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公開番号
2025118507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024194997
出願日
2024-11-07
発明の名称
ECG活性化パターンクラスタリングテンプレート分析
出願人
バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド
,
Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/35 20210101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ECGを分析することによって不整脈の発生源位置を決定すること。
【解決手段】方法は、所与のタイプの不整脈を示す所与の形態学的テンプレートに属すると判定された心電図(ECG)のセットを受信することを含む。位置アルゴリズムを使用して、所与のタイプの不整脈の同じ発生源位置を指し示す、セット内のECGのパーセンテージが計算される。計算されたパーセンテージは、所定の閾値パーセンテージと比較される。ECGのパーセンテージが閾値パーセンテージを超えることが判明した場合、発生源位置がユーザに報告される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所与のタイプの不整脈を示す所与の形態学的テンプレートに属すると判定された心電図(ECG)のセットを受信するように構成されたインターフェースと、
プロセッサであって、
位置アルゴリズムを使用して、前記所与のタイプの不整脈の同じ発生源位置を指す前記セット中の前記ECGのパーセンテージを計算し、
前記計算されたパーセンテージを所定の閾値パーセンテージと比較し、
前記ECGのパーセンテージが前記閾値パーセンテージを超えることが判明した場合、前記発生源位置をユーザに報告するように構成された、プロセッサと、を含む、システム。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記形態学的テンプレートは、心室性期外収縮(PVC)タイプの不整脈を示す、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記プロセッサは、心臓内の解剖学的領域を報告することによって前記発生源位置を報告するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記ECGのセットは、12誘導ECGレコーダを使用して取得された、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
所与のタイプの不整脈を示す所与の形態学的テンプレートに属すると判定された心電図(ECG)のセットを受信することと、
位置アルゴリズムを使用して、前記所与のタイプの不整脈の同じ発生源位置を指す前記セット内の前記ECGのパーセンテージを計算することと、
前記計算されたパーセンテージを所定の閾値パーセンテージと比較することと、
前記ECGのパーセンテージが前記閾値パーセンテージを超えることが判明した場合、前記発生源位置をユーザに報告することと、を含む、方法。
【請求項6】
前記形態学的テンプレートは、心室性期外収縮(PVC)タイプの不整脈を示す、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記発生源位置の報告は、心臓内の解剖学的領域を報告することを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ECGのセットは、12誘導ECGレコーダを使用して取得された、請求項5に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、心電図(ECG)の分析に関し、具体的には、ECGを分析することによって不整脈の発生源位置を決定することに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
心室性期外収縮(PVC)などのいくつかのタイプの心室性不整脈は、ECGを使用して診断することができる。例えば、12誘導ECGは、PVC周波数の最初の証拠を提供するのに有用であり、PVC発生源位置及び好ましいアクセス領域を決定するための質の高い非侵襲性ツールである。患者の病歴又は身体検査のいずれかからPVCが疑われる場合、PVC周波数をより正確に把握し、最も正確な形態評価を可能にするために12個の同時誘導すべての記録中にPVCを捕捉するために、長いECG取得(例えば、1分まで)を実行し続けることが有用である。
【0003】
少なくとも1つのECGを所与の形態学的テンプレートに属するものとして識別することによってPVCを識別する方法が、米国特許第11,730,414号に提供されており、一実施形態では、対象の身体に適用するためのそれぞれの電極と、プロセッサとを含む医療システムを説明している。電極は、一連の心拍間隔にわたって捕捉された対象の心臓の電気活動に応答して、それぞれの活性化信号のセットを出力するように構成されている。プロセッサは、活性化信号のセットの第1の心拍間隔を第1の形態学的テンプレートとして分類し、活性化信号のセットの第2の心拍間隔と第1の形態学的テンプレートとの間の類似性測度を計算し、測度が既定の閾値を超えたことに応答して、第1の形態グループ内の活性化信号のセットの第2の心拍間隔を第1の形態学的テンプレートとグルーピングし、測度が既定の閾値を超えないことに応答して、活性化信号のセットの第2の心拍間隔を第2の形態学的テンプレートとして分類し、後の心拍間隔について、必要な変更を加えて、上記を反復するように構成されている。
【0004】
いくつかの学術刊行物は、12誘導ECG又はホルターなどの非侵襲性ECGデータに基づいて不整脈の発生源位置を推定するための位置アルゴリズムを提供している。例えば、Muzakkir Amir et.al.は、International Journal of General Medicine Vol.13,pp.1083-1092(2020)で公開された「Park Algorithm as Predictor of Disease Origin in Three-Dimensional Mapping Electrophysiological Studies」と題する論文において、構造的心疾患を伴う及び/又は伴わないPVCの場合の両方において、12誘導ECGを使用したPVCの起源の位置の予測におけるパークアルゴリズム精度の検証を記載している。研究者らは、右又は左の心臓におけるPVC起源の位置を決定するために使用されるのに好適なパークアルゴリズムを見出した。
【0005】
Park et. al.は、雑誌Pacing Clinical Electrophysiology Vol.35, Iss.12,pp.1516-1527(2012)に掲載された「Using the surface electrocardiogram to localize the origin of idiopathic ventricular tachycardia」と題する論文において、彼らの位置アルゴリズムを説明している。
【0006】
本開示は、図面と併せて、本開示の実施例の以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の実施例による、心臓の電気生理学的(EP)感知、EP信号分析、及びアブレーション用に構成された心臓システムの概略描写図である。
本開示の例による、所与のタイプの不整脈を示す12誘導ECG取得の分析に使用される形態学的テンプレートの概略図である。
本開示の例による、形態学的テンプレートを使用して不整脈の心臓発生源位置を統計的に決定する方法を概略的に示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
概要
心室性期外収縮(PVC)は、心臓の心室の1つで始まる余分な拍動である。これらの余分な拍動は、通常の心臓リズムを乱し、ときに粗動を起こしたり、拍動が途切れたりする感覚を生じることがある。
【0009】
異所性拍動を引き起こすPVCは、単独で又は反復パターンで起こり得る。3回以上の連続したPVCの発生は、心室頻脈(VT)として分類される。異所性拍動の1つの原因は、リエントラント型信号伝達であり、心拍は、SA結節ではなくプルキンエ線維によって開始される。例えば、プルキンエ線維の1つの経路が遮断され、別の経路がより遅い伝導を経験している場合、遮断後経路上の異所性拍動を誘発し得る。したがって、場合によっては、PVCは、異所性拍動を引き起こす心室組織位置(例えば、関連する乳頭筋位置)のアブレーションを使用して治療される。
【0010】
非侵襲的ECGを使用して不整脈の心室発生源位置を正確に推定することは、カテーテルアブレーションなどの侵襲的治療のための最適なプロトコルを選択するために使用され得る。この目的のために、非侵襲的ECG技術(例えば、12誘導、ホルター)を使用して不整脈の発生源位置を予測するために、背景技術のセクションで説明したような様々な位置アルゴリズムが開発された。
(【0011】以降は省略されています)
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