TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025116279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025094848,2021169304
出願日2025-06-06,2021-10-15
発明の名称動力伝達システム
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16H 1/32 20060101AFI20250731BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】耐衝撃性を向上させることが可能な動力伝達システム及び建設機械を提供する。
【解決手段】動力伝達システム10は、少なくとも1組(例えば、3組)の回転電機21、減速機23及びダンパー25を備える。減速機23の入力部は回転電機21の出力部に連結されている。減速機23は、互いに噛み合う複数の歯車を有するとともにバックラッシを有する歯車機構である。ダンパー25は、減速機23の固定部又は固定部に連結される部材と、減速機23の出力部又は出力部に連結される部材との間に連結されている。ダンパー25は、減速機23で動力を出力する出力部と出力部を支持する固定部との間に設けられるバックラッシ中で作用する荷重を低減させる。ダンパー25は、バックラッシ中で作用する荷重に起因する可動部の速度の増大に伴って増大傾向に変化する低減力を発生させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに噛み合う複数の歯車を有するとともにバックラッシを有する歯車機構と、
前記バックラッシ中で作用する荷重を低減させる負荷と、
を備える
動力伝達システム。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記負荷は、
前記バックラッシ中での前記荷重に起因する可動部の速度の増大に伴って増大傾向に変化する低減力を発生させるダンパーである
請求項1に記載の動力伝達システム。
【請求項3】
前記負荷は、
前記歯車機構で動力を出力する出力部と前記出力部を支持する固定部との間に設けられる前記バックラッシ中で作用する前記荷重を低減させる
請求項1又は請求項2に記載の動力伝達システム。
【請求項4】
互いに噛み合う複数の歯車を有するとともにバックラッシを有する減速機と、
前記バックラッシ中で作用する荷重に起因する可動部の速度の増大に伴って増大傾向に変化する低減力を発生させるダンパーと、
を備える
動力伝達システム。
【請求項5】
本体と、
前記本体に連結されるブームと、
前記ブームに連結されるアームと、
前記アームに連結されるアタッチメントと、
前記本体と前記ブームとの連結部、前記ブームと前記アームとの連結部、及び前記アームと前記アタッチメントとの連結部の少なくともいずれか一つの前記連結部に設けられる動力伝達システムと、
前記動力伝達システムに動力を出力する回転電機と、
を備え、
前記動力伝達システムは、
互いに噛み合う複数の歯車を有するとともにバックラッシを有する減速機と、
前記バックラッシ中で作用する荷重に起因する可動部の速度の増大に伴って増大傾向に変化する低減力を発生させるダンパーと、
を備える
建設機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動力伝達システム及び建設機械に関する。
続きを表示(約 930 文字)【背景技術】
【0002】
従来、動力伝達部と出力部との間に弾性材料のダンパーを備える減速機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-7555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の従来技術のような減速機及び電動機を建設機械のアーム又はブーム等に駆動装置として搭載する場合、ダンパーの素材強度の不足によって、外部から入力される衝撃を減速機で適正に吸収することができない可能性があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、耐衝撃性を向上させることが可能な動力伝達システム及び建設機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る動力伝達システムは、互いに噛み合う複数の歯車を有するとともにバックラッシを有する歯車機構と、前記バックラッシ中で作用する荷重を低減させる負荷とを備える。
【0007】
このように構成することで、歯車機構のバックラッシ中で作用する荷重を負荷によって低減させることができる。例えば負荷を備えない場合に比べて、歯車機構の耐衝撃性を向上させることができる。
【0008】
上記構成で、前記負荷は、前記バックラッシ中での前記荷重に起因する可動部の速度の増大に伴って増大傾向に変化する低減力を発生させるダンパーであってもよい。
【0009】
上記構成で、前記負荷は、前記歯車機構で動力を出力する出力部と前記出力部を支持する固定部との間に設けられる前記バックラッシ中で作用する前記荷重を低減させてもよい。
【0010】
本発明の他の態様に係る動力伝達システムは、互いに噛み合う複数の歯車を有するとともにバックラッシを有する減速機と、前記バックラッシ中で作用する荷重に起因する可動部の速度の増大に伴って増大傾向に変化する低減力を発生させるダンパーとを備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

ナブテスコ株式会社
主機制御システム
1日前
ナブテスコ株式会社
駆動装置及び位置調整装置
8日前
ナブテスコ株式会社
主機制御システム及び航行支援装置
1日前
ナブテスコ株式会社
推進装置制御システム、航行支援装置
1日前
ナブテスコ株式会社
推進装置制御システムおよび航行支援装置
1日前
ナブテスコ株式会社
推進装置制御システムおよび航行支援装置
1日前
ナブテスコ株式会社
ワークポジショナ及びワークポジショナの設置方法
1か月前
ナブテスコ株式会社
自動ドア装置、表示装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム
1か月前
個人
鍋虫ねじ
1か月前
個人
回転伝達機構
1か月前
個人
紛体用仕切弁
1か月前
個人
ホース保持具
5か月前
個人
差動歯車用歯形
3か月前
個人
トーションバー
5か月前
個人
ジョイント
8日前
個人
ナット
9日前
個人
ボルトナットセット
6か月前
株式会社不二工機
電磁弁
4か月前
株式会社不二工機
電磁弁
2か月前
個人
地震の揺れ回避装置
2か月前
個人
吐出量監視装置
25日前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社三協丸筒
枠体
6か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
6か月前
柿沼金属精機株式会社
分岐管
1か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
3か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
3か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
4か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
6か月前
株式会社不二工機
電磁弁
1か月前
株式会社不二工機
電動弁
5か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
4か月前
続きを見る