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公開番号2025121099
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016322
出願日2024-02-06
発明の名称保冷バッグ
出願人山真製鋸株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 81/38 20060101AFI20250812BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】冷却衣服に這わせたチューブを流通させる水は、ペットボトルに当てて冷やすので、ペットボトル内の飲料等が溶け切ってしまうと冷却効果を失う。従って、場所を問わず、別の凍結した新しいペットボトルに交換する必要がある。
【解決手段】保冷バッグ1は収容本体3と、蓋体35を備える。収容本体3は、ポリエステル材からなる生地を用いた外装材5と、アルミ被覆処理が施されて断熱性を有する生地を用いた内装材7が重ね合わされた複層生地9で構成されており、底面部11には保形シートが挿入されている。また、蓋体35も底面部11と同様に構成されており、線ファフナー37で開閉する。ペットボトルPを4本収容した保冷容器39をスムーズに出し入れでき、収容時にはガタつきも生じない。保冷容器39内のペットボトルPは保冷バッグ1により二重に保冷されることになるので、屋外の猛暑環境下でも長時間にわたって凍結状態を維持できる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
生地で構成された有底筒状の収容本体及び前記収容本体の上側開口を開閉する蓋体と、前記収容本体の開口縁と前記蓋体の外縁に取り付けられた線ファスナーと、前記収容本体の外面に対向して設けられた一対の持ち手と、前記収容本体の外面に取り付けられたポケット及び掛け部を備え、前記収容本体は、特定サイズの剛性仕様の保冷容器を出し入れ可能で、且つガタつき無く収容できるサイズになっていることを特徴とする保冷バッグ。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
請求項1に記載した保冷バッグにおいて、
両端が収容本体の外面に対して当てられて逆U形となった一対の帯状材と、前記両端を跨いで前記収容本体の外面に対してその全周方向で全面的に当てられて環状になった帯状材と、前記環状になった帯状材の外面に対してその全周方向で間欠的に当てられその間では外面から離間して隙間が作られる帯状材が、前記収容本体の外面に対して縫着により一体化されており、
前記逆U形となった帯状材で持ち手が構成され、前記隙間をなす帯状材で掛け部が構成されていることを特徴とする保冷バッグ。
【請求項3】
請求項2に記載した保冷バッグにおいて、
掛け部の下側には、外付けポケットが上方に開口して設けられていることを特徴する保冷バッグ。
【請求項4】
請求項3に記載した保冷バッグにおいて、
収容本体の全周方向よりも長い生地材が前記収容本体の外面を囲んで環状になっており、前記生地材は周方向に間隔をあけて上下方向に線状に前記収容本体の外面に対して縫着されて仕切られると共に、その下縁側はその仕切りに寄せてヒダ状に折り畳まれた状態で前記収容本体の外面に対して縫着されて、前記生地材を外側の袋布として複数の外付けポケットが形成されていることを特徴とする保冷バッグ。
【請求項5】
請求項4に記載した保冷バッグにおいて、
収容本体の外装をなす生地を外側の袋布として、外付けポケットが構成されていることを特徴する保冷バッグ。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載した保冷バッグにおいて、
保冷容器は、複数の凍結可能な液体入りペットボトルを収容できる収容本体と、 前記収容本体の開口を開閉する蓋体と、前記開口を閉じた状態で前記蓋体を前記本体に固定する蓋体固定手段とを有し、
前記蓋体の上面の外縁部は内側に対して一段下った段差部になっており、一対の対向する持ち手が前記段差部に収納される状態と上方に向かって起伏した状態との間で動作可能になっており、
前記持ち手が前記段差部に収納された状態で、前記保冷容器が保冷バッグに収容されることで、前記保冷バッグの蓋体は平らに保持されることを特徴とする保冷バッグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はペットボトル用保冷容器等の特定のサイズの保冷容器を収容して二重に保冷するのに適した保冷バッグに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された冷却衣服では、内面にチューブが露出した状態で這わされている。また、後身ごろの外面側には収容部が取り付けられ、そこには内容物である飲料や後入れした液体が凍結した状態のペットボトルが収容される。チューブと収容部は連通しており、ポンプの作動により、チューブ内の水はこの収容部に流入してペットボトルに当たって冷やされた後に再びチューブ内に戻されるようになっている。
従って、ペットボトル内の飲料等が溶け切ってしまうと冷却効果を失うので、別の新しいペットボトルに交換する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-11483号公報
特開2023-26710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、屋外の作業現場などでは冷凍庫を備えておくことができず、また飲料等が凍結されたペットボトルを購入できる店舗が近隣にない場合も少なくない。
特許文献2では、ペットボトル用保冷容器が記載されているが、猛暑下ではその保冷機能では不十分な場合がある。一方、保冷容器は真空断熱層を備えて剛体仕様で構成されており、保冷機能をより強化することはサイズを大きく重くすることになり、現場で持ち運び難くなることから好ましくない。
【0005】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、ペットボトル用保冷容器のような剛体仕様の保冷容器をカバー状に包んで、二重の保冷機能を効果的に発揮しつつ、嵩張らずに持ち運び易い、新規且つ有用な保冷バッグを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、生地で構成された有底筒状の収容本体及び前記収容本体の上側開口を開閉する蓋体と、前記収容本体の開口縁と前記蓋体の外縁に取り付けられた線ファスナーと、前記収容本体の外面に対向して設けられた一対の持ち手と、前記収容本体の外面に取り付けられたポケット及び掛け部を備え、前記収容本体は、特定サイズの剛性仕様の保冷容器を出し入れ可能で、且つガタつき無く収容できるサイズになっていることを特徴とする保冷バッグである。
【0007】
好ましくは、両端が収容本体の外面に対して当てられて逆U形となった一対の帯状材と、前記両端を跨いで前記収容本体の外面に対してその全周方向で全面的に当てられて環状になった帯状材と、前記環状になった帯状材の外面に対してその全周方向で間欠的に当てられその間では外面から離間して隙間が作られる帯状材が、前記収容本体の外面に対して縫着により一体化されており、前記逆U形となった帯状材で持ち手が構成され、前記隙間をなす帯状材で掛け部が構成されている。
【0008】
好ましくは、掛け部の下側には、外付けポケットが上方に開口して設けられている。
【0009】
好ましくは、収容本体の全周方向よりも長い生地材が前記収容本体の外面を囲んで環状になっており、前記生地材は周方向に間隔をあけて上下方向に線状に前記収容本体の外面に対して縫着されて仕切られると共に、その下縁側はその仕切りに寄せてヒダ状に折り畳まれた状態で前記収容本体の外面に対して縫着されて、前記生地材を外側の袋布として複数の外付けポケットが形成されている。
【0010】
好ましくは、収容本体の外装をなす生地を外側の袋布として、外付けポケットが構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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