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公開番号
2025117756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012649
出願日
2024-01-31
発明の名称
位置補正情報処理装置
出願人
株式会社放電精密加工研究所
代理人
個人
,
個人
主分類
B21D
37/14 20060101AFI20250805BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約
【課題】 様々な形式のプレス加工機に用いることができ、被加工材又は金型の状態に基づいて高精度な加工が可能となる位置補正情報処理装置を提案する。
【解決手段】 位置補正情報処理装置20は、被加工材M又は金型50の少なくとも1つの状態に基づいて金型部品51の位置を補正する位置補正装置30を制御する位置補正情報処理装置20であって、被加工材Mの状態を示す被加工材状態情報11a又は金型50の状態を示す金型状態情報12aの少なくとも1つを含む入力情報21aを取得する入力情報取得部21と、入力情報21aに基づいて、位置補正装置30を制御するための補正情報22aを出力する補正情報出力部22と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被加工材又は金型の少なくとも1つの状態に基づいて金型部品の位置を補正する位置補正装置を制御する位置補正情報処理装置であって、
前記被加工材の状態を示す被加工材状態情報又は前記金型の状態を示す金型状態情報の少なくとも1つを含む入力情報を取得する入力情報取得部と、
前記入力情報に基づいて、前記位置補正装置を制御するための補正情報を出力する補正情報出力部と、
を備える、
位置補正情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記被加工材状態情報は、
加工前の前記被加工材の厚みを示す加工前被加工材厚と、
加工後の前記被加工材の厚みを示す加工後被加工材厚と、
の少なくとも1つ
を含む
請求項1に記載の位置補正情報処理装置。
【請求項3】
前記金型状態情報は、
前記金型の少なくとも一部にかかる荷重を示す金型荷重と、
前記金型の少なくとも一部の温度を示す金型温度と、
の少なくとも1つ
を含む
請求項1に記載の位置補正情報処理装置。
【請求項4】
前記入力情報は、前記被加工材の特性を示す被加工材特性情報又は前記金型の特性を示す金型特性情報の少なくとも1つを含む
請求項1に記載の位置補正情報処理装置。
【請求項5】
前記被加工材特性情報は、
前記被加工材の荷重に対する収縮を示す強度特性と、
前記被加工材の温度に対する収縮を示す熱特性と、
の少なくとも1つを含む
請求項4に記載の位置補正情報処理装置。
【請求項6】
前記金型特性情報は、
前記金型の荷重に対する収縮を示す強度特性と、
前記金型の温度に対する収縮を示す熱特性と、
の少なくとも1つを含む
請求項4に記載の位置補正情報処理装置。
【請求項7】
前記補正情報は、
前記位置補正装置を制御するための補正指令値
を含む
請求項1に記載の位置補正情報処理装置。
【請求項8】
前記補正情報出力部は、前記被加工材状態情報又は前記金型状態情報の少なくとも1つと前記補正情報との相関関係を機械学習させた学習モデルに、前記入力情報を入力することにより、前記補正情報を出力する、
請求項1に記載の位置補正情報処理装置。
【請求項9】
被加工材又は金型の少なくとも1つの状態に基づいて金型部品の位置を補正する位置補正システムであって、
前記被加工材の状態を示す被加工材状態情報又は前記金型の状態を示す金型状態情報の少なくとも1つを含む入力情報を測定する情報入力装置と、
前記入力情報を取得する入力情報取得部と、前記入力情報に基づいて、前記金型部品の位置を補正するための補正情報を出力する補正情報出力部と、を備える位置補正情報処理装置と、
前記補正情報に基づいて、前記金型部品の位置を補正する位置補正装置と、
を備える
位置補正システム。
【請求項10】
被加工材又は金型の少なくとも1つの状態に基づいて金型部品の位置を補正する位置補正システムであって、
前記被加工材の状態を示す被加工材状態情報又は前記金型の状態を示す金型状態情報の少なくとも1つを含む入力情報を測定する情報入力装置と、
前記入力情報と、前記金型部品の位置を補正するための補正情報と、で構成される学習用データを複数組記憶する学習用データ記憶部、複数組の前記学習用データを学習モデルに入力することで、前記入力情報と前記補正情報との相関関係を前記学習モデルに学習させる機械学習部、及び、前記機械学習部により前記相関関係を学習させた前記学習モデルを記憶する学習済みモデル記憶部、を有する機械学習装置と、
前記学習モデルに、前記入力情報を入力することにより、前記入力情報に対する前記補正情報を出力する補正情報出力部を有する位置補正情報処理装置と、
前記補正情報に基づいて、前記金型部品の位置を補正する位置補正装置と、
を備える
位置補正システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プレス加工機に用いる金型部品の位置を補正する位置補正情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、固定ポンチと可動ポンチとを有するポンチ型と、曲げ刃とパッドとを有するダイ型とを備え、ポンチ型とダイ型とが近接して鋼板をハット断面形状に曲げ成形し、可動ポンチが近接位置から離間位置へ移動するとき縦壁部に張力を付加し、可動ポンチとパッドとの相対距離を離間位置にて所定距離に固定させるプレス金型が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-161171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のプレス金型は、ハット型断面部品のプレス加工のみに用いられる技術であった。また、可動ポンチとパッドとの相対距離のみを計測対象としており、被加工材又は金型の状態を考慮することはなかった。
【0005】
本発明は、様々な形式のプレス加工機に用いることができ、被加工材又は金型の状態に基づいて高精度な加工が可能な位置補正情報処理装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる位置補正情報処理装置は、
被加工材及び金型の少なくとも1つの状態に基づいて金型部品の位置を補正する位置補正装置を制御する位置補正情報処理装置であって、
前記被加工材の状態を示す被加工材情報及び前記金型の状態を示す金型情報の少なくとも1つを含む入力情報を取得する入力情報取得部と、
前記入力情報に基づいて、前記位置補正装置を制御するための補正情報を出力する補正情報出力部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明にかかる位置補正情報処理装置によれば、様々な形式のプレス加工機に用いることができ、被加工材又は金型の状態に基づいて高精度な加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の位置補正システム1のシステム構成の一例を示す。
第1実施形態の位置補正装置30を設置した金型50の一例を示す。
第1実施形態の位置補正システム1で用いる各種情報の一例を示す。
第1実施形態の位置補正装置30の一例を示す。
図4のV-V矢視図を示す。
図5のVI-VI矢視図を示す。
第1実施形態の位置補正装置30の組み立て前の分解斜視図の一例を示す。
第1実施形態の位置補正情報処理装置20の補正情報22aの取得方法の一例を示す。
第1実施形態の位置補正方法のフローチャートの一例を示す。
第1例の電動プレス加工機100の一例を示す。
第1例の電動プレス加工機100のスライド機構の一例を示す。
第1例の電動プレス加工機100のスライド1111を含む水平断面の一例を示す。
第1例の電動プレス加工機100のシステム構成の一例を示す。
第1例の電動プレス加工機100によるプレス加工のフローチャートの一例を示す。
第1例の電動プレス加工機100の補正位置と加工後材料厚の関係の一例を示す。
第2例の電動プレス加工機200の一例を示す。
第2例の電動プレス加工機200の金型50付近の一例を示す。
第2実施形態の位置補正システム1の機械学習装置60のシステム構成の一例を示す。
第2実施形態の機械学習装置60で使用されるニューラルネットワークモデルの一例を示す。
第2実施形態の機械学習装置60による機械学習方法のフローチャートの一例を示す。
第2実施形態の位置補正情報処理装置20のシステム構成の一例を示す。
第2実施形態の補正情報推論方法のフローチャートの一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、第1実施形態の位置補正システム1のシステム構成の一例を示す。図2は、第1実施形態の位置補正装置30を設置した金型50の一例を示す。図3は、第1実施形態の位置補正システム1で用いる各種情報の一例を示す。図3(a)は入力情報21aの一例を示し、図3(b)は被加工材特性情報40a及び金型特性情報40bの一例を示し、図3(c)は補正情報22aの一例を示す。
【0010】
図1に示す金型50は、材料を送りながら複数の加工を行う順送潰し加工用の金型50の構造である。なお、金型50は、せん断加工、絞り加工、又は、曲げ加工等、いずれの加工用でもよい。また、多層フィルムの型抜き又は切断等の加工に用いる金型50でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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