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公開番号
2025123889
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019653
出願日
2024-02-13
発明の名称
医療業務支援装置、方法およびプログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G16H
40/00 20180101AFI20250818BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】医療業務支援装置、方法およびプログラムにおいて、医療行為に関する患者の待ち時間を正確に把握できるようにする。
【解決手段】プロセッサは、医療従事者の患者に対する行為に関連する時刻を少なくとも含む行為情報を取得し、前記行為情報に基づいて、1回の受付により複数の前記行為が順次に行われた1以上の患者に関して、1番目の行為については受付時刻または予約時刻から前記1番目の行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、2番目以降の行為については、当該行為の前の行為の終了時刻から当該行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、前記待ち時間を表示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
医療従事者の患者に対する行為に関連する時刻を少なくとも含む行為情報を取得し、
前記行為情報に基づいて、1回の受付により複数の前記行為が順次に行われた1以上の患者に関して、1番目の行為については受付時刻または予約時刻から前記1番目の行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、2番目以降の行為については、当該行為の前の行為の終了時刻から当該行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、
前記待ち時間を表示する、
医療業務支援装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、複数の患者についての前記1番目の行為については受付時刻または予約時刻から前記1番目の行為の開始時刻までの統計値を前記待ち時間として導出し、前記2番目以降の行為については、当該行為の前の行為の終了時刻から当該行為の開始時刻までの統計値を前記待ち時間として導出する請求項1に記載の医療業務支援装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記待ち時間を、棒グラフ、折れ線グラフ、および円グラフのいずれかのグラフで表示する請求項1または2に記載の医療業務支援装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記1番目の行為についての待ち時間と、前記2番目以降の行為についての待ち時間とを区別して表示する、請求項1または2に記載の医療業務支援装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記1番目の行為についての待ち時間と、前記2番目以降の行為についての待ち時間とを、並列折れ線グラフ、並列棒グラフ、および積算棒グラフのいずれかのグラフで表示する請求項4に記載の医療業務支援装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、第1の条件に基づいて分類された複数のグループ毎に前記待ち時間を表示する請求項1または2に記載の医療業務支援装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記待ち時間に基づいて前記複数のグループを並べ替える請求項6項に記載の医療業務支援装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、第2の条件にしたがって前記行為情報を抽出し、
抽出された前記行為情報に基づいて前記待ち時間を導出する請求項1または2に記載の医療業務支援装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記1回の受付により行われた複数の行為について、前記複数の行為が行われる順序を表す複数のパターンを導出し、
前記1番目の行為についての待ち時間および前記2番目以降の行為についての待ち時間に基づいて、前記複数のパターンのそれぞれの合計待ち時間を導出し、
前記複数のパターンのうちの前記合計待ち時間が最小となる最適パターンを特定する請求項1または2に記載の医療業務支援装置。
【請求項10】
コンピュータが、医療従事者の患者に対する行為に関連する時刻を少なくとも含む行為情報を取得し、
前記行為情報に基づいて、1回の受付により複数の前記行為が順次に行われた1以上の患者に関して、1番目の行為については受付時刻または予約時刻から前記1番目の行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、2番目以降の行為については、当該行為の前の行為の終了時刻から当該行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、
前記待ち時間を表示する、
医療業務支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療業務支援装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
医療機関では、検査、治療および診察等の様々な種類の医療行為のオーダが発行され、その都度、オーダに応じた様々な医療行為が行われる。例えば、特許文献1では、このような医療行為について、医療従事者毎に進捗状況を管理することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-282403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、医療機関に来院した患者に対して一日に複数の検査が行われる場合がある。このような場合、患者は来院時に受付を行い、その後、順次複数の検査を受けることとなる。医療機関においては患者の待ち時間を減らすために、患者の待ち時間の統計を取っている。しかしながら、一人の患者に対して一日に複数の検査を行った場合、2回目以降の検査の待ち時間は、受付時刻からカウントされてしまう。このため、検査の待ち時間を正確に把握することができない。
【0005】
本開示は上記事情に鑑みなされたものであり、医療行為に関する患者の待ち時間を正確に把握できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示による画像処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備え、
プロセッサは、医療従事者の患者に対する行為に関連する時刻を少なくとも含む行為情報を取得し、
前記行為情報に基づいて、1回の受付により複数の前記行為が順次に行われた1以上の患者に関して、1番目の行為については受付時刻または予約時刻から前記1番目の行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、2番目以降の行為については、当該行為の前の行為の終了時刻から当該行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、
前記待ち時間を表示する。
【0007】
本開示による医療業務支援方法は、コンピュータが、医療従事者の患者に対する行為に関連する時刻を少なくとも含む行為情報を取得し、
前記行為情報に基づいて、1回の受付により複数の前記行為が順次に行われた1以上の患者に関して、1番目の行為については受付時刻または予約時刻から前記1番目の行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、2番目以降の行為については、当該行為の前の行為の終了時刻から当該行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、
前記待ち時間を表示する。
【0008】
本開示による医療業務支援プログラムは、医療従事者の患者に対する行為に関連する時刻を少なくとも含む行為情報を取得する手順と、
前記行為情報に基づいて、1回の受付により複数の前記行為が順次に行われた1以上の患者に関して、1番目の行為については受付時刻または予約時刻から前記1番目の行為の開始時刻までを待ち時間として導出し、2番目以降の行為については、当該行為の前の行為の終了時刻から当該行為の開始時刻までを待ち時間として導出する手順と、
前記待ち時間を表示する手順とをコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、医療行為に関する患者の待ち時間を正確に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の第1の実施形態による医療業務支援装置を適用した医療情報システムの概要構成を示す図
行為情報を示す図
本開示の第1の実施形態による医療業務支援装置のハードウェア構成を示す図
本開示の第1の実施形態による医療業務支援装置の機能的な構成を示す図
待ち時間の表示画面の例を示す図(棒グラフ)
待ち時間の表示画面の例を示す図(折れ線グラフ)
待ち時間の表示画面の例を示す図(円グラフ)
第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート
1番目の行為についての待ち時間と、2番目以降の行為についての待ち時間とを区別して表示する表示画面の例を示す図(棒グラフおよび折れ線グラフ)
1番目の行為についての待ち時間と、2番目以降の行為についての待ち時間とを区別して表示する表示画面の例を示す図(並列折れ線グラフ)
1番目の行為についての待ち時間と、2番目以降の行為についての待ち時間とを区別して表示する表示画面の例を示す図(並列棒グラフ)
1番目の行為についての待ち時間と、2番目以降の行為についての待ち時間とを区別して表示する表示画面の例を示す図(積算棒グラフ)
一人の患者について導出した待ち時間のタイムテーブルを示す図
複数の患者について導出した待ち時間のタイムテーブルを示す図
検査の順序パターンに応じた合計待ち時間の導出を説明するための図
検査の順序パターンに応じた合計待ち時間の表示画面を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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