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公開番号
2025104881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223037
出願日
2023-12-28
発明の名称
タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60C
13/00 20060101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約
【課題】リッジ領域の黒色化性能および視角均一化性能を向上できるタイヤを提供すること。
【解決手段】このタイヤは、複数のリッジユニットU(UA~UD)を配列して成るリッジ領域5をタイヤサイド面に備える。また、複数のリッジユニットUのそれぞれが、タイヤサイド面の平面視にて、環状構造を有する第一リッジ52と、線状構造を有すると共に第一リッジ52の内周に沿って延在する第二リッジ53とを備える。また、第一リッジ52が、リッジ中心から放射状に突出する2以上の環状凸部521a~521cと、リッジ中心に向かって凹む少なくとも1つの環状凹部522a~522cとを接続して成る。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のリッジユニットを配列して成るリッジ領域をタイヤサイド面に備えるタイヤであって、
前記複数のリッジユニットのそれぞれが、前記タイヤサイド面の平面視にて、環状構造を有する第一リッジと、線状構造を有すると共に前記第一リッジの内周に沿って延在する第二リッジとを備えることを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記第一リッジが、リッジ中心から放射状に突出する2以上の環状凸部と、前記リッジ中心に向かって凹む少なくとも1つの環状凹部とを接続して成る請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記2以上の環状凸部が、滑らかに湾曲したアーチ形状を有する請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記2以上の環状凸部が、前記リッジ中心から最大突出位置に向かって拡幅した拡幅部を有する請求項2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記少なくとも1つの環状凹部が、滑らかに湾曲したアーチ形状を有する請求項2に記載のタイヤ。
【請求項6】
隣り合う前記第一リッジの離間距離Drが、0.10[mm]≦Dr≦1.10[mm]の範囲にある請求項2に記載のタイヤ。
【請求項7】
隣り合う前記第一リッジのうちの一方の第一リッジの前記3以上の環状凸部の1つが、他方の第一リッジの前記少なくとも一つの環状凹部に挿入される請求項2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記環状凹部の凹量D22が、前記第一リッジの最小包含円Mの外径Rmに対して0.05≦D22/Rm≦0.50の範囲にある請求項2に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記第二リッジが、前記タイヤサイド面の平面視にて、前記第一リッジの前記2以上の環状凸部のそれぞれに沿って延在する2以上の主線状部を有する請求項2に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記第二リッジが、前記タイヤサイド面の平面視にて、前記第一リッジの前記2以上の環状凸部のそれぞれの長手方向に延在する少なくとも1つの副線状部を有する請求項2に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、タイヤに関し、さらに詳しくは、リッジ領域の黒色化性能および視角均一化性能を向上できるタイヤに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年のタイヤでは、複数のリッジから成るリッジ領域を用いてサイドブランドなどの標章を黒色化して、標章の視認性を向上する構成が採用されている。かかる構成を採用する従来のタイヤとして、特許文献1に記載される技術が知られている。一方で、異なる方向からタイヤサイド面を視認したときのリッジ領域の黒色化作用を均一化すべき課題もある。かかる課題に関する従来のタイヤとして、特許文献2に記載される技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許出願公開第3030432号明細書
特開2016-215700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は、リッジ領域の黒色化性能および視角均一化性能を向上できるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、この発明にかかるタイヤは、複数のリッジユニットを配列して成るリッジ領域をタイヤサイド面に備えるタイヤであって、前記複数のリッジユニットのそれぞれが、前記タイヤサイド面の平面視にて、環状構造を有する第一リッジと、線状構造を有すると共に前記第一リッジの内周に沿って延在する第二リッジとを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
この発明にかかるタイヤでは、(1)タイヤサイド面が複数のリッジユニットを配列して成るリッジ領域を備えるので、タイヤサイド部の平面視にて、リッジ領域における光の吸収率が他の領域における光の吸収率よりも相対的に大きくなる。これにより、リッジ領域が相対的に黒色化されて、タイヤサイド面のコントラストが明確となる。また、(2)第二リッジが湾曲した第一リッジの内周に沿って延在するので、第一リッジおよび第二リッジの間における光の吸収率および乱反射作用が促進される。これらにより、タイヤサイド面の視認性が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、この発明の実施の形態にかかるタイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。
図2は、図1に記載したタイヤのタイヤサイド部を示す平面図である。
図3は、図2に記載したタイヤサイド部の標章部を示す拡大図である。
図4は、図2に記載したタイヤサイド部のリッジ領域を示す説明図である。
図5は、図2に記載したタイヤサイド部のリッジ領域を示す説明図である。
図6は、図2に記載したタイヤサイド部のリッジ領域を示す説明図である。
図7は、図2に記載したタイヤサイド部のリッジ領域を示す説明図である。
図8は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図9は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図10は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図11は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図12は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図13は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図14は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図15は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図16は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図17は、図5に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図18は、図2に記載したリッジ領域の変形例を示す説明図である。
図19は、この発明の実施の形態にかかるタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
【0009】
[タイヤ]
図1は、この発明の実施の形態にかかるタイヤ1を示すタイヤ子午線方向の断面図である。同図は、リム20に装着されたタイヤ1のタイヤ径方向の片側領域の断面図を示している。この実施の形態では、タイヤの一例として、乗用車用空気入りラジアルタイヤについて説明する。
【0010】
同図において、タイヤ子午線方向の断面は、タイヤ回転軸(図示省略)を含む平面でタイヤを切断したときの断面として定義される。また、タイヤ赤道面CLは、JATMAに規定されたタイヤ断面幅の中点を通りタイヤ回転軸に垂直な平面として定義される。また、タイヤ幅方向は、タイヤ回転軸に平行な方向として定義され、タイヤ径方向は、タイヤ回転軸に垂直な方向として定義される。また、点Tは、タイヤ接地端であり、点Acは、タイヤ最大幅位置である。
(【0011】以降は省略されています)
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