TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025095268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211172
出願日2023-12-14
発明の名称タイヤ
出願人横浜ゴム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 13/00 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約【課題】空気抵抗を低減するとともに外傷予防を実現するだけでなく、視認性及びデザイン性を高めた装飾部を有するタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド表面(12)の各接地端(14、14)からタイヤ幅方向外側のタイヤ外表面(3a)に複数の凸部(10)が形成され、凸部の表面(S1からS5)のうちタイヤ外表面から連なる少なくとも2つの側面(S2、S3)のそれぞれに、少なくとも1つの凹部(P2)が形成され、凹部により装飾部が構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド表面の各接地端からタイヤ幅方向外側のタイヤ外表面に複数の凸部が形成されたタイヤであって、
前記凸部の表面のうち前記タイヤ外表面から連なる少なくとも2つの側面に、少なくとも1つの凹部が形成され、前記凹部により装飾部が構成されていることを特徴とする、タイヤ。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記凸部の表面は、前記側面から連なり、かつ、前記タイヤ外表面からの高さが最大の位置を含む外面をさらに備える、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記凸部の前記タイヤ外表面からの高さは、0.3mm以上5.0mm以下であり、
前記凸部同士の間の距離は、0.5mm以上5.0mm以下であり、
前記凹部の前記側面からの深さは、0.05mm以下であり、
前記凹部幅は、0.05mm以下である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記装飾部は、標章からなり、
前記凹部が形成された第1側面及び第2側面には、それぞれ、異なる標章が形成されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第1側面に形成された第1の標章と、前記第2側面に形成された第2の標章とは、装飾面積が異なる、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記凸部は、4つの前記側面を備える、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記凸部は、四角錐台状である、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記凸部は、四角錐状である、請求項6に記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気抵抗を低減するとともに外傷予防を実現し、さらに視認性及びデザイン性を高めた装飾部を有するタイヤに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤのサイドウォール部の外表面に、所定の文字、記号又は図形からなる標章を配設したタイヤが開示されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示されたタイヤでは、標章を隆起突条で縁取りし、この隆起突条の囲繞域に標章内リッジを設けて標章と背景との違いを際立たせるにあたり、標章を、装飾帯と重なる位置からタイヤ半径方向外側、又は内側の何れか一方に、はみ出させて配置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/029239号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の標章は装飾帯のリッジ上に形成されていることから、タイヤの外表面から相当突出している。このため、空気抵抗を受け易いとともに、縁石にタイヤが接触した場合に傷が付くおそれがある。
【0005】
また、近年では、タイヤ外面に形成された標章も複雑化されており、見る方向によって標章が異なったり、タイヤ転動時に標章が変化したりするなど、標章の視認性及びデザイン性を向上させることが望まれている。
【0006】
そこで、本発明は、空気抵抗を低減するとともに外傷予防を実現するだけでなく、視認性及びデザイン性を高めた装飾部を有するタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るタイヤは、トレッド表面の各接地端からタイヤ幅方向外側のタイヤ外表面に複数の凸部が形成され、前記凸部の表面のうち前記タイヤ外表面から連なる少なくとも2つの側面のそれぞれに、少なくとも1つの凹部が形成され、前記凹部により装飾部が構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装飾部が凸部の側面に形成された凹部として構成されている。このため、装飾部はタイヤ外表面よりもタイヤ幅方向外側に位置するが、タイヤ外表面から最も遠い凸部表面よりはタイヤ幅方向内側(又はタイヤ径方向内側)に位置することになる。従って、装飾部がタイヤの凸部を超えてタイヤ外表面から突出していないことから、空気抵抗の少ないタイヤを提供することができる。また、タイヤ外表面と装飾部とのこのような位置関係により、凸部が縁石に接触した場合であっても、装飾部に傷が付き難いタイヤを提供することができる。さらに、少なくとも2つの側面に形成された凹部により装飾部が構成されていることから、複数の装飾部を有する、視認性及びデザイン性を高めたタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態のタイヤの全体構成を示す斜視図である。
図2は、図1に示すタイヤの外表面に形成された凸部群の拡大図である。
図3は、図2に示す凸部のIII-III線に沿う断面図である。
図4は、図2に示す凸部群を方向IVから見た図である。
図5は、図2に示す凸部群を方向Vから見た図である。
図6Aは、図2に示す凸部群の変形例を示す図である。
図6Bは、図6Aに示す凸部群に含まれる凸部の一側面を示す図である。
図7Aは、図2に示す凸部群の他の変形例を示す図である。
図7Bは、図7Aに示す凸部群に含まれる凸部の一側面を示す図である。
図8Aは、本実施形態の凸部群が第1の位置にある場合を示すタイヤ側面図である。
図8Bは、図8Aに示すタイヤにおいて、複数の凸部のいずれの側面が視認可能であるのかを説明するための図である。
図9Aは、本実施形態の凸部群が第2の位置にある場合を示すタイヤ側面図である。
図9Bは、図9Aに示すタイヤにおいて、複数の凸部のいずれの側面が視認可能であるのかを説明するための図である。
図10Aは、本実施形態の凸部群が第3の位置にある場合を示すタイヤ側面図である。
図10Bは、図10Aに示すタイヤにおいて、複数の凸部のいずれの側面が視認可能であるのかを説明するための図である。
図11Aは、本実施形態の凸部群が第1の位置にある場合を示すタイヤ側面図である。
図11Bは、図11Aに示すタイヤにおいて、複数の凸部のいずれの側面が視認可能であるのかを説明するための図である。
図12Aは、本実施形態の凸部群が第2の位置にある場合を示すタイヤ側面図である。
図12Bは、図12Aに示すタイヤにおいて、複数の凸部のいずれの側面が視認可能であるのかを説明するため図である。
図13Aは、本実施形態の凸部群が第3の位置にある場合を示すタイヤ側面図である。
図13Bは、図13Aに示すタイヤにおいて、複数の凸部のいずれの側面が視認可能であるのかを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、これらの実施の形態は、本発明を限定するものではない。また、上記実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。さらに、上記実施の形態に含まれる各種形態は、当業者が自明の範囲内で任意に組み合わせることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

横浜ゴム株式会社
タイヤ
10日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
29日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
10日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
1日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
1日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
2日前
横浜ゴム株式会社
ゴム組成物
24日前
横浜ゴム株式会社
空気入りタイヤ
22日前
横浜ゴム株式会社
空気入りタイヤ
28日前
横浜ゴム株式会社
空気入りタイヤ
1か月前
横浜ゴム株式会社
空気入りタイヤ
1日前
横浜ゴム株式会社
収容体付きタイヤ
28日前
横浜ゴム株式会社
機能部品付きタイヤ
28日前
横浜ゴム株式会社
機能部品付きタイヤ
28日前
横浜ゴム株式会社
機能部品付きタイヤ
28日前
横浜ゴム株式会社
機能部品付きタイヤ
28日前
横浜ゴム株式会社
機能部品付きタイヤ
28日前
横浜ゴム株式会社
シール材付き樹脂管
1か月前
横浜ゴム株式会社
機能部品付きタイヤ
28日前
横浜ゴム株式会社
ゴム組成物の製造方法
1か月前
横浜ゴム株式会社
グリーンタイヤ運搬台車
1日前
横浜ゴム株式会社
ゴム組成物およびタイヤ
1か月前
横浜ゴム株式会社
チューブおよびその製造方法
17日前
横浜ゴム株式会社
空気入りタイヤ及びその製造方法
18日前
横浜ゴム株式会社
空気入りタイヤ及びその製造方法
1日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ用ゴム組成物およびタイヤ
1か月前
横浜ゴム株式会社
空気入りタイヤ及びその製造方法
1日前
横浜ゴム株式会社
水酸基変性ジエン系ゴムの製造方法
17日前
横浜ゴム株式会社
変性ジエン系重合体及びゴム組成物
1か月前
横浜ゴム株式会社
対象物の遠隔管理システムおよび方法
1か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤトレッドスプライス用セメント
2日前
横浜ゴム株式会社
ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
18日前
横浜ゴム株式会社
空気式防舷材の管理システムおよび方法
10日前
横浜ゴム株式会社
コンベヤベルトの管理システムおよび方法
4日前
横浜ゴム株式会社
ボビンでの金属線材自動結束装置および方法
1か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤベルトコート用ゴム組成物およびタイヤ
1か月前
続きを見る