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公開番号
2025116295
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025095659,2022571759
出願日
2025-06-09,2021-05-26
発明の名称
モジュール式静脈アセンブリ
出願人
ケアフュージョン 303、インコーポレイテッド
代理人
弁理士法人浅村特許事務所
主分類
A61M
5/14 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】多くのIV構成要素コア機能を1つの装置に組み込み、したがって、製造の複雑さ及びコストを低減するとともにユーザによるユーザビリティを向上させる、モジュール式IVアセンブリを提供すること
【解決手段】モジュール式静脈(IV)アセンブリが提供される。モジュール式IVアセンブリは、本体及び入口コネクタを有するドリップ・チャンバと、ドリップ・チャンバのベース部分に直接連結されるベース・ハウジングであって、ドリップ・チャンバと流体接続する入口ポート、及び入口ポートと流体接続する流路キャビティ、を有するベース・ハウジングと、ベース・ハウジングの第1の部分に直接連結される流量制御組立体と、を含む。フィルタ組立体、ラン・ドライ防止部材、逆止弁及びエア・ベント組立体のいずれも、モジュール式IVアセンブリに含まれ得る。IVセット及び使用方法も提供される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
本体及び入口コネクタを有するドリップ・チャンバと、
前記ドリップ・チャンバのベース部分に直接連結されるベース・ハウジングであって、前記ドリップ・チャンバと流体接続する入口ポート、及び前記入口ポートと流体接続する流路キャビティ、を有するベース・ハウジングと、
前記ベース・ハウジングの第1の部分に直接連結される流量制御組立体であって、
ローラ・ハウジング、
ローラ、及び
前記ローラと前記ベース・ハウジングにおける前記流路キャビティとの間に配置される流量制御膜、を含む流量制御組立体と、
を含む、モジュール式静脈(IV)アセンブリ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記流路キャビティは、一定の幅及び変化する深さを有する第1の流れ面積と、変化する幅及び一定の深さを有する第2の流れ面積と、を含む、請求項1に記載のモジュール式IVアセンブリ。
【請求項3】
前記流量制御組立体は、前記ローラが、前記第1の流れ面積の開始位置に隣接して前記流量制御膜と係合状態にある場合、前記ベース・ハウジングを通る流体流を防止するように構成される、請求項2に記載のモジュール式IVアセンブリ。
【請求項4】
前記流量制御組立体は、前記ローラが、前記第2の流れ面積の端部分に隣接して前記流量制御膜と係合状態にある場合、前記ベース・ハウジングを通る十分な流体流を供給するように構成される、請求項2に記載のモジュール式IVアセンブリ。
【請求項5】
前記流量制御組立体は、前記流量制御膜と係合した前記ローラが前記第2の流れ面積の端部分から移動するにつれ、前記ベース・ハウジングを通る増加する流体流を供給するように構成される、請求項2に記載のモジュール式IVアセンブリ。
【請求項6】
前記ベース・ハウジングの第2の部分に直接連結されるフィルタ組立体をさらに含む、請求項1に記載のモジュール式IVアセンブリ。
【請求項7】
前記第1の部分及び前記第2の部分は、前記ベース・ハウジングの対向する面にある、請求項6に記載のモジュール式IVアセンブリ。
【請求項8】
前記フィルタ組立体は、
前記ベース・ハウジングの前記第2の部分に直接連結されるフィルタ・ハウジングと、
前記フィルタ・ハウジングと前記ベース・ハウジングの前記第2の部分との間に配置されるフィルタ膜と、を含む、請求項6に記載のモジュール式IVアセンブリ。
【請求項9】
前記フィルタ膜は、前記フィルタ膜が湿潤されるとガスが前記フィルタ膜を通ることを防止する親水性材料を含む、請求項8に記載のモジュール式IVアセンブリ。
【請求項10】
前記フィルタ膜の第1の面は、前記ベース・ハウジングの前記第2の部分の内面からある距離を置いて隣接して配置され、前記第2の部分の前記内面と前記フィルタ膜の前記第1の面との間のスペースは、前記流量制御組立体から前記ベース・ハウジングの前記第2の部分に入る流体のための流路を提供するように構成される、請求項8に記載のモジュール式IVアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
該当なし
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
静脈(IV)輸液セットは典型的に、ドリップ・チャンバ、ローラ・クランプ、ピンチ・クランプ、フィルタ及び逆止弁等、それぞれがコア機能を有するいくつかの構成要素を含む。これら構成要素は典型的に、IVチュービングの長さによって互いに連結されて、使い捨てIVセットの使用準備が整ったものとしてパッケージングされる完備したIV輸液セットを提供する。かかるIV輸液セットは、かなりの数のIVチュービング接続部を有し、これにより、IVチュービング接続部の数がより多くなるにつれ、それに応じて接続部の漏れのリスクが増すことになる。各別個の構成要素もまた、ユーザに別の相互接続点をもたらす。これらの要因により、製造の複雑さ及びコストがより高くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
多くのIV構成要素コア機能を1つの装置に組み込み、したがって、製造の複雑さ及びコストを低減するとともにユーザによるユーザビリティを向上させる、モジュール式IVアセンブリを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、いくつかのIV輸液セット構成要素のコア機能を組み合わせるモジュール式IVアセンブリを提供する。
【0005】
1つ又は複数の実施例では、モジュール式静脈(IV)アセンブリが提供される。モジュール式IVアセンブリは、本体及び入口コネクタを有するドリップ・チャンバを含む。モジュール式IVアセンブリはまた、ドリップ・チャンバのベース部分に直接連結されるベース・ハウジングであって、ドリップ・チャンバと流体接続する入口ポートと、入口ポートと流体接続する流路キャビティと、を有するベース・ハウジングを含む。モジュール式IVアセンブリは、ベース・ハウジングの第1の部分に直接連結される流量制御組立体をさらに含む。流量制御組立体は、ローラ・ハウジングと、ローラと、ローラとベース・ハウジングにおける流路キャビティとの間に配置される流量制御膜と、を含む。
【0006】
1つ又は複数の態様では、流路キャビティは、一定の幅及び変化する深さを有する第1の流れ面積と、変化する幅及び一定の深さを有する第2の流れ面積と、を含む。1つ又は複数の態様では、流量制御組立体は、ローラが、第1の流れ面積の開始位置に隣接して流量制御膜と係合状態にある場合、ベース・ハウジングを通る流体流を防止するように構成される。1つ又は複数の態様では、流量制御組立体は、ローラが、第2の流れ面積の端部分に隣接して流量制御膜と係合状態にある場合、ベース・ハウジングを通る十分な流体流を供給するように構成される。1つ又は複数の態様では、流量制御組立体は、流量制御膜と係合したローラが第2の流れ面積の端部分から移動するにつれ、ベース・ハウジングを通る増加する流体流を供給するように構成される。
【0007】
1つ又は複数の態様では、フィルタ組立体がベース・ハウジングの第2の部分に直接連結される。1つ又は複数の態様では、第1の部分及び第2の部分は、ベース・ハウジングの対向する面にある。1つ又は複数の態様では、フィルタ組立体は、ベース・ハウジングの第2の部分に直接連結されるフィルタ・ハウジングと、フィルタ・ハウジングとベース・ハウジングの第2の部分との間に配置されるフィルタ膜と、を含む。1つ又は複数の態様では、フィルタ膜は、フィルタ膜が湿潤されるとガスがフィルタ膜を通ることを防止する親水性材料を含む。1つ又は複数の態様では、フィルタ膜の第1の面は、ベース・ハウジングの第2の部分の内面からある距離を置いて隣接して配置され、第2の部分の内面とフィルタ膜の第1の面との間のスペースは、流量制御組立体からベース・ハウジングの第2の部分に入る流体のための流路を提供するように構成される。1つ又は複数の態様では、フィルタ膜の第2の面は、フィルタ・ハウジングの内面からある距離を置いて隣接して配置され、フィルタ・ハウジングの内面とフィルタ膜の第2の面との間のスペースは、フィルタ膜を通る流体のための流路を提供するように構成される。
【0008】
1つ又は複数の態様では、フィルタ膜に配置された個別の層及びフィルタ膜を含む一体形成された材料のうちの一方を含むラン・ドライ防止部材が含まれる。1つ又は複数の態様では、ベース・ハウジングの第2の部分に直接連結されるフィルタ・ハウジングと、フィルタ・ハウジングに直接連結される流体出口ハウジングと、フィルタ・ハウジングの外面における出口キャビティと流体出口ハウジングとの間に配置される一方向逆止弁であって、流体が反対方向に流れて出口キャビティに入り込むことを防止しつつ、流体が流体出口ハウジングにおける退出ポートを通って出口キャビティから流れ出ることを可能にするように構成される、一方向逆止弁と、が含まれる。1つ又は複数の態様では、流体出口ハウジング、逆止弁及び出口キャビティは、ドリップ・チャンバに隣接してベース・ハウジングの上部分に配置される。1つ又は複数の態様では、流体出口ハウジング、逆止弁及び出口キャビティは、ベース・ハウジングの下部分に配置される。
【0009】
1つ又は複数の態様では、エア・ベント組立体がベース・ハウジングの第2の部分に直接連結され、第1の部分及び第2の部分は、ベース・ハウジングの対向する面にあり、エア・ベント組立体は、ベース・ハウジングの第2の部分に配置されるベント・キャビティと、ベント・キャビティに配置されるベント・ポートであって、ベース・ハウジングにおける空気流路に連結される、ベント・ポートと、ベント・キャビティに配置されるエア・ベント膜と、を含む。1つ又は複数の態様では、エア・ベント膜は、ガスがエア・ベント膜を通るとともにベント・ポートを介して出ることを可能にしつつ、液体がエア・ベント膜を通ってベント・ポートに入り込むことを防止する小孔疎水性材料を含む。1つ又は複数の態様では、ドリップ・チャンバは、ドリップ・チャンバのベース部分においてベース・ハウジングに隣接して配置された下部ハウジング部分と、ベース・ハウジングにおける入口ポートと位置合わせされるレベリング出口ポートと、レベリング出口ポートの対向する側に隣接して配置される、第1のレベリング入口ポート及び第2のレベリング入口ポートと、第1のレベリング入口ポート内に配置される障壁と、を有する自己レベリング組立体を含む。
【0010】
1つ又は複数の実施例では、静脈(IV)セットが提供される。IVセットは、本体及び入口コネクタを有するドリップ・チャンバと、ドリップ・チャンバのベース部分に直接連結されるベース・ハウジングであって、ドリップ・チャンバと流体接続する入口ポート、及び入口ポートと流体接続する流路キャビティ、を有するベース・ハウジングと、ベース・ハウジングの第1の部分に直接連結される流量制御組立体であって、ローラ・ハウジング、ローラ、及びローラとベース・ハウジングにおける流路キャビティとの間に配置される流量制御膜、を含む流量制御組立体と、を有するモジュール式IVアセンブリを含む。IVセットはまた、第1のIVチューブによってドリップ・チャンバの入口コネクタに連結される流体容器を含む。IVセットは、第2のIVチューブによってモジュール式IVアセンブリに連結される流体送達部材をさらに含む。
(【0011】以降は省略されています)
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