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公開番号
2025123957
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019770
出願日
2024-02-13
発明の名称
タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20250818BHJP(車両一般)
要約
【課題】スノー性能を維持しつつ、ドライ路面における操縦安定性及び制動性に優れたタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部12を構成する外側ゴム層は、硬度60未満のゴムで形成され、ショルダー領域SHに周方向主溝16によって区画形成された陸部18を有する。ショルダー領域は、接地端Eからタイヤ幅方向内側へ、タイヤ赤道面CPから接地端までのタイヤ幅方向長さの30%の範囲である。陸部は、第1サイプと、第1サイプと隣接する第2サイプとを有する。第1サイプと第2サイプとは、タイヤ幅方向に互いに間隔を開けて配置されている。内側ゴム層は、外側ゴム層を構成するゴムより硬度の高いゴムで形成され、タイヤ径方向外側に隆起部を有する。隆起部は、タイヤ径方向外側へ突出し、タイヤ周方向に延在している。隆起部は、陸部の、第1サイプのタイヤ幅方向の中間から、第2サイプのタイヤ幅方向の中間まで、の範囲内に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、
トレッド面を有する外側ゴム層と、
前記外側ゴム層のタイヤ径方向内側に配置された内側ゴム層と、を備え、
前記外側ゴム層は、硬度60未満のゴムで形成され、ショルダー領域に周方向主溝により区画形成された陸部を有し、
前記ショルダー領域は、接地端からタイヤ幅方向内側へ、タイヤ赤道面から接地端までのタイヤ幅方向長さの30%の範囲であり、
前記陸部は、第1サイプと、前記第1サイプと隣接する第2サイプとを有し、
前記第1サイプと前記第2サイプとは、タイヤ幅方向に互いに間隔を開けて配置されており、
前記内側ゴム層は、前記外側ゴム層を構成するゴムより硬度の高いゴムで形成され、タイヤ径方向外側に隆起部を有し、
前記隆起部は、タイヤ径方向外側へ突出し、タイヤ周方向に延在しており、
前記隆起部は、前記陸部の、前記第1サイプのタイヤ幅方向の中間から、前記第2サイプのタイヤ幅方向の中間まで、の範囲内に配置されている、タイヤ。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記隆起部は、前記陸部の前記第1サイプと前記第2サイプとが形成されたサイプ形成範囲のタイヤ幅方向の中心から、タイヤ幅方向の各側へ、前記サイプ形成範囲のタイヤ幅方向長さの25%の範囲内に配置されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記トレッド面から前記隆起部のタイヤ径方向最外側の上端までの長さは、5mm以下である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記トレッド面に前記隆起部が露出している前記陸部において、露出した前記隆起部の上端面の面積が前記陸部の接地面積の15%以下である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
各々が前記隆起部と同様に形成された複数の隆起部を備え、
前記複数の隆起部は、前記内側ゴム層と一体である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
タイヤ子午断面における前記ショルダー領域の、前記内側ゴム層の断面積Aは、前記外側ゴム層の断面積Bの50%以下である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記内側ゴム層を構成するゴムの硬度と、前記外側ゴム層を構成するゴムの硬度と、の差が4以上である、請求項1に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ドライ路面における操縦安定性及び制動性を向上させるため、トレッド面のグリップレベルを高めたタイヤが知られている。例えば、特許文献1は、カーカスのタイヤ径方向外側に少なくとも1枚のベルト層からなるベルトが形成され、少なくとも2本の周方向主溝によって少なくとも1つの陸部が区画形成され、トレッドゴムが、20℃におけるJIS-A硬さと60℃におけるtanδとがいずれも比較的大きな第1のゴムと、20℃におけるJIS-A硬さと60℃におけるtanδとがいずれも比較的小さな第2のゴムと、により構成され、正規リムに組んで正規内圧を付与した無負荷状態におけるタイヤ子午断面視で、前記陸部のうちの少なくとも1つについては、前記陸部の表面プロファイルに沿って3等分したセンター領域に前記第1のゴムが含まれ、前記第1のゴムは、タイヤ表面から前記ベルトとの境界まで延在している空気入りタイヤを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-37848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
雪上路面や氷上路面に対応したタイヤは、溝深さが深く、ブロックの数が多く、トレッドゴムの硬度が比較的低いため、ドライ路面における操縦安定性及び制動性のさらなる向上が求められていた。
【0005】
本発明は、スノー性能を維持しつつ、ドライ路面における操縦安定性及び制動性に優れたタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明タイヤは、トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、
トレッド面を有する外側ゴム層と、
前記外側ゴム層のタイヤ径方向内側に配置された内側ゴム層と、を備え、
前記外側ゴム層は、硬度60未満のゴムで形成され、ショルダー領域に周方向主溝によって区画形成された陸部を有し、
前記ショルダー領域は、接地端からタイヤ幅方向内側へ、タイヤ赤道面から接地端までのタイヤ幅方向長さの30%の範囲であり、
前記陸部は、第1サイプと、前記第1サイプと隣接する第2サイプとを有し、
前記第1サイプと前記第2サイプとは、タイヤ幅方向に互いに間隔を開けて配置されており、
前記内側ゴム層は、前記外側ゴム層を構成するゴムより硬度の高いゴムで形成され、タイヤ径方向外側に隆起部を有し、
前記隆起部は、タイヤ径方向外側へ突出し、タイヤ周方向に延在しており、
前記隆起部は、前記陸部の、前記第1サイプのタイヤ幅方向の中間から、前記第2サイプのタイヤ幅方向の中間まで、の範囲内に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、スノー性能を維持しつつ、ドライ路面における操縦安定性及び制動性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るタイヤのタイヤ子午断面視における部分断面図である。
図1のII矢視における部分拡大平面図である。
本実施形態に係るタイヤのタイヤ子午断面視におけるショルダー部分を中心とする部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態は、以下の態様に関する。
【0010】
[態様1]
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、
トレッド面を有する外側ゴム層と、
前記外側ゴム層のタイヤ径方向内側に配置された内側ゴム層と、を備え、
前記外側ゴム層は、硬度 60未満のゴムで形成され、ショルダー領域に周方向主溝によって区画形成された陸部を有し、
前記ショルダー領域は、接地端からタイヤ幅方向内側へ、タイヤ赤道面から接地端までのタイヤ幅方向長さの30%の範囲であり、
前記陸部は、第1サイプと、前記第1サイプと隣接した第2サイプとを有し、
前記第1サイプと前記第2サイプとは、タイヤ幅方向に互いに間隔を開けて配置されており、
前記内側ゴム層は、前記外側ゴム層を構成するゴムより硬度の高いゴムで形成され、タイヤ径方向外側に隆起部を有し、
前記隆起部は、タイヤ径方向外側へ突出し、タイヤ周方向に延在しており、
前記隆起部は、前記陸部の、前記第1サイプのタイヤ幅方向の中間から、前記第2サイプのタイヤ幅方向の中間まで、の範囲内に配置されている、タイヤ。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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