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公開番号
2025125986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022315
出願日
2024-02-16
発明の名称
プラスチックの回収方法
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B29B
17/02 20060101AFI20250821BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】回収率が高く、かつ、インク膜の残存率の少ないプラスチックを回収することが可能な、プラスチックの回収方法を提供する。
【解決手段】比重が1g/cm
3
以上のプラスチック基材の表面にインク膜が形成されているプラスチック製品を粉砕して、平均直径1mm~10mmの粉砕片を得る工程と、
粉砕片を洗浄液に浸漬させて、洗浄液中でインク膜片及びプラスチック片を得る工程と、洗浄液に浮遊したインク膜片を分離する工程と、洗浄液に沈殿したインク膜片と、洗浄液に沈殿したプラスチック片と、を分離して、プラスチック片を回収する工程と、を含み、インク膜の表面エネルギーは、プラスチック基材の表面エネルギーより小さく、かつ、洗浄液の表面張力より小さい、プラスチックの回収方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
比重が1g/cm
3
以上のプラスチック基材の表面にインク膜が形成されているプラスチック製品を粉砕して、平均直径1mm~10mmの粉砕片を得る工程と、
前記粉砕片を洗浄液に浸漬させて、前記洗浄液中でインク膜片及びプラスチック片を得る工程と、
前記洗浄液に浮遊したインク膜片を分離する工程と、
前記洗浄液に沈殿したインク膜片と、前記洗浄液に沈殿したプラスチック片と、を分離して、前記プラスチック片を回収する工程と、を含み、
前記インク膜の表面エネルギーは、前記プラスチック基材の表面エネルギーより小さく、かつ、前記洗浄液の表面張力より小さい、
プラスチックの回収方法。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記インク膜の表面エネルギーは、20mN/m~25mN/mであり、
前記プラスチック基材の表面エネルギーは、40mN/m以上であり、
前記洗浄液の表面張力は、40mN/m以上である、請求項1に記載のプラスチックの回収方法。
【請求項3】
前記インク膜の比重は1.2g/cm
3
未満であり、
前記プラスチック基材の比重は1.3g/cm
3
超である、請求項1又は請求項2に記載のプラスチックの回収方法。
【請求項4】
前記洗浄液に浮遊したインク膜片を分離する工程では、目開きが20μm~100μmのフィルターを用いる、請求項1又は請求項2に記載のプラスチックの回収方法。
【請求項5】
前記プラスチック片を回収する工程では、目開きが100μm~1000μmのフィルターを用いる、請求項1又は請求項2に記載のプラスチックの回収方法。
【請求項6】
前記インク膜は、酸基を有するポリマーを含む、請求項1又は請求項2に記載のプラスチックの回収方法。
【請求項7】
前記インク膜は、ポリエーテル構造及びポリシロキサン構造を含むポリマーを含有する、請求項1又は請求項2に記載のプラスチックの回収方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プラスチックの回収方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、プラスチック基材上にインクを用いてインク画像を記録する方法が知られている。インク画像が記録されたプラスチック製品においては、リサイクルする場合、プラスチック製品を粉砕し、インク画像を剥離し、プラスチック基材を回収する。
【0003】
例えば、特許文献1には、少なくとも2以上の層を有するプラスチックフィルム積層体を、水又は洗浄剤中で破砕と同時に圧送を行うことにより、前記積層体を破砕した破砕物の表面粗さを0.7μm以上にする積層体のリサイクル方法が記載されている。
特許文献2には、ノニオン系界面活性剤、及び水を含有するインキ洗浄剤を使用し、温度25℃以上で、インキ膜を有するプラスチック基材からインキ膜を剥離及び/又は除去することを特徴とするインキ膜剥離/除去方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-32031号公報
国際公開第2021/230032号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
インク画像が記録されたプラスチック製品から、プラスチックを回収する際に、回収率を向上させること、及び、回収されたプラスチック片におけるインク膜の残存率を低下させることが求められる場合がある。
【0006】
本開示はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の一の実施形態が解決しようとする課題は、回収率が高く、かつ、インク膜の残存率の少ないプラスチックを回収することが可能な、プラスチックの回収方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は以下の態様を含む。
<1>
比重が1g/cm
3
以上のプラスチック基材の表面にインク膜が形成されているプラスチック製品を粉砕して、平均直径1mm~10mmの粉砕片を得る工程と、
粉砕片を洗浄液に浸漬させて、洗浄液中でインク膜片及びプラスチック片を得る工程と、
洗浄液に浮遊したインク膜片を分離する工程と、
洗浄液に沈殿したインク膜片と、洗浄液に沈殿したプラスチック片と、を分離して、プラスチック片を回収する工程と、を含み、
インク膜の表面エネルギーは、プラスチック基材の表面エネルギーより小さく、かつ、洗浄液の表面張力より小さい、
プラスチックの回収方法。
<2>
インク膜の表面エネルギーは、20mN/m~25mN/mであり、
プラスチック基材の表面エネルギーは、40mN/m以上であり、
洗浄液の表面張力は、40mN/m以上である、<1>に記載のプラスチックの回収方法。
<3>
インク膜の比重は1.2g/cm
3
未満であり、
プラスチック基材の比重は1.3g/cm
3
超である、<1>又は<2>に記載のプラスチックの回収方法。
<4>
洗浄液に浮遊したインク膜片を分離する工程では、目開きが20μm~100μmのフィルターを用いる、<1>~<3>のいずれか1つに記載のプラスチックの回収方法。
<5>
プラスチック片を回収する工程では、目開きが100μm~1000μmのフィルターを用いる、<1>~<4>のいずれか1つに記載のプラスチックの回収方法。
<6>
インク膜は、酸基を有するポリマーを含む、<1>~<5>のいずれか1つに記載のプラスチックの回収方法。
<7>
インク膜は、ポリエーテル構造及びポリシロキサン構造を含むポリマーを含有する、<1>~<6>のいずれか1つに記載のプラスチックの回収方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、回収率が高く、かつ、インク膜の残存率の少ないプラスチックを回収することが可能な、プラスチックの回収方法が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示のプラスチックの回収方法について詳細に説明する。
【0010】
本明細書において「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を意味する。
本明細書に段階的に記載されている数値範囲において、ある数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。また、本明細書に記載されている数値範囲において、ある数値範囲で記載された上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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