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公開番号2025128407
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2025107140,2021556984
出願日2025-06-25,2020-03-13
発明の名称喫煙代用システム
出願人インペリアル、タバコ、リミテッド,IMPERIAL TOBACCO LTD.
代理人個人
主分類A24F 40/57 20200101AFI20250826BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】非燃焼加熱式デバイスを動作させる方法が記載される。
【解決手段】非燃焼加熱式デバイスを動作させる方法は、デバイスを活動化したとき、第1の期間にわたって、第1の電力レベルをデバイスの加熱要素に供給することを含む。この方法は、第2の期間にわたって、第2の電力レベルを加熱要素に供給することを含む。第1の電力レベルは、第2の電力レベルより大きい。この方法は、第2の期間完了後、デバイスのユーザに指示を提供することを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
非燃焼加熱式デバイスを動作させる方法であって、
前記デバイスを活動化したとき、第1の期間にわたって、第1の電力レベルを前記デバイスの加熱要素に供給することと、
前記第1の期間後、第2の期間にわたって、第2の電力レベルを前記加熱要素に供給することと、
前記第2の期間の完了後、指示を、前記デバイスのユーザに提供することと
を含み、
前記第1の電力レベルが前記第2の電力レベルより大きい、
方法。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記指示は、前記デバイスを使用する準備が完了したことを前記ユーザに通知する指示である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1および第2の期間が、前記デバイスの加熱段階の範囲内であり、前記方法が、動作段階中に加熱器に電力を供給することをさらに含み、前記動作段階が、前記ユーザへの通知に続く、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の電力レベルおよび前記第2の電力レベルが、前記第1の期間の開始時の室温から、前記第2の期間の終了時にエアロゾル形成物品からエアロゾルを生成するための標的温度に達するように前記加熱要素の温度を上昇させるように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の電力レベルおよび前記第2の電力レベルが、前記デバイスの単一の電源によって供給される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第2の期間が、前記加熱要素の測定温度が標的温度に到達するのに要する時間に依存する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の期間が前記第2の期間より長い、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の期間が前記第2の期間より短い、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の期間と前記第2の期間との間であるそれぞれの中間期間にわたって、少なくとも1つの中間電力レベルを前記加熱要素に供給することをさらに含み、それぞれの各中間電力レベルが、前記第1の電力レベルと前記第2の電力レベルとの間である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の電力レベルの供給と前記第2の電力レベルの供給との間に、前記少なくとも1つの中間電力レベルを供給することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[1]本発明は、喫煙代用システムに関し、それだけには限らないが詳細には、非燃焼加熱式デバイス、および異なる電力レベルが非燃焼加熱式デバイスに供給された状態で非燃焼加熱式デバイスを動作させる方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
[2]タバコの喫煙は、喫煙者を、潜在的に有害な物質にさらすものと一般的にみなされている。タバコが燃えること、および/またはタバコの燃焼によって引き起こされる熱、ならびにタバコの煙それ自体における燃えたタバコの成分を通して、著しい量の潜在的に有害な物質が生成されると一般的に考えられている。
【0003】
[3]シガレットなどの従来の可燃性喫煙物品は、通常、ラッパーによって取り囲まれたタバコの細片を含む円柱状のタバコロッドを含み、通常は、巻かれたタバコロッドと当接関係で軸方向に位置合わせされた円柱状フィルタも含む。フィルタは、通常、プラグラップによって外接された濾過材料を含む。巻かれたタバコロッドおよびフィルタは、フィルタの長さ全体および巻かれたタバコロッドの隣接部分に外接する巻かれた帯状のチップペーパーによって一緒にまとめられる。このタイプの従来のシガレットは、フィルタとは反対の位置にある端部に火をつけて、タバコロッドを燃やすことによって使用される。喫煙者は、シガレットの口側端またはフィルタ端で吸い込むことによって、自身の口の中に主流煙を受け入れる。
【0004】
[4]タバコなどの有機材料の燃焼は、タールおよび他の潜在的に有害な副産物を生み出すことが知られている。タバコの喫煙を回避するために、さまざまな喫煙代用システム(または「代用喫煙システム」)が提案されている。
【0005】
[5]そのような喫煙代用システムは、喫煙をやめ、ニコチンへの依存を克服することを望む人々に向けたニコチン置換療法の一部を形成することができる。
【0006】
[6]喫煙代用システムは、エアロゾル(「蒸気」とも呼ばれる)を生み出すことによって、ユーザが喫煙の行為をシミュレートするのを可能にする電子システムを含み、エアロゾルは、口を通って肺の中に吸い込まれ(吸入され)、次いで吐き出される。吸入されたエアロゾルは、通常、従来の喫煙に関連付けられた匂いおよび健康リスクのない、または匂いおよび健康リスクがより少ない、ニコチンおよび/または風味付けを有している。
【0007】
[7]一般に、喫煙代用システムは、従来の喫煙および可燃性タバコ製品で体験したものと同様の体験および満足感をユーザに提供しながら、喫煙の習慣的行為の代用を提供することを意図している。いくつかの喫煙代用システムは、喫煙代用物品(「消耗品」とも呼ばれる)を使用し、そのような喫煙代用物品は、従来のシガレットに似せて設計されており、一端にマウスピースのついた円柱状の形である。
【0008】
[8]喫煙代用システムの人気および使用は、過去数年間で急速に成長している。もともとはタバコの喫煙をやめたいと望む常習的な喫煙者を支援する補助として市販化されたものの、消費者は、喫煙代用システムを、望ましいライフスタイルの付属品としてますます見るようになっている。
【0009】
[9]いくつかの異なるカテゴリの喫煙代用システムが存在し、その各々が、異なる喫煙代用アプローチを利用する。
【0010】
[10]喫煙代用システムのための1つのアプローチが、いわゆる加熱式タバコ(「HT」)アプローチであり、このアプローチでは、タバコ(「eリキッド」ではない)は、加熱され、または加温されて蒸気を放出する。HTは、「非燃焼加熱式」(「HNB」)としても知られている。タバコは、葉タバコであっても再構成タバコであってもよい。蒸気は、ニコチンおよび/または風味付けを含有することができる。HTアプローチにおいて、その意図は、タバコが燃やされずに加熱され、すなわちタバコが燃焼を受けないことである。
(【0011】以降は省略されています)

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