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公開番号2025119865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014942
出願日2024-02-02
発明の名称電気接続箱
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20250807BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】仕様や仕向けによらず、同じ接続箱本体を用いて、安定した電気的接続が得られる電気接続箱を提供することを目的とする。
【解決手段】ベース基板50と、少なくともベース基板50を収容する収容空間Sを有する接続箱本体10とが備えられ、接続箱本体10は、アッパーケース20及びロアケース30を備え、アッパーケース20とロアケース30とが組み付けられる方向を高さ方向Hとし、アッパーケース20は、外部から接続されるコネクタに接続される音叉接続部24及びピン端子接続部25が設けられるとともに、ベース基板50が配置され、収容空間Sは、ベース基板50を収容するベース収容空間S1と、追加基板90及びスペーサ40の少なくとも一方を選択的に収容可能な選択収容空間S2とが設けられ、選択収容空間S2に、追加基板90、スペーサ40の少なくとも一方が選択されて収容された。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
ベース基板と、少なくとも前記ベース基板を収容する収容空間を有する接続箱本体とが備えられ、
前記接続箱本体は、
互いに組み付けられて、前記収容空間を内部に形成する第一ケース及び第二ケースを備え、
前記第一ケースと前記第二ケースとが組み付けられる方向を組付方向とし、
前記第一ケースは、
外部から接続されるコネクタに接続されるコネクタ接続部が設けられるとともに、前記ベース基板が配置され、
前記収容空間は、
前記ベース基板を収容するベース収容部と、
追加基板及びスペーサの少なくとも一方を選択的に、前記ベース基板に対して前記第二ケースの側に前記組付方向に積層して収容可能な選択収容部とが設けられ、
前記選択収容部に、前記追加基板及び前記スペーサの少なくとも一方が選択されて収容された
電気接続箱。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記選択収容部は、
前記ベース収容部の側に配置され、第1の追加基板及び前記スペーサの一方を選択的に収容する第1選択収容部と、
前記第二ケースの側に配置され、第2の追加基板及び前記スペーサの一方を選択的に収容する第2選択収容部とを有し、
前記第1選択収容部に、前記第1の追加基板及び前記スペーサの一方が選択的に収容され、
前記第2選択収容部に、前記第2の追加基板及び前記スペーサの一方が選択的に収容された
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記スペーサは、
略直方体状の本体部と、前記本体部から前記第二ケースに向かって前記組付方向に突出する突出部とで構成され、
前記第二ケースの前記スペーサと前記組付方向に対向する面において、
前記突出部と前記組付方向に対応する位置に、前記突出部と当接可能な当接部を備えた
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記ベース基板及び前記追加基板の少なくとも一部が、
前記本体部における前記第一ケースの側の面に当接する
請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記ベース基板は、前記第一ケースの側の面に電子部品を備え、
前記電子部品は、
前記コネクタ接続部に収容されるとともに、
前記突出部と前記組付方向に対応する位置に配置された
請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項6】
前記コネクタ接続部を第一コネクタ接続部とし、
前記当接部は、前記第二ケースに設けられた第二コネクタ接続部であり、
前記第二コネクタ接続部は、前記突出部と嵌合する
請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項7】
前記スペーサ及び前記第二ケースのいずれか一方には、
前記スペーサ及び前記第二ケースの他方に向かって前記組付方向に突出するピンが設けられ、
前記スペーサ及び前記第二ケースの他方には、
前記ピンと嵌合するピン受けが設けられた
請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項8】
前記第1選択収容部に、前記第1の追加基板が収容され、
前記第2選択収容部に、前記第2の追加基板及び前記スペーサの一方が選択的に収容され、
前記スペーサは、
直方体状の本体部と、前記本体部から前記第二ケースに向かって前記組付方向に突出する突出部とで構成され、
前記第二ケースには、前記第2選択収容部に収容された前記第2の追加基板又は前記スペーサの前記突出部に当接可能な当接部が備えられた
請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項9】
前記第1選択収容部及び前記第2選択収容部をまたいで、前記スペーサが収容され、
前記スペーサは、
直方体状の本体部と、前記本体部から前記第二ケースに向かって前記組付方向に突出する突出部とで構成され、
前記本体部と前記突出部とを有する前記スペーサは、
前記第1選択収容部及び前記第2選択収容部の前記組付方向の長さに応じた長さに形成された
請求項2に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、内部に回路基板を収容する電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両などに搭載されるジャンクションボックスやリレーボックスなどの電気接続箱は、箱状の接続箱本体の内部に電子部品や電子制御回路を実装した回路基板を収容している。
同じ車種であっても、仕様や仕向けによって搭載される電子機器が増えると、収容される回路基板の数も増える傾向にある。
【0003】
特許文献1には、接続箱本体の内部に形成された収容空間に、複数の回路基板が積層されて収容された電気接続箱が開示されている。従来より、接続箱本体に収容される回路基板の数に合わせて接続箱本体を設計しており、特許文献1に開示されている接続箱本体においても、仕様や仕向け毎に接続箱本体を新設する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-27785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、仕様や仕向けによらず、同じ接続箱本体を用いて、安定した電気的接続が得られる電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、ベース基板と、少なくとも前記ベース基板を収容する収容空間を有する接続箱本体とが備えられ、前記接続箱本体は、互いに組み付けられて、前記収容空間を内部に形成する第一ケース及び第二ケースを備え、前記第一ケースと前記第二ケースとが組み付けられる方向を組付方向とし、前記第一ケースは、外部から接続されるコネクタに接続されるコネクタ接続部が設けられるとともに、前記ベース基板が配置され、前記収容空間は、前記ベース基板を収容するベース収容部と、追加基板及びスペーサの少なくとも一方を選択的に、前記ベース基板に対して前記第二ケースの側に前記組付方向に積層して収容可能な選択収容部とが設けられ、前記選択収容部に、前記追加基板及び前記スペーサの少なくとも一方が選択されて収容された電気接続箱であることを特徴とする。
【0007】
前記ベース基板及び前記追加基板は、プリント基板や、プリント基板の片面又は両面に、バスバーやリレー、ヒューズなどの電子部品を組み付けたものを含み、形状は問わない。また、前記追加基板は、単数でも複数でもよい。また、前記ベース基板と前記追加基板の間や、前記追加基板同士の間、つまりプリント基板同士の間には、絶縁体が配置されてもよい。
【0008】
前記接続箱本体は、アッパーケースとロアケースの二部品構成である場合や、アッパーケースとセンターケースとロアケースの三部品構成である場合を含む。例えば、前記接続箱本体が二部品構成である場合には、第一ケースがロアケース及びアッパーケースの一方で、第二ケースがロアケース及びアッパーケースの他方となる。また、前記接続箱本体が三部品構成である場合には、二部品構成である場合と同様に、第一ケースがロアケース及びアッパーケースの一方で、第二ケースがロアケース及びアッパーケースの他方となり、センターケースは、第一ケース及び第二ケースを構成するロアケース及びアッパーケースのいずれかと組み付けられてもよい。
【0009】
上述の前記ベース基板は、前記第一ケースに配置されるとは、前記第一ケースにおける前記第二ケースの側の端部に前記ベース基板を配置する態様や、前記第一ケースの内部に前記ベース基板を収容する態様などを含む。
【0010】
また、前記スペーサは、単数又は複数備えられてもよい。前記スペーサが、複数備えられている場合には、同一のもので構成されてもよいし、それぞれが異なる形状でもよい。なお、前記スペーサの形状は問わない。
(【0011】以降は省略されています)

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