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公開番号2025123396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2025101037,2023142273
出願日2025-06-17,2020-10-21
発明の名称映像作成システム
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250815BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮影映像の一部を抽出して表示する構成で抽出領域を変えた際に露光量等の調整及び映像表示を適切に実施するための映像作成システムを提供する。
【解決手段】本発明の映像作成システムは、プロセッサを備え、プロセッサは、基準映像の撮影領域、及び、撮影領域の一部である1以上の領域を表示し、被写体を含む領域である選択領域の選択を受け付け、選択領域の映像である第1映像、及び、選択の受付け後の選択領域の映像である第2映像のうちの一方から他方に変えるために選択領域の映像を取得するための処理を実行し、第1映像の表示期間と、第2映像の表示期間との間の期間に挿入映像を表示するか否かに応じて、処理の速度を変える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
映像作成システムであって、プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
基準映像の撮影領域、及び、前記撮影領域の一部である1以上の領域を表示し、
被写体を含む前記領域である選択領域の選択を受け付け、
前記選択領域の映像である第1映像、及び、前記選択の受付け後の前記選択領域の映像である第2映像のうちの一方から他方に変えるために前記選択領域の映像を取得するための処理を実行し、
前記第1映像の表示期間と、前記第2映像の表示期間との間の期間に挿入映像を表示するか否かに応じて、前記処理の速度を変える、映像作成システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記処理の速度は、前記処理において調整される条件の単位時間あたりの調整量、及び、前記処理において動作する駆動部の単位時間あたりの動作量である、請求項1に記載の映像作成システム。
【請求項3】
前記挿入映像は、前記第1映像及び前記第2映像に基づいた映像、若しくは、前記基準映像、前記第1映像及び前記第2映像のいずれにも基づいていない映像である、請求項1に記載の映像作成システム。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記第1映像と前記第2映像を結合して動画ファイルを作成する、請求項1に記載の映像作成システム。
【請求項5】
前記挿入映像は、記録対象から外される、請求項4に記載の映像作成システム。
【請求項6】
前記選択の受付け後に撮影装置の撮影レンズに対する入射光の絞り量を調整することで前記選択の受付け後の前記選択領域の露光量が調整され、
前記処理において前記絞り量又は前記撮影レンズのフォーカスを調整する場合、前記挿入映像の表示期間の長さは、前記処理において前記絞り量又は前記フォーカスを調整する際の所要時間に応じて変わる、請求項1に記載の映像作成システム。
【請求項7】
前記所要時間が予め決められた時間以上である場合には、前記プロセッサは、前記所要時間に関する情報を含む前記挿入映像を表示する、請求項6に記載の映像作成システム。
【請求項8】
前記選択の受付け後に撮影装置の撮影レンズに対する入射光の絞り量を調整することで前記選択の受付け後の前記選択領域の露光量が調整され、
前記処理において前記絞り量又は前記撮影レンズのフォーカスを調整する場合、前記挿入映像の表示期間では、前記挿入映像の表示期間以外の期間よりも、前記絞り量又は前記フォーカスの調整速度がより速くなる、請求項1に記載の映像作成システム。
【請求項9】
撮影装置に備わる撮影レンズのフォーカスを調整するモードは、ユーザの操作に基づき前記フォーカスが手動にて調整されるマニュアルフォーカスモード、及び、前記フォーカスが自動的に調整されるオートフォーカスモードの中から選択され、
前記マニュアルフォーカスモードが選択されている場合、前記処理では前記フォーカスが自動的に調整される、請求項1に記載の映像作成システム。
【請求項10】
撮影装置に備わる撮影レンズのフォーカスを自動的に調整する方式には、コントラストオートフォーカスである第1方式と、像面位相差オートフォーカス、指向性光オートフォーカス、及び、Depth-from-Defocus方式のオートフォーカスの中から選ばれる第2方式とがあり、
前記処理では、前記フォーカスが前記第2方式にて調整される、請求項1に記載の映像作成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、撮影装置を用いて映像を撮影して映像に基づく映像ファイルを作成する映像作成システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
あるシーンにて複数の被写体の各々の映像を取得する場合に、そのシーンの映像を1台の撮影装置によって撮影し、その撮影映像の中から各被写体の映像を抽出して表示することがある。このような技術の一例としては特許文献1~3に記載の技術が挙げられる。
【0003】
特許文献1では、1台のカメラにより撮像された元画像の一部を切り出して切り出し画像を生成し、その切り出し位置を制御して、被写体の位置が変わるように切り出し画像を出力する技術が開示されている。
【0004】
特許文献2では、1台のカメラで撮影した高解像な広角映像に基づいて複数の対象物を検出し、検出された各対象物の映像を広角映像から切り出し、複数の対象物の映像をモニタに並列表示する技術が開示されている。
【0005】
特許文献3では、1台の撮影装置によって撮像された映像の中から複数の任意のエリアを指定し、指定された複数の任意のエリアに対応した映像を切り出して出力する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-220653号公報
特開2004-194309号公報
特開2014-42357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
映像の一部を抽出して表示する場合、抽出映像の画質は、撮影時の露光量、ホワイトバランス及びレンズフォーカス(ピント)等の条件に応じて決まる。これらの条件が適正な値に設定されると、抽出映像が良好な画質となる。
【0008】
一方、抽出映像に対する適正な条件は、元の映像における抽出領域の位置に応じて決まる。このことを考慮して、抽出領域の位置を変えた場合には、変更後の抽出領域に応じて露光量等の条件を改めて調整する必要がある。
【0009】
ただし、露光量の条件を調整している途中の段階の抽出映像は、その画質が安定せず調整未完の状態であるため、適切な映像になっていない虞がある。したがって、抽出領域を変えた直後に露光量等の条件を調整し、その途中段階で抽出映像を表示してしまうと、その映像を見る者(ユーザ)に違和感を与えてしまう可能性がある。
【0010】
本発明の一実施形態は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、撮影装置により撮影された映像の一部を抽出して表示する構成において、抽出領域を変えたときに露光量等の条件の調整及び映像表示を適切に実施するための映像作成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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