TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025125268
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021223
出願日
2024-02-15
発明の名称
ビル用複層ガラス
出願人
日本板硝子株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
C03C
27/06 20060101AFI20250820BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】高い耐久性を有するビル用複層ガラスを提供する。
【解決手段】ビル用複層ガラス100は、対向配置される2枚以上のガラス板1,2,3と、夫々のガラス板1,2,3の外縁部に配置され、ガスが封入された中空層4,5を形成する第1封止材6,7と、中空層4,5の外縁部において、第1封止材6,7よりも外側に設けられた第2封止材8と、を備え、第1封止材6,7は、ガスバリア性且つ耐風圧性を有する1種類の材料からなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対向配置される2枚以上のガラス板と、
夫々の前記ガラス板の外縁部に配置され、ガスが封入された中空層を形成する第1封止材と、
前記中空層の前記外縁部において、前記第1封止材よりも外側に設けられた第2封止材と、を備え、
前記第1封止材は、ガスバリア性且つ耐風圧性を有する1種類の材料からなるビル用複層ガラス。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第1封止材は、水蒸気の透過係数が0.2E-12(mol・m)/(m
2
・s・Pa)以下である請求項1に記載のビル用複層ガラス。
【請求項3】
前記第1封止材は、反発弾性率が3%以上40%以下である請求項1に記載のビル用複層ガラス。
【請求項4】
前記第1封止材は、ポリイソブチレン系樹脂を含む請求項1に記載のビル用複層ガラス。
【請求項5】
前記第1封止材は、ポリイソブチレンである請求項4に記載のビル用複層ガラス。
【請求項6】
前記第1封止材は、ブチルゴムを含む請求項1に記載のビル用複層ガラス。
【請求項7】
前記第1封止材には、平均粒子径50μm以下の乾燥剤が分散されている請求項1に記載のビル用複層ガラス。
【請求項8】
前記ガラス板の表面積は3m
2
以上である請求項1に記載のビル用複層ガラス。
【請求項9】
前記ガスは、Ar又はKrを含んでいる請求項1に記載のビル用複層ガラス。
【請求項10】
前記中空層の幅は、5mm以上16mm以下である請求項9に記載のビル用複層ガラス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビル用複層ガラスに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化を実現するため、断熱性能を向上した複層ガラスが開発されてきた。このような複層ガラスにあっては、対向配置されるガラス板の間に設けられた中空層を真空相当に減圧し、又は、中空層に不活性ガスを充填することにより断熱性を向上してきた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、対向配置された複数のガラス板と、対向配置されたガラス板の間にガスの充填される中空層を形成する第1封止材(スペーサ)と、第1封止材よりも外周側に設けられた第2封止材(中空層封着材)と、を備えた複層ガラスが記載されている。第1封止材は、アルミニウム等により所定形状に形成されたものであり、第1封止材の両端部とガラス板との間には中空層への水分の浸入を防止するシール材が配置されている。第2封止材は、ガラス板に接着され、対向配置されたガラス板同士を固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-55736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、複層ガラスの耐風圧強度は、複層ガラスの面に作用する風荷重を上回る必要がある。建築物が高くなるほどガラス面に作用する風荷重は大きくなるため、高層ビル等に設置されるビル用複層ガラスは、住宅向け用の複層ガラスと比較して高い耐風圧性を有する必要がある。
【0006】
複層ガラスに風荷重が作用すると、又は気圧や温度等の変化を受けて中空層に充填されているガスが膨張又は収縮すると、ガラス板がたわんで変形し、ガラス板の4辺を固定している第1封止材や第2封止材に引張応力や圧縮応力が発生する。第1封止材や第2封止材がこのような応力を繰り返し受けて破損すると、中空層に充填されたガスが漏れたり、ガラス板の固定が不安定になったりするおそれがある。特に、ビル用複層ガラスは住宅用と比較して短いスパンで修繕を行うことができず、一度設置したら取り換えることがでないため、30年以上の長い耐久年数が求められている。
【0007】
特許文献1に記載の複層ガラスにおいては、シール材がガラス板と第1封止材(スペーサ)との間の密着性を高めている。しかしながら、第1封止材は所定形状に形成されているため、風荷重の作用等により生じるガラス板間の寸法変化は、シール材によって吸収される必要があり、シール材に応力が繰り返し生じ易い。このため、シール材の劣化によりガラス板と第1封止材との間の密着性が失われ易かった。また、第2封止材として使用されるポリサルファイド等の樹脂はガスバリア性を有し、かつガラス板同士を接着するものの、水分により膨潤することから耐久年数が約20年と短い。このため、特許文献1に記載の複層ガラスを高層ビル等に用いた場合、使用期間中におけるガラス板の変形に伴ってシール材や第2封止材が破損してガラス板の固定が不安定になることや、ガスバリア性が失われて中空層に充填されるガスが漏れてしまうといった課題があった。
【0008】
そこで、高い耐久性を有するビル用複層ガラスが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るビル用複層ガラスの特徴構成は、対向配置される2枚以上のガラス板と、夫々の前記ガラス板の外縁部に配置され、ガスが封入された中空層を形成する第1封止材と、前記中空層の前記外縁部において、前記第1封止材よりも外側に設けられた第2封止材と、を備え、前記第1封止材は、ガスバリア性且つ耐風圧性を有する1種類の材料からなる点にある。
【0010】
本構成によれば、第1封止材がガスバリア性を有するので、第2封止材はガスバリア性を有さなくてもよい。このため、第2封止材として、ガスバリア性を有する材料以外から耐久性の高い材料を選択可能である。また、第1封止材は耐風圧性を有する。耐風圧性とは、風荷重等によるガラス板の形状変化に追従して、第1封止材がガラス板と密着した状態で繰り返し変形可能であることを指す。これにより、風荷重やガスの膨張又は収縮に伴うガラス板のたわみによるガラス板間の寸法変化を第1封止材のみで吸収することができるので、ガラス板と第1封止材とが密着した状態を維持することができる。よって、第1封止材を有する複層ガラスを高い耐風圧性の要求されるビル用複層ガラスに使用可能である。また、第1封止材としてスペーサを使用する場合と比較すると、第1封止材とガラス板との間を封止するシール材が不要となる。シール材は変形によって破損しやすいため、本構成に係る第1封止材を用いることによりビル用複層ガラスの耐久性を向上することができる。また、ビル用複層ガラスの部品点数を削減できるため、ビル用複層ガラスの軽量化や製造工程の短縮が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日本板硝子株式会社
ビル用複層ガラス
3日前
日本板硝子株式会社
車両用調光合わせガラス
1か月前
日本板硝子株式会社
ガラス粉体
25日前
日本板硝子株式会社
光学フィルタ
10日前
日本板硝子株式会社
複層ガラスユニット
25日前
日本電気硝子株式会社
ガラス材
3か月前
個人
ガラス製品の製造方法
2か月前
株式会社フジクラ
シール装置
3か月前
日本電気硝子株式会社
ガラスの製造方法
2か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維用組成物
3か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維用組成物
2か月前
日本板硝子株式会社
自動車用窓ガラス
4か月前
株式会社オハラ
光学ガラス
3か月前
日東電工株式会社
ガラス樹脂複合体
4か月前
AGC株式会社
ガラス板の製造方法
4か月前
信越化学工業株式会社
ガラス母材の延伸方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラスの製造方法
22日前
日本電気硝子株式会社
フィーダー
3か月前
信越化学工業株式会社
光ファイバ母材の製造方法
1か月前
AGC株式会社
ガラスペースト
3か月前
日本板硝子株式会社
ビル用複層ガラス
3日前
日本板硝子株式会社
車両用合わせガラス体
1か月前
白金科技股分有限公司
微小球およびその調製方法
1か月前
株式会社オハラ
光学ガラスおよび光学素子
2か月前
AGC株式会社
合わせガラス
1日前
AGC株式会社
複層ガラス、及び複層ガラスの製造方法
4か月前
AGC株式会社
複層ガラス、及び複層ガラスの製造方法
4か月前
AGC株式会社
洗浄部材の位置決め方法
3か月前
AGC株式会社
成形装置、及び成形方法
1か月前
AGC株式会社
ガラス及びその製造方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス物品の製造方法
4か月前
信越化学工業株式会社
光ファイバ用多孔質母材の搬送装置
2か月前
東洋ガラス株式会社
ガラス製造装置
3か月前
日本板硝子株式会社
車両用調光合わせガラス
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス粉末、封着材料及び封着材料ペースト
4か月前
住友電気工業株式会社
光ファイバの製造方法
29日前
続きを見る
他の特許を見る