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公開番号
2025126940
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023321
出願日
2024-02-20
発明の名称
可撓性ホース
出願人
タイガースポリマー株式会社
代理人
主分類
F16L
11/24 20060101AFI20250825BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】 ホース壁の変形モードを制御して可撓性ホースの可撓性を高める。
【解決手段】 所定の幅の可撓性条帯2をらせん状に捲回し、互いに隣接する可撓性条帯2の端縁部分同士を、金属製の条帯3によりかしめ接合して、可撓性ホース1が構成される。可撓性条帯2は、金属箔を含む可撓性シート材により構成されている。金属製条帯3,3の間に位置する可撓性条帯の部分2aには、所定の間隔で平行に、複数の折すじ6,6が設けられている。折すじ6,6は、可撓性条帯の延在方向に対し斜めに傾いて設けられている。そして、平行な複数の折すじ6,6は、すべてが山折り、または、すべてが谷折りである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の幅の可撓性条帯をらせん状に捲回し、互いに隣接する可撓性条帯の端縁部分同士を、金属製の条帯によりかしめ接合した可撓性ホースであって、
前記可撓性条帯は、金属箔を含む可撓性シート材により構成されており、
前記金属製条帯の間に位置する前記可撓性条帯の部分には、所定の間隔で平行に、複数の折すじが設けられており、
前記折すじは、可撓性条帯の延在方向に対し斜めに傾いて設けられているとともに、
前記平行な複数の折すじは、すべてが山折り、または、すべてが谷折りである、
可撓性ホース。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
可撓性ホースの側面から見て、
前記金属製条帯の延在方向がホースの中心軸に対し傾く方向と、
前記折すじがホースの中心軸に対し傾く方向とが、逆方向である、
請求項1に記載の可撓性ホース。
【請求項3】
前記平行な複数の折すじの間には、それぞれ他の折すじが設けられており、
他の折すじは、前記平行な複数の折すじとは異なる方向に設けられるとともに、
他の折すじは、前記平行な複数の折すじとは、山折りと谷折りが逆になっている、
請求項1に記載の可撓性ホース。
【請求項4】
前記可撓性条帯を構成する可撓性シート材は、
金属箔を樹脂によりコーティングしたラミネート材、または金属箔である、
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の可撓性ホース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の幅の可撓性条帯をらせん状に捲回し、互いに隣接する可撓性条帯の端縁部同士を、金属製の条帯によりかしめ接合した可撓性ホースに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
所定の幅の可撓性条帯をらせん状に捲回し、互いに隣接する可撓性条帯の端縁部同士を、金属製の条帯によりかしめ接合した可撓性ホースは、送風ダクト等の用途に使用されている。かかる可撓性ホースは軽量で、可撓性を有し、ホースがつぶれにくい
【0003】
例えば、特許文献1には、所定の繊維構成を有する無機繊維織布製の条帯をらせん状に巻いて、金属製条帯によりかしめて接合した可撓性ダクトの技術が開示されており、当該可撓性ダクトによれば、耐熱性の可撓性ダクトの強度が向上できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-38175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1にあるような構造の可撓性ホースでは、金属製の条帯の部分がホースの補強体として機能し、織布製の条帯の部分が可撓性のホース壁として機能する。また、可撓性ホースにおいて、ホース壁の耐火性や耐熱性等を高めるために、可撓性条帯として金属箔を用いることがある。
【0006】
金属箔によりホース壁が構成されると、ホース壁がごわごわしたものとなりやすく、ホースの可撓性が損なわれやすい。特に、金属箔を樹脂でコーティングしたシート材や、ステンレス箔で構成されるシート材を可撓性条帯として使用する場合に、ホース壁が変形しにくくなり、ホースの可撓性が損なわれやすい。
【0007】
本発明の目的は、ホース壁の変形モードを制御して可撓性ホースの可撓性を高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
発明者は、鋭意検討の結果、可撓性条帯を構成するシート材に金属箔が含まれている場合に、可撓性条帯の延在方向に対し斜めに傾斜する方向に複数の折すじを平行に設けておくと、上記課題が解決できることを知見し、本発明を完成させた。
【0009】
本発明は、所定の幅の可撓性条帯をらせん状に捲回し、互いに隣接する可撓性条帯の端縁部分同士を、金属製の条帯によりかしめ接合した可撓性ホースであって、前記可撓性条帯は、金属箔を含む可撓性シート材により構成されており、前記金属製条帯の間に位置する前記可撓性条帯の部分には、所定の間隔で平行に、複数の折すじが設けられており、前記折すじは、可撓性条帯の延在方向に対し斜めに傾いて設けられているとともに、前記平行な複数の折すじは、すべてが山折り、または、すべてが谷折りである、可撓性ホースである(第1発明)。
【0010】
第1発明において、好ましくは、可撓性ホースの側面から見て、前記金属製条帯の延在方向がホースの中心軸に対し傾く方向と、前記折すじがホースの中心軸に対し傾く方向とが、逆方向である(第2発明)。また第1発明において、好ましくは、前記平行な複数の折すじの間には、それぞれ他の折すじが設けられており、他の折すじは、前記平行な複数の折すじとは異なる方向に設けられるとともに、他の折すじは、前記平行な複数の折すじとは、山折りと谷折りが逆になっている(第3発明)。また、第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、好ましくは、前記可撓性条帯を構成する可撓性シート材は、金属箔を樹脂によりコーティングしたラミネート材、または金属箔である(第4発明)。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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