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公開番号
2025127261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023893
出願日
2024-02-20
発明の名称
タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20250825BHJP(車両一般)
要約
【課題】耐偏摩耗性を向上させることのできるタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド部2に、複数の周方向主溝30のうち、タイヤ幅方向において最も外側に位置する周方向主溝30を最外主溝32とし、トレッド部2のトレッド踏面3における最外主溝32同士の間に位置する部分のタイヤ子午断面におけるプロファイルPのラジアスをセンターラジアスCRとする場合に、空気入りタイヤ1を規定リムに装着して規定内圧にてインフレートした状態におけるセンターラジアスCRがR600mm以上であり、最外主溝32は、タイヤ幅方向内側の開口端である内側開口端32aの位置から最外主溝32の溝底32cまでの溝深さGaと、タイヤ幅方向外側の開口端である外側開口端32bの位置から溝底32cまでの溝深さGbとの差D=Ga-Gbが、0.3mm≦D≦1.5mmの範囲内である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部に、
タイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝と、
複数の前記周方向主溝により区画される複数の陸部と、
を備えるタイヤであって、
複数の前記周方向主溝のうち、タイヤ幅方向において最も外側に位置する前記周方向主溝を最外主溝とし、
前記トレッド部のトレッド踏面における前記最外主溝同士の間に位置する部分のタイヤ子午断面におけるプロファイルのラジアスをセンターラジアスとする場合に、
前記タイヤを規定リムに装着して規定内圧にてインフレートした状態における前記センターラジアスがR600mm以上であり、
前記最外主溝は、タイヤ幅方向内側の開口端の位置から前記最外主溝の溝底までの溝深さGaと、タイヤ幅方向外側の開口端の位置から前記溝底までの溝深さGbとの差D=Ga-Gbが、0.3mm≦D≦1.5mmの範囲内であることを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記タイヤを規定リムに装着して規定内圧にてインフレートした状態での前記トレッド踏面の前記プロファイルにおいて最もタイヤ径方向外側に位置する部分と、前記トレッド踏面のタイヤ幅方向における端部とのタイヤ径方向の距離である肩落ち量Sが、4mm≦S≦15mmの範囲内である請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記タイヤを規定リムに装着して規定内圧にてインフレートした状態でのトレッド展開幅TWとタイヤ総幅SWとの関係が、0.55≦TW/SW≦0.95の範囲内である請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記トレッド部には、タイヤ幅方向における前記最外主溝同士の間に、前記周方向主溝の溝深さに対する深さが70%以下となるラグ溝またはサイプが配置される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
タイヤ幅方向における前記最外主溝の外側には、前記トレッド踏面のタイヤ幅方向における端部と前記最外主溝とのうちのいずれか一方に一端が開口し、他端が前記陸部内で終端するラグ溝またはサイプが配置される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
タイヤ幅方向における前記最外主溝同士の内側には、タイヤ幅方向における両側が前記周方向主溝によって区画される陸部列が複数配置され、
前記タイヤを規定リムに装着して規定内圧にてインフレートし、規格最大荷重で接地させた際における前記陸部列の接地長が、隣り合う前記陸部列同士で互いに90%以上110%以下の範囲内である請求項1に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤのトレッド踏面の摩耗時には、陸部の形状等によっては偏摩耗が発生することがあるため、従来のタイヤの中には、偏摩耗対策を施しているものがある。例えば、特許文献1に記載された空気入りタイヤは、タイヤ幅方向において最も外側に形成された第1陸部の全体が、タイヤ幅方向において第1陸部に隣接する第2陸部の踏面に沿った外輪郭線の仮想延長線からタイヤ内側に離間し、センターリブの踏面が外輪郭線に沿っており、仮想延長線とタイヤ幅方向における第1陸部の内側端部及び外側端部とのそれぞれのタイヤ幅方向距離H1、H2がH1>H2となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4303343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年のタイヤでは偏摩耗による摩耗寿命の低下が課題として挙げられており、さらなる高い耐偏摩耗性能が求められている。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、耐偏摩耗性を向上させることのできるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るタイヤは、トレッド部に、タイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝と、複数の前記周方向主溝により区画される複数の陸部と、を備えるタイヤであって、複数の前記周方向主溝のうち、タイヤ幅方向において最も外側に位置する前記周方向主溝を最外主溝とし、前記トレッド部のトレッド踏面における前記最外主溝同士の間に位置する部分のタイヤ子午断面におけるプロファイルのラジアスをセンターラジアスとする場合に、前記タイヤを規定リムに装着して規定内圧にてインフレートした状態における前記センターラジアスがR600mm以上であり、前記最外主溝は、タイヤ幅方向内側の開口端の位置から前記最外主溝の溝底までの溝深さGaと、タイヤ幅方向外側の開口端の位置から前記溝底までの溝深さGbとの差D=Ga-Gbが、0.3mm≦D≦1.5mmの範囲内である。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るタイヤは、耐偏摩耗性を向上させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。
図2は、図1のA-A矢視図である。
図3は、図1に示す最外主溝の詳細図である。
図4は、図1に示すトレッド部のタイヤ幅方向における片側の詳細図である。
図5は、図2に示すサイプが配置されるラグ溝の平面模式図である。
図6は、図5に示すラグ溝の延在方向に沿ったB-B断面図である。
図7は、実施形態に係る空気入りタイヤの接地形状を示す模式図である。
図8は、実施形態に係る空気入りタイヤの変形例であり、サイプが配置されないトレッド部2の平面図である。
図9は、空気入りタイヤの性能評価試験の結果を示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るタイヤの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、且つ、容易に想到できるもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
以下の説明では、本発明に係るタイヤの一例として、空気入りタイヤ1を用いて説明する。タイヤの一例である空気入りタイヤ1は、空気、窒素等の不活性ガス及びその他の気体を充填することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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