
k1およびm1は、それぞれ独立して0~5の整数を表し、k1+m1は0~5の整数であり、
k2は0~4の整数を表し、
k1が2以上の場合、複数のR
101
は、同一であってもよく、異なっていてもよく、2つのR
101
同士は結合して環を形成していてもよく、
k2が2以上の場合、複数のR
102
は、同一であってもよく、異なっていてもよく、2つのR
102
同士は結合して環を形成していてもよく、
k11およびm11は、それぞれ独立して0~4の整数を表し、k11+m11は0~4の整数であり、
k12は0~3の整数を表し、
k11が2以上の場合、複数のR
101
は、同一であってもよく、異なっていてもよく、2つのR
101
同士は結合して環を形成していてもよく、
k12が2以上の場合、複数のR
102
は、同一であってもよく、異なっていてもよく、2つのR
102
同士は結合して環を形成していてもよい;
式(X-4)中、*は結合手を表し、
R
201
は水素原子または置換基を表し、
R
202
は置換基を表し、
Ar
201
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、感度に優れ、耐熱性に優れた膜を形成することのできる光硬化性組成物を提供することができる。また、本発明は、画素の製造方法、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置および光重合開始剤を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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