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公開番号
2025123334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025098298,2023104909
出願日
2025-06-12,2013-07-31
発明の名称
自動インキュベーションのためのシステム、方法、および装置
出願人
ジェン-プローブ・インコーポレーテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
C12M
1/38 20060101AFI20250815BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】自動インキュベーションのための好適なシステム、自動インキュベーションのための方法、および自動インキュベーションのための装置を提供すること。
【解決手段】核酸ベースの増幅検査を行うことが可能な自動機器で使用するために適合される、少なくとも1つのレセプタクルホルダの温度を循環させるためのシステム、装置、および方法。また、これらを使用して自動ランダムアクセスインキュベーションプロセスを行う方法も提供される。
【選択図】図7A
特許請求の範囲
【請求項1】
図面に記載のシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の引用)
本願は、米国特許法§119(e)に基づき、米国第61/677,976号(2012年7月31日出願)、および第61/783,952号(2013年3月14日出願)の優先権の利益を主張する。それらの出願の各々の全内容は、参照により本明細書に引用される。
続きを表示(約 3,200 文字)
【0002】
(技術分野)
本開示は、概して、サンプルの自動加熱および/または冷却のためのシステムおよび装置に関する。
【背景技術】
【0003】
自動分子分析計装は、多数の利点を提供するが、ほとんどの自動機器は、限定された組の分析能力に悩まされている。これらの限定された能力は、複数の分析の並行処理を複雑にするか、または阻止し、結果として、サンプルスループット、および分析選択の融通性を低減させる。これは、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)ベースの分析のために必要な温度循環等のある種類のインキュベーションを必要とする分析に特に当てはまる。PCR機器には、96ウェルマイクロタイタープレート内で保持されるサンプルのバッチ等の多くのサンプルの温度を循環させることが可能である、サーモサイクラが含まれる。この分析形式は、初期温度サイクルを受けさせることに先立って、サンプルのバッチ全体の準備を必要とする。例えば、温度循環のために十分に準備された第1のサンプルは、最後のサンプルが温度循環に先立って準備されるまで待機しなければならない。96ウェルプレートの場合、この待機時間が多大であり、したがって、機器のスループットを遅らせる。加えて、全てのサンプルが同一の温度プロファイルおよび循環パラメータを受けるので、並行して実行されることができる分析の種類が限定される。異なる分析は、多くの場合、完全に異なるサーモサイクラユニットで実行されるか、またはサンプルの以前のバッチからのサーモサイクラの可用性を待たなければならない。これも、急速な分析結果を提供する能力を阻止する。
【0004】
本開示は、当技術分野でのこれらおよび他の必要性に対処する。
【0005】
本明細書で参照される全ての文書、または指示された部分は、参照することにより本明細書に組み込まれる。しかしながら、いかなる文書も、請求された主題にとって従来技術であると承認されるものではない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、生化学分析を行うことが可能な自動機器で使用するために適合される、少なくとも1つのレセプタクルホルダの温度を変化させるためのシステムおよび装置に関する。
【0007】
本開示の側面では、熱伝導材料から作製された1つ以上のレセプタクルホルダを含む、装置が提供されている。各レセプタクルホルダは、各レセプタクルウェルがその中にレセプタクルを受け取るように構成されている複数のレセプタクルウェルと、各貫通穴がレセプタクルウェルのうちの1つの内面からレセプタクルホルダの外面まで延びている複数の貫通穴と、各光ファイバが第1および第2の端部を有する複数の光ファイバであって、第1の端部は、レセプタクルウェルのうちの1つと光学的に連通し、第2の端部は、励起信号源およびエミッション信号検出器のうちの少なくとも1つと光学的に連通し、各光ファイバの第1の端部は、各レセプタクルウェルにおける対応する貫通穴の外側に、内側に、またはそれを通って延びて配置され、各光ファイバの第1の端部は、レセプタクルウェルの表面に対して貫通穴のうちの1つ内で移動可能であるか、または固定して配置される、複数の光ファイバと、レセプタクルホルダの1つまたは複数の温度を変化させるためにレセプタクルホルダの近位に位置付けられている1つ以上の熱要素とを含む。ある実施形態では、本装置は、レセプタクルホルダに対して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であるカバーを含み、レセプタクルウェルのうちの1つ以上の内側に配置されている1つ以上のレセプタクルは、カバーが閉鎖位置に移動させられると、カバーによってレセプタクルウェルの中へ据え付けまたは固定される。例示的実施形態では、光ファイバの第1の端部は、(1)カバーが閉鎖および/または開放位置に移動させられるとき、または(2)レセプタクルがレセプタクルウェルの中に存在し、カバーが閉鎖および/または開放位置に移動させられるとき、その対応する貫通穴内で移動する。種々のこれらの実施形態では、本装置は、カバーを含まない。また、種々のこれらの実施形態では、これらの装置がシステムに含まれるとき、これらの装置のうちの1つ以上は、カバーを含む/含まない。多くの場合、レセプタクルをレセプタクルウェルに輸送し、レセプタクルウェルの中にレセプタクルを設置し、随意に、例えば、物理的接触を使用することによって、各レセプタクルがそれぞれのレセプタクルウェルの中でしっかりと据え付けられていることを確実にし、それぞれのレセプタクルウェルから各レセプタクルを除去するように、1つ以上のレセプタクル輸送機構が、そのようなシステムに含まれる。1つより多くのレセプタクル輸送機構が、これらのステップのうちの1つ以上に影響を及ぼすために、そのような実施形態で利用され得る。
【0008】
種々の実施形態では、熱要素は、レセプタクルホルダの側面の近位に位置付けられ、レセプタクルホルダを通して熱エネルギーを複数のレセプタクルウェルの各々に提供する。熱エネルギーは、一様であり得る。多くの実施形態では、本装置はさらに、各々がレセプタクルホルダのうちの1つ以上の側面の近位に位置付けられている1つ以上の支持体を含み、熱要素は、支持体とレセプタクルホルダとの間に位置付けられる。1つ以上のサーミスタが、レセプタクルホルダと接触して配置され得る。種々の実施形態では、1つ以上のサーミスタおよび/またはその関連配線は、レセプタクルホルダにおいて形成されているチャネル内に配置されている。ある実施形態では、本装置はさらに、各々がその中に配置されたサーミスタのうちの1つを有する、レセプタクルホルダのレセプタクルウェルの対向する側に形成されている1つ以上の閉鎖端チャネルを含む。
【0009】
ある実施形態では、本装置はさらに、レセプタクルホルダと支持体との間に圧縮力を提供するように位置付けられている1つ以上の交差ブレースを含む。他の実施形態では、本装置はさらに、レセプタクルホルダと支持体との間に圧縮力を提供するために位置付けられている、リンカと直接的または間接的にそれぞれ接続される、低い熱伝導度を有する1つ以上の本体を含む。種々の実施形態では、本装置の支持体は、ヒートシンクであり、または支持体は、ヒートシンクと熱的に連通して提供される。本装置は、熱要素の温度を循環させるように熱要素に電気的に接続されている第1のコントローラを含み得、存在する場合、カバーと移動可能に連通して配置されている第1のコントローラに電気的に接続されている1つ以上のモータを含み得る。種々の実施形態では、存在する場合、カバーは、剛体要素と1つ以上の可撓性延長部とを含み得、可撓性延長部は、剛体要素に取り付けられ、カバーが閉鎖位置にあるときに、レセプタクルウェル内に存在するとき、1つ以上のレセプタクルの少なくとも一部分に力を与えるように、剛体要素から離れて横方向に延びる。
【0010】
例示的実施形態では、本装置はさらに、レセプタクルをレセプタクルホルダに送達するレセプタクル輸送機構からレセプタクルを除去するために、レセプタクルホルダと移動可能に関連しているストリッパプレートを含む。ストリッパプレートは、レセプタクルウェルに対して解除および係止位置に移動可能であり得、解除位置は、レセプタクルウェルへのレセプタクルのアクセスを可能にし、係止位置は、レセプタクル輸送機構によるレセプタクルへのアクセスを阻止することなく、レセプタクルウェルからのレセプタクルの除去を阻止する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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