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公開番号
2025103289
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220588
出願日
2023-12-27
発明の名称
タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60C
11/13 20060101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約
【課題】通過騒音を低減しつつ、ウェットトラクション性能を向上すること。
【解決手段】一対の周方向主溝21と、周方向主溝のタイヤ幅方向内側のセンター陸部31と、周方向主溝のタイヤ幅方向外側のショルダー陸部32と、センター陸部にてタイヤ周方向に延びる少なくとも1本の周方向細溝22,23と、ショルダー陸部にて周方向主溝に一端が連通し他端が接地端Tに開口してタイヤ周方向に複数形成されたショルダーラグ溝44と、ショルダー陸部にてショルダーラグ溝の間に設けられて周方向主溝に一端が連通し他端が接地端に開口して形成されたショルダーサイプ45と、を有し、周方向主溝は、トレッド面15Aに開口する溝壁の形状において、ショルダー陸部側でショルダーラグ溝の間に挟まれてショルダーサイプが連通する部分が単一の第一円弧21aとして形成され、センター陸部側で第一円弧に対向する部分が複数の第二円弧21bとして形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤ周方向に延びる一対の周方向主溝と、
各前記周方向主溝のタイヤ幅方向内側で区画された単一のセンター陸部と、
各前記周方向主溝のタイヤ幅方向外側で区画された一対のショルダー陸部と、
前記センター陸部にてタイヤ周方向に延びる少なくとも1本の周方向細溝と、
前記ショルダー陸部にて前記周方向主溝に一端が連通し他端が接地端に開口してタイヤ周方向に複数形成されたショルダーラグ溝と、
前記ショルダー陸部にて前記ショルダーラグ溝の間に設けられて前記周方向主溝に一端が連通し他端が前記接地端に開口して形成されたショルダーサイプと、
を有し、
前記周方向主溝は、トレッド面に開口する溝壁の形状において、前記ショルダー陸部側で前記ショルダーラグ溝の間に挟まれて前記ショルダーサイプが連通する部分が単一の第一円弧として形成され、前記センター陸部側で前記第一円弧に対向する部分が複数の第二円弧として形成される、
タイヤ。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記第一円弧および前記第二円弧は、タイヤ赤道面側に凸となる、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第一円弧および前記第二円弧は、タイヤ赤道面側に凹となる、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記周方向主溝は、溝底からの溝深さ50%以下の範囲がタイヤ周方向に沿うストレート形状となる、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記ショルダーラグ溝は、接地端に向けて溝幅が広がる拡幅部を有する、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記ショルダーラグ溝の溝深さd1と、当該ショルダーラグ溝が連通する前記周方向主溝の溝深さD1とが、d1/D1≦0.3の関係を満たす、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記ショルダーサイプの溝深さd2と、当該ショルダーサイプが連通する前記周方向主溝の溝深さD1とが、d2/D1≦0.4の関係を満たす、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記ショルダーラグ溝の溝幅W1と、前記ショルダーサイプの溝幅W2とが、5≦W1/W2≦12の関係を満たす、
請求項1に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、転がり抵抗性能およびウェットトラクション性能の両立を図るタイヤが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-057911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、例えば、トラック用タイヤでは、低転がり抵抗化のために、ブロック剛性の増加を目的として、センター部の主溝幅が細いパターンの採用が進んでいる。しかし、そのようなタイヤは、溝面積の低下からウェットトラクション性能の悪化や、ブロック剛性の増加から通過騒音が増加する。
【0005】
この発明は、通過騒音を低減しつつ、ウェットトラクション性能を向上することのできるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るタイヤは、タイヤ周方向に延びる一対の周方向主溝と、各前記周方向主溝のタイヤ幅方向内側で区画された単一のセンター陸部と、各前記周方向主溝のタイヤ幅方向外側で区画された一対のショルダー陸部と、前記センター陸部にてタイヤ周方向に延びる少なくとも1本の周方向細溝と、前記ショルダー陸部にて前記周方向主溝に一端が連通し他端が接地端に開口してタイヤ周方向に複数形成されたショルダーラグ溝と、前記ショルダー陸部にて前記ショルダーラグ溝の間に設けられて前記周方向主溝に一端が連通し他端が前記接地端に開口して形成されたショルダーサイプと、を有し、前記周方向主溝は、トレッド面に開口する溝壁の形状において、前記ショルダー陸部側で前記ショルダーラグ溝の間に挟まれて前記ショルダーサイプが連通する部分が単一の第一円弧として形成され、前記センター陸部側で前記第一円弧に対向する部分が複数の第二円弧として形成される。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、通過騒音を低減しつつ、ウェットトラクション性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。
図2は、実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの展開図である。
図3は、図2におけるA-A(a)、B-B(b)、C-C(c)断面図である。
図4は、図2におけるD-D断面図である。
図5は、図2におけるE-E断面図である。
図6は、図2におけるF-F断面図である。
図7は、図2におけるG-G断面図である。
図8は、図2におけるH-H断面図である。
図9は、図2におけるI-I断面図である。
図10は、図2におけるJ-J断面図である。
図11は、図2におけるK-K断面図である。
図12は、図2におけるL-L断面図である。
図13は、実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの摩耗時の展開図である。
図14は、実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの他の例の展開図である。
図15は、実施形態に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
図16は、実施形態に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
【0010】
以下の説明において、タイヤ径方向とは、実施形態の空気入りタイヤ1の回転軸であるタイヤ回転軸(図示省略)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向においてタイヤ回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向においてタイヤ回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、タイヤ回転軸に直交すると共に、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面であり、タイヤ赤道面CLは、空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向における中心位置であるタイヤ幅方向中心線と、タイヤ幅方向における位置が一致する。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあって空気入りタイヤ1のタイヤ周方向に沿う線をいう。また、タイヤ子午線方向の断面(子午断面図)とは、タイヤ回転軸を含む平面でタイヤを切断したときの断面をいう。
(【0011】以降は省略されています)
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